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温かなご支援に感謝して [2010年05月22日(Sat)]
サポートネットの平成22年度通常総会を無事に終えることが出来ました。
ご参加下さいました皆様有り難うございました。

規模の大きくなってきた組織の、将来を思いご意見を下さった方。
活動を振り返り、温かな言葉をかけて下さった方。
直接のご参加は少なかったのですが、私たちも支えられ、大切にしていただいていることを受け止めました。

会員の方があってのサポートネットです。
感謝と共に、ますますの応援をお願いいたします。
Posted by サポートネット at 12:15
宮城県第一号 [2010年05月21日(Fri)]
申請手続きを進めておりました「認定NPO」の認定通知が届きました。〓
宮城県では「第一号」の認定です。

(感激で写メもウルウルしたのか滲んでます)
6月1日から晴れて「認定特定非営利活動法人 みやぎ発達障害サポートネット」になります。

今回認定をいただいても、5年ごとに再申請です。
また毎年しっかりと運営できていることを明らかにするための書類の提出も義務付けられています。
心して重く受止めていきたいと考えています。

これからもどうぞ応援をいただき育てていただきたいと願います。
Posted by サポートネット at 16:58
「思い出」は口の中 [2010年05月21日(Fri)]
昨夕 息子が修学旅行から無事に帰りました。
空港で出迎えた際 開口一番
「おかあさん 多賀城の万代書店に行きます」

そう…
息子にとっては、修学旅行の先の「良いこと」が目的だったのです。
出かける前にお父さんと「密約」を交し、修学旅行のご褒美は「中古のゲームソフト」(「中古」とうのがお父さん的)と決めていたようです。

帰宅後お財布の中のレシートを見れば、たくさんの思い出は「口」で作ったことが良く解りました。
楽しみにしていた「ラーメン」
札幌ドームでは「マックナゲットとコーラ」
予想外だったのは帰りの空港での「ホワイトカレー」
牧場体験で創ったバターはジャガイモにつけてお腹の中へ。
さらに、お土産のフルラインナップ

ぷっちょ・ピンキー・アポロチョコ…「馴染み」のお菓子ばかりです。
大型のショッピングモールで、すべて自分で選んでいたそうです。
ロイズのクッキーは
「お母さんに」
“ヨシ!”
スポンサーへの心遣いも出来ました。

思い出を人に語って伝えることは難しい子ですが、折々送っていただいた同行してくださった先生からのメールやご父兄の方からの写メや「証拠」の数々が、素敵な経験であったことを示してくれました。
帰宅と共にパソコンに向かい20時になるとお風呂に入り21時には就寝。
今朝もマンション入口のポストまで新聞を取りに行き…
いつも通りの生活が始まっています。
Posted by サポートネット at 08:01
正しく知ろう [2010年05月20日(Thu)]
今週月曜日からテレビNHKきょうの健康で、「子どもの行動が気になるとき」と題して発達障害のことが放映されました。
講師はお茶の水大学大学院 榊原洋一教授。
3回連続の放送で、アスペルガー症候群・ADHD・学習障害の特徴や診断基準のこと、またその対応例について、詳しく丁寧な説明がされていました。

脳の一部の機能の問題であって、親のしつけや育て方が原因ではないこと。
そういう人がいるんだということを、社会として理解していくこと。
サポートを受けながら、その人の能力が発揮されていくこと。
というようなことが繰り返し伝えられていたと思います。

学習障害の回では、読み書き障害(ディスレクシア)の対応について
「読む」→録音して聞かせる。行間をあけたり文字を大きくした教材の工夫。
「書く」→パソコンを使う。
という例が上げられました。
読み上げや教材の工夫は、「DAISY」でも取り組まれてきています。その人に合った設定ができるところが魅力。
アメリカでは診断書があれば、試験のときに読み上げてくれる人を付けることが認められているとか。進んでるぅ…。
文字を書くことが苦手な場合の例としては、パソコンを使うキラキラ…という「書くこと」にこだわらない方法も。文字の入力は書くときとは違う頭の回路を使うそうです。
AAC(拡大代替コミュニケーション)については、今年度の『メンター養成講座』で講師の先生をお迎えできるかも!?しれません。事務局長からの予告と、詳細のお知らせをどうぞお待ちください。

