日本は電気自動車のレベルでも後れをとっているのではないか。また、電気自動車の充電スタンドの設置もイギリスに遅れている。
ソフトウエアの分野はアメリカに後れを取り、それだけでなく次世代の動力源の開発とインフラの整備でもイギリスに遅れているという実感を多くの日本人が持つのではないか。
日本の自動車メーカーはガソリンと電気の併用のハイブリット車の開発に力を入れているが、それでよいのかどうか立ち止まって考えるべきであろう。
廃業しているガソリンスタンドを電気充電スタンドとして復活させ、運営に採算が取れる方策を政府は立てるべきである。
石油会社系列のガソリンスタンドは、充電設備の併設を義務ずけることだ。
国際競争力ランキングでは、日本は30位に後退した。
1位シンガポール、2位香港、14位中国、16位台湾、25位タイ、28位韓国と
日本は30位でアジアの諸国に追い越されている。昔は日本が数年間1位であった。
データ
スプートニク日本 2019年06月04日 10:00
この1年間で公共の充電スタンドの市場が大幅に成長し、新しい施設の数が57%増加した。
現在、シェトランド諸島からコーンウォールの海岸、ジャイアンツ・コーズウェーからドーバーの白い崖まで、国内のどこでも充電スタンドを見つけることができる。
同時に、充電スタンドの総数がガソリンスタンドの数を上回った。ウェブサイト「リニューアブル・エナジー・ワールド(RenewableEnergy World)」が報じた。
過去6年間で、街中の電気自動車の台数は、3500台から21万台に大幅に増加した。アナリストの分析では、国内の電気自動車の数は、2022年末までに少なくとも100万台に達する。
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これらの数字は、2040年までにすべての新車およびトラックの電化を目的とした政府の政策によって強化される。
すでにそのターニングポイントは過ぎており、現在国内では、普通のガソリンスタンドより、充電スタンドの方が多くなっており、その割合は8400カ所に対して8471カ所となっている。
充電スタンドの数の拡大と並行して、急速充電の技術も普及している。
ほとんどの「急速」充電スタンドでは、50キロワットが供給されるため、標準の電気自動車を40分で充電でき、最新電力では350キロワットに達する。
それらは、次世代の電気自動車向けとなるが、それらの走行距離は最長となる。