高須幸雄前国連日本大使の被災地訪問 [2011年10月15日(Sat)]
3日前に連絡が入り、今回も宮城教育大学の島野先生にアドバイスとサポートを頂きながら高須先生の予定アレンジと同行をさせて頂きました。
朝10時から南三陸町仮庁舎町長室で佐藤仁町長にお目にかかりました。いつもお世話になっている志津側中瀬町の佐藤区長も同席くださいました。 高須先生の「子ども未来館」から復興予算、病院、復興公営住宅、二重ローンの問題、仮設商店街、給食センターと話は広がってゆき1時間以上話し込まれておりました。 メインイベントは13:30からの気仙沼市図書館でのHSF(Human Security Forum:人間の安全保障フォーラム)文庫贈呈式だったのですが、その前に、東京から持ち込んだ書棚を組み立てました。汗だくになって率先して動かれていたのが高須先生でした。そして図書館の皆さんも総出でお手伝い下さいました。HSF文庫は被災地の子どもたちの成長の助けとなるような良書200点余りをHSFが厳選し、駒場友の会のご協力により実現したものです。 贈呈式には気仙沼市教育委員会白幡教育長、及川先生、千葉生涯学習課長、千田本吉図書館館長がいらして下さり、新聞社2社も取材に来て下さいました。 NPO HSF事務局長たいち君は集まった子ども達に紙芝居の読み聞かせを披露しました! そして、気仙沼市階上(はしかみ)中町商店のおばあちゃんから「2階から反物が見つかったから取りにおいでー」とお電話を頂き帰りに寄らせて頂きました。反物は大切に手仕事用に使わせて頂き、その他に頂いた食器などは必要な方に差し上げるか仮設で使用させて頂きます。 次に大谷海岸のシャンティ事務局にお伺いし白鳥さんのお話を伺いました。たくさんのNPOの取り纏めを買って出て下さっているだけあり、非常に信頼の置ける方とお見受けしました。 最後はRQ登米本部に戻り、志津川金秀寺の酒井禅悦さんとも3時間近くお話が続きました。 仙台で被災し志津川まで歩いて帰る途中に写真を撮られており、震災当日と翌日の写真が生々しかったです。5月に登米の避難所で2回遭遇し、おばあちゃん達から絶大な支持を得られているのは知っていたのですが、初めてゆっくり話すことができて、なるほどという感じでした。 今日は色んな立場の方の様々な視点から深〜い話を聞けて学びの一日でした。 |