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無力を感じる[2011年04月25日(Mon)]
 今日は予定では南三陸へ向かうはずでした。でも、昨日のあらしのような天気で道路状況が不安だったことと、全国からの支援ボランティアと残念ながら見物車両も含めてあらゆる地域のナンバープレートの車が走っていて、三陸道や東部道路、45号線はどこもかしこも大渋滞だったことと、先日石巻へ行ったときにその大渋滞の中で緊急車両(特に自衛隊車両)が身動きとれずにいるのを見て、なんだか邪魔になっていたのではないかと気が気ではなかったからです。(後で納得したのですが、石原軍団の炊き出しが原因だったかも…)

 石巻は、外海の津波にさらされた地域と、多賀城のように湾の津波にやられた地域との違いを如実に物語っていました。道路標識の青いプレートがなぎ倒されているのを見たときは、いったい何メートルの津波が襲ったのかと思いました。そして、やはりここでも想定外の津波だったのでしょう、にぎやかなはずの商店街の奥の方にまで浸水があったようで、町はすっかり休止状態でした。今回向かった目的地は一緒に活動をしているSさんと交流関係のあった英語教室兼保育所で、何度電話してもどうしても連絡のつかないそこへ直接訪ねていって、石巻の様子を伺ってみようと考えていたからでした。が、たどりついたその場所を含む周辺にはすでに生活する人はほとんどおらず、仙台で言えばいまだ地震直後のような様子でさえありました。
 途中、まだ水道さえ復旧していない様子で、給水を待つ人々の列がありました。まだここでは文具や教材の出番はない…無力を感じて帰ってきました。

 すべてのこどもたちや学校を助けられるわけではない。そうしたくても、私たちだけでそれができるわけではない。私たちは、誰をどのように支援するべきなのか。
 数日後にそれをあらためてメンバーで話し合う予定になっています。

 また報告します。
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