【ワシントン時事】NBCニュースなど複数の米メディアは1日、マクマスター大統領補佐官(国家安全保障担当)が、4月にも辞任する可能性があると報じた。
トランプ大統領との関係悪化が原因とされるが、報道内容が事実なら、政権の安保政策に大きな影響が及ぶのは必至だ。
NBCは後任の安保担当補佐官候補として、元国家安全保障会議(NSC)スタッフでもある米自動車大手フォードのスティーブン・ビーガン副社長が挙がっていると伝えた。
マクマスター氏は現役の陸軍中将で、ABCニュースは「昇進して軍務に戻す」方向でホワイトハウスと国防総省が調整中と報じている。
NSC高官は声明で、「トランプ氏は報道を『フェイク(偽)ニュースだ』と言い、マクマスター氏に素晴らしい仕事ぶりだと伝えた」と辞任観測を否定した。
[時事通信社]2018-03-02 10:36
付記
トランプ政権の側近たちが辞任している。先日も広報担当部長が辞任表明している。
またトランプ氏の娘イヴァンカ女史とその婿クシナー氏が重要問題にタッチできないようになるとの報道もある。
アメリカの政権に何かが発生するような予感を感じさせる動きである。政変か、株の暴落か、銃の乱射事件か、何かが起こるかもしれない。
アメリカ ヒックス広報部長