宮沢賢治 "雨ニモマケズ" [2016年12月28日(Wed)]
雨ニモマケズ。
宮沢賢治 "雨ニモマケズ" 雨ニモマケズ 風ニモマケズ 雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ 丈夫ナカラダヲモチ 慾ハナク 決シテ瞋ラズ イツモシヅカニワラッテヰル 一日ニ玄米四合ト 味噌ト少シノ野菜ヲタベ アラユルコトヲ ジブンヲカンジョウニ入レズニ ヨクミキキシワカリ ソシテワスレズ 野原ノ松ノ林ノ ノ 小サナ萓ブキノ小屋ニヰテ ―あと略 以上は宮沢賢治の"雨ニモマケズ"の有名な詩の一部ですが、 この中に、日本人の食事の原型がうたわれています。 "1日に玄米4合と味噌と少しの野菜をたべ"とあり、 多分これは明治、大正、昭和前期の時代の一般的な 東北の農民の食事であったのではないでしょうか。 フィチン酸という物質 ご承知の通り、玄米は栄養価が高く、 しかもフィチン酸という物質が含まれています。 フイチン酸はミネラル(鉄、カルシュム、マグネシュム、亜鉛など) と結合してフィチン酸塩をつくります。 フィチン酸と結合したミネラルは水に溶けず, 腸に吸収されるのが阻害されます。 このフィチン酸の排出作用は強力です。 有害物質の排出 この排出作用が、直ちには症状がでない有害物質の 排出に効果がある可能性があるのではないかと言われています。 また、玄米は数か月から半年位で止めるのが理想のようです。 玄米の活用も私たちの自衛のための努力の一つでしょう。 味噌も発酵食品で古代より日本人が活用してきた栄養価の高い食品です。お米はビタミンも含まれ、総合栄養食品と言われています。 現代は、"雨ニモマケズ"で自分自身と家族を自衛しましょう。 |