国交省からのプレゼント [2009年04月30日(Thu)]
国土交通省が、素敵なハンドブックを作成してくださいました。 「知的障害、発達障害、精神障害のある方とのコミュニケーションハンドブック」です。 平成18年12月に施行されたバリアフリー新法(高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律)では、高齢者と身体障害者に加え、新たに、知的障害、発達障害、精神障害のある方も含む、すべての障害者が対象となることが明確化されました。 これを受け、国土交通省では、知的障害、発達障害、精神障害のある方が安心して移動や施設利用ができる方策を当事者団体、学識者、関係事業者等からなる委員会で検討し、公共交通機関、商業施設、公共施設等の職員向けの「応対ハンドブック」と「施設整備のポイント集」を作成しました。
公共交通機関の利用や安全・災害時の対応等、日常生活を安心して過ごすための所轄官庁は国土交通省なんですねよ。
なかなか素敵に出来ています。 想定されるトラブル時の障害を持った人たちの行動の様子から、どのように対応すれば良いかを、事例を通して丁寧に説明してくださっています。 JRや仙台市交通局・みやぎ交通・福祉タクシーの会社等配布はされたのでしょうか… ぜひ活用して頂きたいと願います。
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at 11:08
どこに行こうかな〜 [2009年04月28日(Tue)]
明日からゴールデンウィーク。 人混みの苦手な「虹っ子」たちではありますが、長いお休みに家だけにいるわけにもいかないでしょうね… 定額給付金や高速道路のETC割引効果か、いつもより出かけやすくはなっているかもしれません。 お父さんたちのことを考えれば、あまり遠出をせずに家族で楽しめるところを探してみました。
<体験しよう> ・いちご狩り:鈴木農園(亘理町)/10:00〜15:30/5月10日までは土・日・祝日のみ ¥(5月10日まで)大人1,500円・子ども円:5月11日以降大人1,300円/子ども600円(いずれも30分食べ放題) 問合せ:0223−36−2446 同じような内容で JAみやぎ亘理 吉田観光いちご園/0223−34−9471 山元町農産物直売所・夢いちごの郷/0223−37−1115 ・潮干狩り:岩井崎潮干狩り場(気仙沼)/3月下旬〜5月 ¥(持ち帰りは)大人500円・子ども500円 問合せ:0226−27−2355 折立松原海岸(南三陸)/4月〜6月 ¥大人1,000円・子ども500円 問合せ:0226−46−2800or0226−46−9211 大高森・波津々浦漁場潮干狩場(東松島市)/3月下旬〜5月下旬 ¥(持ち帰りは)大人1,000円・子ども500円 問合せ:0225−88−3311 ・たけのこ狩り:あぶくまの里たけのこ狩り(丸森町)/5月3・4・6・9・10・16・17日 ¥大人3,000円・小学生1,700円 問合せ:0224−75−2569 ・山菜採り:農業組合法人やくらい土産センターさんちゃん会(加美町)/11月まで 問合せ:0229−67−3011 春採り:行者にんにく・わさび・ふきのとう・みつば・タラの芽・うど・あいこ・よもぎ・たかど・しどけ・うるい等が6月まで採れます。 ・船乗りたちの生活体験:サンファン館(石巻)/5月3日〜5日 問合せ:0225−24−2210 船の甲板や船体の浸水などを防ぐ伝統的な大工の技術を体験します。 <おまつり型> ・春のマンガッタン祭り:石ノ森漫画館,中瀬公園周辺(石巻)/5月3〜5日/10:00〜15:00 問合せ:0225−96−5055 ・宇宙っ子まつり:台山公園(スペースタワー・コスモス:角田市)/5月5日 問合せ:0224−63−2120
などなど…新しい体験も良いかもね。
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at 19:47
ネットワークの岐路 [2009年04月28日(Tue)]
昨日に続き、午前中は会議のため外出。 今日は「放課後ケアネット仙台」の会議でした。
