言い換えれば”アメリカは用心棒代を払わなければ、守ってやらないよ”、だからアメリカ軍にいてほしければその経費を負担しろと言うのがトランプ氏の主張である。
米軍の世界への兵力展開が、アメリカ経済の負担となってきているということである。
昔の昔、ローマ帝国は、占領地に軍隊を置かなかった。
紛争、反乱がおこればその都度、ローマから出撃した。
ローマ帝国の時代から、軍隊の駐留は金がかかるということであることは分かっていた。
日本の場合は、アメリカ軍は占領軍がそのまま駐留軍となり、占領時代の軍の権益を保持したままその駐留費の70%を日本国民に負担させている。実質は80%以上ではないか。
アメリカ軍には日本国民からおもいやり予算として年間5000億円以上を払っているが、アメリカ軍は日本国民防衛に一度も出撃したことがない。北方領土、尖閣諸島しかり。
日本国民の負担額は10年で5兆円、70年で35兆円を負担してきたということである。
データ
スプートニク日本 2018年12月27日 09:06
ドナルド・トランプ米大統領は26日のイラク訪問で、米国は「世界の警察官」であり続けることはできないとの考えを示した。英BBCが伝えた。
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英BBCによると、トランプ大統領はメラニア夫人とともにイラク西部のアル・アサード航空基地を訪問し、およそ20分間にわたり米兵と対話を行った。
トランプ大統領は「あらゆる負担が米国にかかっているのは公平でない。防衛費を支払わないのであれば、自国の安全のために米軍を利用することはやめていただきたい」と述べた。
トランプ大統領はこれまで、「NATO分担金については米国の負担が大きい」として、加盟国に対し防衛費支出増を要求してきた。