昔からヒントを得る [2014年02月19日(Wed)]
年度末になり、来年度のことを見越しながら、記録の在り方を考えていました。
どこの療育現場も「記録」の取り方は工夫されていると思います。 全てビデオで残しているところ、 写真だけで残しているところ、 手書きで全て記入しているところ・・・・。 ちなみに、虹っ子もプリズムも手書きで残しています。 記録は、次のセッションを決める上でもとても重要なものです。 そんな中で、3年前のグループセッションの記録を見返していました。 ・・・おぉ。いいねぇ。このセッション楽しそうだねぇ。 (実際、楽しかったねぇ。) ・・・・へぇ、この子たちにこんな難しいことを考えさせていたのか。 当時2年生か・・・やっぱりあの子らはすごいなぁ。 などなど。 自分で組んで、自分がリーダー(先生)をしていたはずなのに、 しかも、今も通っている子ども達の記録なのに、 なんだか新鮮。 例え、同じイベント事だとしても、その子たちの実態に合わせて行っているので、 内容が微妙に違います。 実態というか。。。その子たちの興味ですね。 子どもに何かを教えたいと思ったときは、その子の興味をひく内容にしなければなりません。 オリンピックで金メダルを獲った、羽生君は、 スケート熱が冷めた時に、プログラム曲も衣装もウルトラマンガイアを用意してもらい、 「スケートを続けよう。」 と思ったそうです。 「子どもに何かさせようと思ったら、その子の好きなもので始めることは本当に有効だなぁ。」 と改めて感じたエピソードでした。 「占い師になろう」 「嘘ばれクイズ」 など、自分でも「なにそれ??そんなのしたっけ??」 と思うプログラムもありました。 「嘘ばれクイズ」はよく嘘をつく子に、 「とっさについた嘘は、案外ばれているもんだねぇ・・・・。」 ということを教えたくて用意した内容です。 どんなプログラムかは詳しく書きませんが、 つかなくてもいいような嘘をちょこちょこついてしまう子に対して、 「まぁ、子どもがどんなに嘘をうまく付いたと思っていても、 大人は気付いてるんだよね。 でも、人を傷つける嘘じゃないからママは知らない振りしてるんじゃない? 少なくとも、私は気付かなかった振りしてるけどねん♪ あと、自分に自信がある人は嘘つかないよ。嘘つくってことは、心が子どもだからだね。」 ということがありました。 記録を読み返しながら、 「なつかしい!!そういえばあの子よく嘘ついてたぁぁ!!なんか思い出したw」っと。 これらの記録は、やっぱり宝だなぁ・・・。と思います。 子ども達それぞれでプログラムは変えていますが、 これ、他の子にも使える!!というものはたくさんあるので、やっぱり宝。 時々見返しながら、新しい物を取り入れていくだけでなく、 昔からもヒントを得ていこう!と思いました。 まほろ |
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サポートネット
at 17:30