仙台市が独自事業として展開してくだっていた福祉サービス事業に「仙台市放課後ケア等支援事業」があります。 障害のある子どもたちの「放課後保証」を実現していこうとの趣旨で、仙台市からの補助金も大きな財源として展開されています。
10年前に、保護者が中心となって始めた団体さんの活動がスタートとなった「放課後ケア事業」も、今では10団体・21箇所の設置状況となり、「繋がる」ことのメリットの大きさから、『ネットワーク』という組織へと発展して来ました。 行政からの期待や、担うべき役割も増えてきたようです。 創世記の先輩たちの願いやご苦労の上に、サポートネットのような新参者が苦労せずに活用出来る「制度」が整ってきました。
一方、国の施策が度々変わる中、制度や行政の思惑に振り回されないネットワークの機能を確立していく時期にも来ているようです。 子どもたちや保護者の方の地域での安心した生活を実現していくために、今が踏ん張り所なのかもしれません。
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at 16:55
知恵が集まる意義 [2009年04月27日(Mon)]
午前中、しばらくお休みだった「子どもの放課後の過ごし方を支援する会」の会合がありました。 将来は「こども」全般の放課後の過ごし方をより豊かなものにしていこうとの目標がありますが、まず当面は「知的な遅れのない発達障害児の放課後保障」を実現させようと言う趣旨があります。 仙台市内で障害児の「放課後ケア」事業を行っている団体と、児童館を運営している団体とが中心になっての動きです。 昨年度実施した「こども」支援をしている事業所へのアンケートの結果も出て、その結果から、今「課題」となっていることを拾い出しました。
KJ法を用いて、まずは各自が課題の整理を書き出しました。
各自が書き出したメモを一枚に張り出します。
共通な言葉や内容毎にカテゴリー分けをしました。
カテゴリーに分けることで、課題の整理が進み、さらにあるカテゴリーの中に書き出された課題の解答が、他のカテゴリーの中にあることに気付いたり…
こうしたワークを通して互いの立場や考え方を整理し、たくさんの知恵を共有することが叶います。 障害児支援の専門的立場からの視点・地域で子供たちの健全な育成を目指す視点。 なぜこれまで同じテーブルに着くことが出来難かったのかと不思議な感じもします。 「ややこしさ」を抱え今は児童館や、他の放課後を過ごす場所で「手のかかる子」という立場であったとしても、保護者のケアも含めて、「見え難い」ために理解され難いこどもたちの地域での過ごし方が保障されていくことで、きっとこどもたちは安心した関係性を創っていくようになるでしょう。
この会の事務局の中には、「仙台モデル」のような形で行政に「提言」をしていきたいとの意向もあったようですが、参加して下さっている児童館等から“「焦らない」で長期目標を立てる中で、中・短期の成果を積み重ねていきましょう”との提案も出されました。
障害があってもなくても、地域の中で子どもを守り育てる仕事をしてくださっている方々の中に「発達障害児」が大きなポジションを占めていることが解って来ました。 「ややこしい」だけではなく「素敵な」こどもたちに育っていくために、応援隊が増えていることを嬉しく思います。
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at 18:42
シーズン到来? [2009年04月26日(Sun)]
サポートネットには「大切」な事業がいくつかあります。 その中の一つが「駈込寺 天空寺」と名付けた「相談」事業です。 活動のスタートだったアエルが、29階と言う「天空」にあったため、こんな名前を付けました。 これまでに500件以上のいろいろなご相談をお受けしてきました。 駆け込んでこらえる方の「シーズン」があるように、スタッフは何となく感じています。 そして、その「シーズン」が先週末あたりからやってきているように感じています。