きょうの健康では明日金曜日(20:30〜45)に、「子どもの行動が気になるとき」についてのQ&Aコーナーが予定されています。
広く多くの方に発達障害のことを正しく知っていただくことを願い、自分自身もまた学び続けたいなと思っています。

リボン
Posted by サポートネット at 16:41
また 息子自慢 [2010年05月19日(Wed)]
中三の息子は、昨日から修学旅行です。
今時は「3泊4日・飛行機で・北海道」なんて、半世紀を生きてきた母の頃には考えられないようなデラックスな旅です。
さすがに支援学級の息子たちには「フェリーで帰仙」というスケジュールに母たちの方がビビってしまい、配慮の必要な4人の子供だけ「2泊3日 帰りも飛行機」に変更していただきました。
柔軟に対応して下さった素敵な学校と、先生方に感謝です。
面倒なイレギュラーを引き受けてくださった近ツーさんも素敵です。

「行事に弱い」ハズと母は思い込んでいた息子ですが、昨年の角館への野外活動で、通常学級の皆さんとの「一緒感」が余程嬉しく自信になったのか、今回もとても楽しみに出かけました。

スケジュールを「しおり」で確認していたら、初日に
・牧場体験
・巨人ー日ハム戦観戦
とあり、
“ウワッ ハードル高!”
と思いました。
先生方も少し心配して下さって「同行」の選択肢も用意して下さいました。

ところが息子に
「お母さんも一緒に行きますか?」
と尋ねると
「いりません!」
と言われてしまいました。
2歳半の時、まだ自閉症と解らなかった時に初めて飛行機に乗せた時、それはそれは大騒動だったので、ゴールデンウィークには、飛行機での札幌往復予行演習も提案してみましたが、これまた
「行きません」とキッパリ!
“もう 勝手にしろ!”
と母はいささかプッツン…

先生方の丁寧な事前準備と本人のモチベーションの高さで、初日の昨日は、母が心配していた飛行機も「牛に触る(牛にブラッシング)」
も、野球観戦も完全制覇!
恐るべし「自閉力」!!
たくさんの素敵な仲間に支えられていること。
苦手なことに挑戦することが出来る息子の逞しさ。
世界に向かって自慢させていただきました。

親バカですね。
Posted by サポートネット at 05:52
楽しく働く [2010年05月18日(Tue)]
今日は東京です。
今少し前、全日程を終えてホテルに着きました。

日本財団さんからいただいた助成金で計画した事業のことで厚生労働省に伺い、その後障害をお持ちの方に、新しい仕事の形態を提示してくださっている中野区の潟Aイエスエフネットハーモニーさんへ。

親会社さんがIT企業の特例子会社さんで、今年度中に仙台にも支店を出されるご予定です。
説明をしてくださったのもご本人たち。
「お仕事楽しいですか?」
と尋ねると、即答で
「はい!」
素敵だな〜って感激しました。

夜は日本財団さんで開催された「第2回 NPTO(ノンプロフィットツイッターオーガニゼーション)セミナー」

久米繊維社長の久米信行さんによる「NPOとコミュニティビジネスのためのツイッター道」
『ふだんを変える そしてつぶやく
それが一番人生と世界を変える』
『技術や地位より「生き方」で勝負』
今日もたくさん教えていただきました。

そして嬉しいお知らせです。
セミナーの途中留守電が入っていて 忍さんからの伝言。
「国税から連絡があって、認定NPOの内定が出ました。
改めて正式に書類を送ります。」
とのこと。
私たちの願いがまた一つ叶いました。
全面的に申請の労を取ってくださった忍さん。本当に有難うございました。
そして、応援して下さった皆様 本当に有難うございました。
組織の成熟のためには『通過点」だと思っています。
明日からもまたこれまで通り
「親切に 丁寧に 大切に 誠実に」
活動していきます。
ますますのご支援をよろしくお願いいたします。

