自分の意思 [2013年02月19日(Tue)]
今日は、ラルクママ代表の天空の母さんが、息子さんのM君と一緒に事務局にいらっしゃいました。久しぶりにM君の元気な姿を見て、うれしかったです(^o^)♪
図書の返却にいらしたのですが、いろいろとお話することもできました。 「やっぱり、“その人にわかるように教える(伝える)”こと、大事なんだよね。」と天空の母さん。 そうだと思います。 そういうことを、繰り返し繰り返し、私たちがサロンなどで共有したり、セミナーで学んでいます。『虹っ子』の療育でも。 (今日はいろいろ想うことがあるので、長い文章になります(^^; ) そして、“本人の意思を大切にする”、ということも話しました。 「本人の意思で決めたことは、守るんですよね。」と私が言うと、 「あのね、それ、ラルクママでは常識になったの。」と天空の母さん。 たくさん情報交換しながら、たくさん積み重ねてこられたお母さん方の、実感のこもった言葉でした。 自分で決めたことは守る。 その人に分かるように伝えれば、納得し、次の行動に移ることができる。 だから、何かを決めるときには、本人の意思を大切にする。 折り合いをつけなければならないことは、こちらの事情を伝えて、双方が納得する形で折り合いをつける。 本人がとても過敏になっているとか、たくさんの積み重ねがあって落ち着いて過ごしているとか、個々の状況に合わせた対応が必要だと思いますし、折り合いがなかなかつけられずに悩むこともあると思いますが、いずれにしてもこれは、とても大事なことだと思います。 昨日お越し下さった、損保ジャパン記念財団の理事長様、専務理事様には、『虹っ子』のお部屋を実際に見ていただき、mikanさんと一緒にツールの説明等もさせていただきました。 課題だけでなく、おやつのときでも余暇でも、『虹っ子』では本人の意思の表出を促し、尊重するようにしていること。 おしまいの時間の表し方もいくつかあるのですが、例えば “あそびの終了時間” を決めるときにも、本人の意思を聞いて決めること。 こちらの事情があるときは、お互いに納得のできる形で決めていくこと。 その時、理事長さんが 「なるほど、大人が “こうしなさい” と言うのではなくて、ですね。すばらしい!」とおっしゃってくださいました。 そういうことが伝わって、とてもうれしかったです。 今年度開催した、保護者の実践セミナーでは、スケジュールなどの提示は “こうしなさい” と伝えるものではない、ということを猪又先生が繰り返し繰り返し、お話してくださいました。 せっかく本人の意思を聞いたのに、結局大人の都合に合わさせてしまうやり方はノーグッド。 そういうことを、ずっと学び続け、伝え続けていきたいなと、あらためて思った一日でした。 大人だって、勝手に決めつけられたらイヤじゃない!? 提示した方は、勝手に決めつけたんじゃない!と思っていても、本人がそう受け取ったらそうなのだから…。(気をつけます。) お水と麦茶を並べて、選んだら、それがその人の意思だと思います。 リボン |
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サポートネット
at 21:12