読書のすすめ 2 人種戦争 レイス・ウオー
太平洋戦争 もう一つの真実 ジェラルド・ホーン
平成27年7月初版
“白旗を掲げて日本兵が投降してきても、捕虜としない
また、白旗を掲げて日本兵が投降してきても、捕虜としないで ほとんどの投降兵を殺してしまっていた。英語がわかるものを生かし、 あとは捕虜にせず、虐殺してしまっていた.
日本兵の“死人に口なし”という虐殺にあっていた。
東条英機の“戦陣訓”“生きて虜囚の辱めを受けず”はアメリカ軍 との戦いには、皮肉にも最適な訓示であった。 虜囚となる前に白旗を揚げてもほとんど虐殺されたのであるから。
戦争ニュースでアメリカ軍が火炎放射器で日本兵を焼き殺す姿を放映していた。
子供の頃見た映画の始まる前にニュースとして放映されていたのが、 たぶんアメリカ占領軍の指示であろうが、戦争ニュースでアメリカ軍が 火炎放射器(ガソリンに火につけ放射する兵器)で、或いは手りゅう弾で、 日本兵がいそうな洞窟や家屋を焼くなり爆破していたのを放映していた。
日本兵を焼き殺すということで子供心にもいやな気分であった。
アメリカ占領軍が、日本人の大衆の教育の一環として、アメリカが正しく日本人が悪であった。だから殺されているのだということを植え付けるためであったのだろう。
アメリカ軍の日本人に対する洗脳教育は徹底していて、”残虐だったのは日本人だ”というように刷り込まれてしまった人が多い。実際には残虐であったのはアメリカ兵であった。
戦後70年を経てアメリカ人により真相が明らかにされてきたということだろう。平成27年になってようやく初版が出版されてきたということである。