Posted by サポートネット at 20:57
「優しさ」に包まれて [2010年05月17日(Mon)]
この事業のディレクションをお引き受けしてカリキュラム作成を手掛けさせていただいた時、一つの大きな目標がありました。
“ここに来れて良かった。仲間に出会えてよかった”
そんなことを「実感」として心に刻んで欲しいと願いました。
そのためにオフィスワークの実習だけではなく「自分創り」のお手伝いをすることを一つの使命として考えました。
そして、お二人のコーチングセンス・キャリアカウンセリングのスキルをお持ちの方に、サポーターとしてお手伝いをいただくことが叶いました。
お一人は、サポートネットの「メンター養成講座」でもお世話になった後藤美香さんです。
今日は「自分と他人との違いに気付く」ことをテーマに授業が展開されました。

毎日授業の終わりには「今日の感想」というタイトルで振返りをしてもらっています。
最近では
「明日も頑張るぞっ〜」
とか
「○○を、もっと上手くできるようになりたいです」
など、「前」に進んでいる様子を伺うことのできる記述も増えて来ていました。

そして今日の授業の感想を、以前にもご紹介した紅一点Hさんが次のようにまとめていました。
ご本人のご了解をいただいてご紹介させていただきます。

『今日は、美香先生との授業で「みんなが優しい気持ちで人を見ている」ということに気がついた。
私自身は、人を批評の目で見ることが多く、美香先生もそれは人の常だからと言っていたので気にはしていないが、もっと優しく書いてあげても良かったのではないだろうかと思った。
結構厳しく書いちゃった。
自分では、家で批評される評価が正しいと思い込んでいたばかりにそういう自分(他人から見える自分)も評価してあげてもいいんだと思った。
他人中心に○が多く付いていたのが意外だった。
自己中だと思っていたから。
みんなの優しい評価を聞いて安らいだのが良かった。
こんなに学校で落ち着いたことが今まであっただろうか。
無かったと思う。
みんなが優しいから学校が楽しいと思った。』

彼女は中学・高校と学校に行くことに辛さを感じて来た人です。
「高卒認定」を取得した頑張り屋さんです。
入学後も、他学科の学生の気配に居心地の悪さを感じたこともありました。
そんな彼女が
『学校が楽しいと思った。』
と書いてくれたのです。
そのことを彼女が気付くきっかけが
「仲間の優しさ」だと言うのです。

深く胸を打たれました。
傷つきやすく頑張り屋さんで純粋な人たちです。
わずか2カ月の間に、多くのことをご本人たちから教えて貰っています。
生徒さん達の変わっていく様子に、私たちも応えていかなければなりませんね。
「本人たちが頑張る前に支援者が頑張る」
忘れずに、私たちも日々の振返りをしていきたいと思っています。


Posted by サポートネット at 19:25
イレギュラー [2010年05月16日(Sun)]
「いつもと違うこと」に対応する力が弱い息子。
明後日から修学旅行です。
宿泊先はビジネスホテル。
電球“お風呂の入り方が家とは違う!”
ユニットバスの使用をした経験が0であることにハタと気付きました。

土壇場になってしまいましたが、担任の先生が想定されている『入浴の仕方』を伺い、家で練習することにしました。
バスタブの中ですべて完結。
体を洗うことも洗髪も、お風呂椅子もなく…

結局…
バスジェルを使い(泡のお風呂にして)、体を撫でて洗う。
という方法を選択してみました。
母の携帯用のバスセットを荷物に入れて。
浴室の広さも、使う道具も、すべてがイレギュラー。
サテサテ結末がどうなるかな…

楽しみでもあり、ハラハラでもある母です。


Posted by サポートネット at 09:21
素敵に輝く [2010年05月15日(Sat)]
素晴らしい天気に恵まれて、仙台の街は今日・明日「青葉まつり」です。繁華街は「雀おどり」のお囃子や、「連」の踊り手の方たちが溢れ、華やいでいました。
そんな家族日和の日に、「『虹っ子』保護者会」を開かせていただき、ご参加くださった保護者の皆様 本当に有難うございました。


『虹っ子』は、今や83名のご登録をいただく大所帯です。
自主事業の頃から続けてくださっている方、つい最近仲間になってくださった方 イロイロです。
『虹っ子』が願うことを共有していただくために、保護者の方の願いを叶えるために、素敵な時間を過ごさせていただきました。
保護者の方と同じテーブルに付けたこともとても嬉しいことでしたが、私が今日一番嬉しかったのは、スタッフが一人一人役割を十二分に発揮して、自信を持って「指導者」として輝き始めていることを実感できたことです。

