中国の習主席を公式訪問させるのは、なかなかの外交力と言えるのではないか。
また、地政学的にいっても北朝鮮の立地は戦略上重要な位置ということでもある。
大阪で、トランプ氏と習主席が会談するという直前に訪朝させるとは北朝鮮外務省もしたたかなことをやるものだ。
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スプートニク日本 2019年06月19日 09:34
中国の習近平国家主席が20日から2日間の日程で朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)を公式訪問する。2013年の国家主席就任後初めて。東京新聞が報じた。
習近平氏の訪朝日、朝鮮中央テレビが報じる
非核化を巡る米朝交渉が停滞する中、金正恩朝鮮労働党委員長は、中国との連携を示すことで、北朝鮮への制裁を堅持するトランプ政権に譲歩を迫る模様。
習国家主席は28日から大阪で始まるG20サミットに合わせ、トランプ大統領と会談する。金委員長はトランプ大統領に宛てたメッセージを習国家主席に託す可能性がある。
金委員長は2018年3月の初訪中以降、4回にわたり中国を訪問し、習国家主席に重ねて訪朝を要請してきた。