第一次世界大戦は、次の第二次世界大戦の引き金となった、大きな戦争である。日本は中国の青島に駐屯していたドイツ軍を攻撃して勝利したという観点からしか分析していないきらいを感じる。
敗戦したドイツの国民の選択は、ロシアに倣って共産化するか、民族主義にのっとって右派の国粋主義のヒットラーを選ぶかという瀬戸際に立った。
そしてドイツは右派のヒットラーを選択した。
フランスのマクロン大統領の100年目の演説はその背景をもとにしている。
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アメリカCNN 11/12(月) 12:15配信 CNN.co.jp
第1次大戦終結から100年、世界各国で記念式典
(CNN) 第1次世界大戦の終結から100年を迎えた11日、世界各国で記念式典が行われ、一般の人や元兵士、各国の指導者、王室関係者らが参列して、1914年から18年まで4年間続いた大戦のために命をささげた850万人を追悼した。
フランスでは凱旋門にある無名兵士の墓の前で11日午前、休戦協定から100年を記念する式典が開かれ、マクロン大統領が「愛国心はナショナリズムの対極にある」と演説した。