最近は「祖父母」にあたる方々からのお電話も増えています。 また、新学期が始まって何となく周囲の様子が解ってきた今頃からこどもたちは遠慮なく(?)「ややこしさ」を発揮し始めるようで、お母様たちの悩みも深くなってくるようです。 学年では新1年生・3年生・5年生・中2のこどもたちに関わることが多いような…。 おじいちゃん・おばあちゃんの場合は「娘の子」が圧倒的に多いのです。 嫁いだ先で恵まれたこどもの「ややこしさ」をとても心配されています。 “連休で孫に会いに行くので、娘に何か教えてあげられることがあれば…”とのお尋ねには胸が痛みます。 同居されている場合は、大半の方が「娘(息子)には内緒で電話しているから…」とおっしゃいます。 お電話でお伝えできることには限りがあるので、今年に入ってからは「有料」であることをご説明させていただき、「宜しければお越しください」とお伝えするようにしていますが、家族に「内緒」の場合は、次の一歩にも時間が必要です。
こどものこと・孫のこと(時には孫の母である娘のこと)…心配しているのは「身内」であるからこそ、家族内であってもなかなかオープンに出来ないのかもしれません。 サポートネットにはおじいちゃん・おばあちゃんの立場の会員の方もいらっしゃいます。 最初はおじいちゃん・おばあちゃんが会員になられて、私たちへの「安心」が築かれてから、娘さんにもご紹介して下さることもあります。 「入口」は誰であったとしても、「困っている」こどもの周囲にいる人たちが「初めの一歩」を踏み出さなければ誰も幸せにはなれないと思っています。
「気になること」に気付いた時に、いつでも天空寺の門を叩いて下さい。 扉はいつも開いています。
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at 15:42
「ゲストアシスタンツカード」を知っていますか? [2009年04月25日(Sat)]
ゴールデンウィークも間近。 ご家族で「東京ディズニーリゾート」へお出かけの計画をされているおうちもあるかもしれませんね。 ディズニーリゾートでは、障害を持った方たちへのいくつかの配慮があります。 意外に知られていないことですが、自閉症の子供を持っている家族にとって「列に並ぶ」ことを回避してアトラクションを楽しむ方法があります。 それが「ゲストアシツタンツカード」です。
「ファストパス」が出来てからあまり有難味がなくなってしまいましたが、時間の予約をしておけば、その時間まで他の場所や、比較的空いているアトラクションを回ってから戻ってくれば、待つことなく参加できる仕組みです。
確かに長い時間列に並ぶ必要はありません。 でも、以前は「速やかにご案内」とか予約時間までが長い場合は、他のアトラクション利用にも使えたりと、「並んで待つ」ことに困難さを持つ自閉症の子にはもっと使いやすいものでした。 たぶん「ファストパス」の導入とともに「速やかにご案内」というサービスがなくなったように記憶しています。 でも、自閉症の子にはやっぱり使い憎いのです。 しかも予約したアトラクションが終了しなければ、次のアトラクションの予約を入れることも出来なくなって… “どうしてなくなっちゃったんだろう…”と思って尋ねたこともあります。 「スポンサーサイドの判断で」とのお答えでした。 夏休みの暑い盛りに、日陰の少ない各アトラクションに並んで待っている人たちの前をすり抜けて、「出口」から案内される一団に、どうやら「苦情」が多くなってしまってのことのようでした。 本当に「残念」だと思っています。 自閉症のこどもたちの「楽しむ」ための「困難さ」をもっともっと知って欲しいと思っています。 もちろん何もないよりは良いのかもしれません。 出来ればいつか「速やかにご案内」の文字が復活して欲しいと願います。 そのためにも、たくさんの「ニーズ」があることを知っていただくことも必要かも知れません。
「ディズニーリゾート」へ出かけてみようと思っている「虹っ子」の保護者の皆さん。 総合案内へ電話をして 「ゲズトアシスタンツカードの発行をお願いします」とお話をしてみてください。 利用当日お子さんの名前の入ったカードが用意されています。 そして「待つことが難しい子ですが、お手伝いいただけることはありますか?」と尋ねてみて下さい。 繰り返し働きかけを続けることで「復活」も夢ではなくなるかもしれません。
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at 20:31
バックシャン? [2009年04月24日(Fri)]
