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2018年05月23日16時05分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版] comment33 sharemixi
韓米首脳会談のために米国を訪問している文大統領が22日午前(現地時間)、ホワイトハウスに到着し、トランプ大統領の案内で会談場へ向かっている。
米ドナルド・トランプ大統領が初めて「南北統一」について公式言及した。
トランプ大統領は22日(現地時刻)、ワシントンのホワイトハウスで韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領との韓米首脳会談の前に行われたメディアとの質疑応答で「いつか彼ら(南北)は一緒になり(get together)、『一つの韓国(one Korea)』に戻る」と述べ、「南北がそれを望むなら私も良い」と話した。
トランプ大統領が北朝鮮の非核化と終戦宣言、そしてその後行われる経済協力などから一歩進み、南北統一について公式に言及したのは今回が初めてだ。
ただし、統一の具体的な時期に関しては「今ではなくても、未来のいつか(someday in the future)」との説明にとどまった。
トランプ大統領は統一に言及し、「成功した二つのコリア」をビジョンとして提示した。
付記
アメリカ政府として、南北朝鮮の統一を認めた重要な発言である。
戦争を経ずして分断国家の統一が成し遂げられれば、これは歴史の残る快挙である。
中国の習主席がシンガポールに現れ、平和条約に調印する可能性がある。
南北朝鮮の停戦協定は、アメリカと中国と北朝鮮の間で締結されているからである。
韓国はこの時、停戦協定を承認せず、協定にはサインしていない。
南北朝鮮の統一と非核化が天秤にかけられてきた。 文大統領の政治力であろうか。
金正恩氏の非核化の決断というところになるだろう。
水面下で秘密交渉が行われており、来週にその結論が出るとトランプ氏が公言している。