「療育における構造化や課題」を解りやすくまとめて伝えてくださったみかんさん。
「普段の子供たちの様子や過ごし方」を優しい眼で捉えて伝えてくださった智子さん。
土曜セッションでの「SST」を、事例を交えながら紹介してくださったトマトさん。
「早期療育とその効果」を、ご自身の学びの成果と指導の事例を通して説得力溢れる説明をしてくださったリボンさん。
そのほとんどは 3年前までは普通のお母さんたちでした。
共にたくさんたくさん学び合って、時には落ち込んだり迷ったりしながらも、「当事者」だからこそ気付けることがたくさんあって、着実に指導力を付けて来てくださったことを証明してくださった瞬間でした。

誇りに思います。
そして深く感謝しています。
これからも、こどもたちも保護者の方も、スタッフも、共に「安心で心地良い」ステージであり続けたいと思います。
穏やかだけど輝くスタッフの笑顔は、サポートネットの「たから」です。
幸せな時間を有難うございました。
Posted by サポートネット at 19:35
褒めるの天才 [2010年05月15日(Sat)]
まず初めに、本日は保護者会ありがとうございました。

今日の話は「褒める」です。

SSTでは「褒める」場を多く設けています。
ちょこっとスピーチでは、スピーチした人に対して
「1回の質問と賞賛(褒める)」をすることになっています。

低学年はまだ始めたばかりなので、
「何を褒めたらいいのかわからない」という声もあがるのですが、
中学年と高学年は驚くほどステキな褒め方をすることができます。

・・・というか、トマトより子どもの方が上手に褒めていると思います。笑

例えば、今日はイエローさんが自分で作ったフィギュアを持ってきました。
すごく細かい作業で作られていて、それを頑張ったことをちょこっとスピーチで話しました。

トマトの賞賛は
「こんなに細かいとこまで、しっかり作れたのがすごいと思う。」です。
普通の賞賛です。
ブルー君は
「自分のアイディアで、全部作ったのがすごい。
 設計図があればできるけど、ないのに作ったというのは想像力があると思います。」

・・・・その賞賛の言葉にびっくりだよ。
だって、ブルー君・・・一年前は賞賛嫌いだったよね。
「褒めるとこない。」と言ったことあったよね・・・・先生は忘れていないよ。

今年SSTを始めたばかりのグリーン君は、
「自分だったら・・・こんな細かい作業は疲れてできないと思うけど、
 2日もかけて最後まで作ったのがすごいと思います。」
すばらしい!!しっかり自分の言葉で褒めています。

また、ワインレッド君が学校の話をした時には、
ネイビー君が
「ちょこっとスピーチで自分の話をすると思いきや、
 いろいろな友達が出てきたし、オチもついておもしろかったので
話の仕方がうまいと思いました。」

・・・ネイビー君、今日褒めるの2回目だよね。
その多面的な賞賛の仕方はどういうことだね!先生びっくりしすぎだよ!

この賞賛、どの子の褒め方もすばらしいです。
言われて嬉しいことばかりです。
大人よりも、子どもたちの方が「言われて嬉しい言葉」を考えているんですね。


余談ですが、今日、個別のレッド君がすごく疲れていました。
今は運動会の練習で疲れている子どもたちがとても多い時期です。

今年、久々に運動会の練習を運動着に着替えて参加しているレッド君。
教室にも入れているようで、現在とても調子がいい。
・・・・ということで、遊びの時間に声を掛けました。

「学校どう? もう悩みとかない?」

と明るく聞いたところ、

「うん・・・・でも・・・あれ、うーん・・」

と悩ましげ。
「どうした?」と聞いてみたら、

「俺・・・結婚線が3本あるんです。」


あまりの真剣なまなざしに、その場で笑いはしなかったものの、
現在そのことで悩めるくらいの余裕を持ちながら、生活していてくれていることが
なんだか嬉しくなりました。
トマト
Posted by サポートネット at 18:41