会報発送日です。 今日はちょっと(?)年上の美女軍団が「若いから平気よ〜」と立ち仕事。
1,100部の発行のウチ525部を第三種郵便やメール便でお送りします。 残りは骨プロ(仙台市民による情報の受発信を支援し、市民活動に関する情報を多くの市民に届けるため、仙台市内の10に公共施設が協力して行うプロジェクト)や児童館,保育所のメールボックスにお届けです。 今月号も最高の出来です。また『虹っ子』ご父兄のゆきこさんが編集してくださっている「応援します『虹っ子』進化プロジェクトNews」や、同じく保護者のあけみさんが作成してくださった「おしゃべりサロン」の案内チラシも渾身の力作です。 お待ち下さいね。
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at 14:11
素敵な講師たち(その2) [2009年04月23日(Thu)]
「メンター養成講座」4回目(11月21日)のメイン講師は、現在厚生労働省社会・援護局精神・障害保健課 発達障害対策専門官(長い…)としてご活躍の日詰正文さんです。 ご略歴は 1965年長野県千曲市出身。 金沢大学卒業。 卒業直後は北陸でミッション系の女子高の教師を一年間ご経験。 アスペルガー症候群の生徒の気持ちが分かる言語聴覚士でもあります。 長野県で19年間、精神保健センターと併設されている発達障害支援センターでご勤務でしたが、2007年4月から現職。
日詰さんとは、日本自閉症協会のペアレントメンター養成講座の講師(日詰さん)がと受講者として出会いました。 2年前から厚労省の専門官として、私たちのこどもの支援を考えてくださっていることに、明るい希望を持たせていただいています。 とても穏やかな言葉の奥にひそむ、丁寧に・大切に私たちのこどもを受止めてくださる姿勢に「一目ぼれ」しました 今年講師としてお越しくださる宇都宮大学の梅永先生とのやり取りの中で、他の回の講師として日詰さんをお願いしていることをお知らせしたところ 「厚労省の日詰さんは、人格が立派な方ですし、これからの我が国の発達障害者支援を変えてくれる方だと思います。」 というコメントをいただいていました。 本当にその通りの方です。
「メンター養成講座」の開講当初からラブコールを送り続けていましたが、今年やっと「ぼく行くよ」と言ってくださいました。(『「行ってあげるよ」じゃなくて、「行きます(決意)」ですよ。』とも…)
「すぽっと」をお届けし続け、サポートネットのことをジワジワと信用していただけるようになった成果でしょうか。 最初のご依頼の際 『午前中は現在の国の施策のお話をぜひお願い致します。 そして午後からは、午前の話を受けて、保護者の方の「あったらいいな」と願うことを聞いていただき、国が「出来ること」と「出来ないこと」を明確にしていただきながら、国が出来ないことを、どう保護者を中心としたネットワークで実現していくかを見出せるような(答えはでなくて良いです)意見交換の場に立ち会っていただければと考えています。 いかがでしょうか?』 とメールを差し上げたところ以下のようなレスをいただきました。
『内容について、注文があります。 国と家族だけというのは、間の自治体をすっ飛ばしてしまうので、ちょっと勿体ないところです。 これからの発達障害者支援は、昨年の検討会報告書にまとめたように、下記のことが重要となっています。 @自治体が役割をきちんと果たす → *取り組みが進んでいる地域は、個別支援計画のために関係者が集まれるような地域となっている ・市町村などの現場が安心して支援できるように、都道府県は、巡回による助言・研修を行う(仙台市の場合は、一体でしょうが) ・国は、研究によって確実な情報を提供し、制度を作る A幅広い人材を活用する → *取り組みが進んでいる地域では、研修を行うだけでなく、人材として活用している ・家族もペアレントメンターとして資源の一つに ・精神科医も、現在以上に発達障害者を精神保健福祉法の対象者として認識するように ・当事者も、きちんと自己認識をもつように=そのためには、A)偏見をなくすための啓発、B)きちんとしたアセスメントを行い本人に説明することが必要 そこで、 @発達障害者支援センターや精神保健福祉センターの職員、特別支援教育コーディネーターや障害者職業センターの職業カウンセラー、地域若者サポートステーションの職員、相談支援事業者あたりにも声をかけていただき、少なくとも3人はゲットしてください。 Aについても、適切な方がいれば、招いてください。 スケジュールも、 午前の時間で、この方たちの実践報告を聞き、 午後の時間で、仙台市に今後期待することと、国のやるべきことを絡めて話し、その後で、保護者の方とのディスカッション という形で如何でしょうか。』
