いよいよ、明日未明、ベルギー戦が始まる。日本はこの一戦にかけてきたといってよい。ポーランド戦で6人のメンバーを変えたということは戦力を温存しておくという、その意気込みであったのである。
特に白人の国から日本の作戦に対して批判が出ているが、それ以外の国からは非難らしき論調はない。問題は、その決断がサムライ精神を失っていたというものかどうかである。
武士道のサムライの精神は、身を切らせて骨を切る というすざまじい闘魂が込めれれていると同時に、冷静な判断力が求められている。
戦国のサムライは戦うために武道のたゆまない訓練と鍛えられた戦闘感覚を養い、勝つために徹底的に戦うという精神が武士の生き方である。。
徹底的に戦っても勝たなければ意味がないのであるから、勝機を冷静に思考して勝てる方法を決断するということも戦い方の一つの形である。
明日のベルギー戦には、サムライ精神をいかんなく発揮し、チャンスを逃すことなく勝機をつかみベルギーに勝利してほしい。
今年のサッカーはかつての強豪が敗退して波乱の大会となっているから、日本も波乱を起こし、8強に残ろう。