今月(7月)6日にアメリカのポンペオ国務長官が、北朝鮮を訪問した。
表向きの訪問理由は、先の朝鮮戦争での死亡兵士の遺骨の返還となっているが、本当のところは北朝鮮の核開発継続疑惑についてであろう。
また、日本の拉致問題の解決についての打診もすると思われる。日本から金を出させるためにはこの問題を避けて通れないからだ。
北朝鮮は、核の開発と破棄のための膨大な経費をアメリカに要求すると思われる。
翌日、7月7日にポンペオ国務長官は日本を訪問する予定となっており、河野外相、安倍首相との会談の予定であろう。
議題は、経済制裁の継続の要請と、拉致問題にたいする北朝鮮の姿勢について協議されるものと推定される。お金の拠出も強要されるだろう。
朝鮮の38度線の板門店の統一閣では、すでにアメリカのキム・ソル・フイリピン大使と北朝鮮の外務次官との事前協議が現在も行われているようだ。
議題は、トランプ政権の経済制裁延長と、北朝鮮の核開発の継続疑惑についてであろう。
また、ニューヨーク・ポスト紙の報道によれば9月にニューヨークで開催される国連総会に北朝鮮の金正恩氏が招かれる可能性があるという。
実現すれば、第二回目の米朝首脳会談ということになろう。
同じく、ロシア・ウラジオストクで9月に開催される経済フォーラムに北朝鮮の金正恩氏が出席し、南北朝鮮の首脳会談の開催が予定されている。
日本の安倍首相もその経済フォーラムに出席予定で、そこで、日朝首脳会談が開催されることが進められている。日本外務省は北朝鮮と調整中であろう。
拉致問題については7日に訪日するポンペオ国務長官との協議によるものと思われる。
朝鮮半島をめぐり、国際情勢は激動することが予感される。