なんて、素敵な「注文」でしょうか。 @に関しては各機関にこれからお願いに伺うところですが 『日詰に言われたので・・・というセンでOKです。 時間があるので、ゆっくり取り組んでください。』 という温かい言葉もいただきました。 水戸の黄門様の印籠をお預かりしたようです。 既に宮城県こども総合センターの本間所長先生からは『内諾』をいただいています。
さてさて、当日はどんな展開になるか、緊張もありますが楽しみです。 任意団体時代に 『発達障害者に未来を創る検討会』というの2回ほど開催していますが、「メンター養成講座」としてこの内容が実現したら、保護者や支援者のヴィジョンも明確になるかも知れません。 3連休の入口ですが、カレンダーに花丸印をつけていただき、多くの皆様にご参加いただければと願っています。
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at 12:44
素敵な講師たち(その1) [2009年04月22日(Wed)]
今年のメンター養成講座のご案内を明後日の会報発送と同時に始めようと考えていましたが、間に合わないかもしれません。 と、言う訳で、今年の講師の先生方を今日からご紹介させていただきたいと思います。
今年は、ちょっと「大人になったこどもたち」を意識しながら、保護者も支援者も支援の最終目標を描くための知恵をいただける方々にお願いをいたしました。 特に、最終回12月12日(土)にご登場いただく毎日新聞論説委員の野沢和弘さんは、私がこうした活動を始めることになった「原点」のような方です。 ご略歴は 1959年10月、静岡県熱海市に生まれる 1983年 3月、早稲田大学法学部卒業 同年 3月、毎日新聞社入社、津支局へ赴任 1986年 4月、中部本社報道部(名古屋) 1992年 4月、東京本社社会部 厚生省担当、薬害エイズ取材班、児童虐待取材班キャップなど 2002年 4月、同科学環境部副部長 2004年 毎日新聞社会部副部長 現在 毎日新聞論説委員
全日本手をつなぐ育成会理事・権利擁護委員長 千葉県障害者差別をなくす研究会座長 《著書》『わかりやすさの本質』(生活人新書/NHK出版)、『なぜ人は虐待するのか』(Sプランニング) 《共著》『発達障害とメディア』(現代人文社)、『シカゴの夜から六本木の朝まで』(Sプランニング)、『もう施設には帰らない』『もう施設には帰らない−2』『殺さないで〜児童虐待という犯罪』(いずれも中央法規)、『薬害エイズ〜奪われた未来』『福祉を食う〜虐待される障害者たち』(毎日新聞社)など と、報道人として華々しくご活躍ですが、実は野沢さんは知的障害を持つお子さんのお父さんとしてさまざまな活動をされてきました。
2006年10月の「障害のある人もない人も共に暮らしやすい千葉県条例」の制定に際しては、「千葉県障害者差別をなくすための研究会」の座長として、中心的な役割を果たされました。 この日本で唯一の障害者差別を禁止した条例の制定過程を綴った著書、「条例のある街」は大ヒットとなっています。
今から8〜9年程前になるでしょうか。仙台で開催されたNHK厚生事業団の講演会で野沢さんのお話を伺い、親としてどのようにこどもたちの未来を創っていかなければならないかを教えていただいたことが、ずっと支えになっていました。 息子さんは、この春からある大手の監査法人が設立した特例子会社ではたらいていらっしゃるそうです。 「親として、また報道人として『発達障害者に未来を創るために』大切にしていること(権利擁護も含めて)」をお話いただく予定です。
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at 22:09