米国で相次ぐ銃乱射事件を受け、高校生らが中心となって銃規制の強化を求めるデモが24日、全米各地で一斉に開かれた。
首都ワシントンでは中心部の目抜き通りを参加者が埋め尽くし「もうたくさんだ(Enough is Enough)」と声を上げた。
米メディアによると、主催者はワシントンの参加者数を約80万人と推計している。
ワシントンのデモでは、2月に17人が犠牲となる銃乱射事件が起き、銃規制強化の運動を主導してきたフロリダ州の高校生らが次々と登壇。
「あれから1カ月以上たつのに何も変わっていない。今すぐ変革が必要だ」と訴えた。
24日が誕生日だった犠牲者のために、クラスメートが涙ながらに「ハッピーバースデー」の合唱を呼び掛け、参加者の涙を誘った。
データ
2018/3/25 6:41 日本経済新聞
付記
アメリカ人が、身を護るために銃を持つのは、アメリカ先住民であったインデアン族を5000万人とも1億人とも虐殺したことからきているという意見がある。
インデアンの血が、アメリカ人に銃を持ち身を護もらざる得ない心境に駆り立てているのではないか。
インデアンの死体を山盛りしている残されている写真を見ると殺戮のすざまじさを感じる。
だから、アメリカ人は銃を持ち身を守ることから逃れられないのだろう。
銃規制はアメリカでは実現しないであろう。大変、残念ながら。
何故、銃を持ち身を守らねばならないのか。
国があり、軍隊があり、警察があり、安全が保たれているのが国家とすれば、それでも個人が自分自身が守らざる得ないのは何からなのだろうかということを自問する時なのではないだろうか。
アメリカの先住民であったインデアンの歴史を調べ直してみる必要があると思う。