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お母さんたちに支えられ [2011年04月27日(Wed)]
今日もまた支援物資が届きました。
兵庫県三田市の自閉症児親の会、オーキッドの会22年度役員をしていらした松井さんから、長靴・革手袋・使い捨てマスクなど、今一番復興に必要な日常生活用品をたくさん送っていただきました。
松井さんに繋げてくださったのは「こうままさん」。
最初にいただいたメールには
「私どもオーキッドの会は、最寄のイオン神戸北店より毎年「黄色いレシート」運動による助成金をいただいてきました。
22年度についても来る4月24日(日)に贈呈式があり、イオン店舗専用のプリペイドカードにて、14,700円分をいただけることになりました。

本来は事前にイオン店に届出をした申請書に従い、会の活動のための物品を購入する旨の規定がありますが会員の一部から「自分たちのものよりも、被災地の自閉症児の家族を支援するために使えないか」との声があがり、最寄店舗の責任者に交渉したところ、会の活動として、関連団体等を直接支援するための物品を購入するのであれば可、との回答を得ました。

どこの誰を助けるために使われるのかもわからない赤十字や各自治体への募金とは別に、直接顔の見える支援、ということで、自閉症児のご家族か直接支援に関わっておられる方で、このような些少の支援物資でも受け付けていただけるところはないか、とネットを通じての知人である荻野さんにご相談したところ、みやぎ発達障害サポートネットさんをご紹介いただきました。

本来ならプリペイドカードごとお送りして、ご自由にお使いいただければいいのですが、当方が寄贈を受ける条件として当会会員が全額分を購入し、使用済みカードとレシートを添えて最寄店舗に提出する規定があり、お手数をかけますが購入物品の希望をお聞きして、当方で購入してお送りする手段をとらざるを得ません。
(中略)
当会では残念ながら会員減少のため、23年度は存続が難しいかもしれないという状況になり、イオンの支援金も今回を最後にご辞退することになりました。
この最後の寄付金を有効にお使いいただければ、と思います。
お忙しいところ申し訳ありませんが、ご検討のほどよろしくお願いします。」

心が震えました。
そして遠慮なくお願いをしました。
「被災地の自閉症の家族を支援するために」
というお心に背かない物資を考えました。
丁度、石巻方面では既に家の片づけや復興に向けての動きが出ているけれど、長靴や手袋など作業に必要な物が足りないという声が届いていましたので、遠慮なくお願いをさせていただきました。
通常の軍手では釘やガラスなどの撤去には不都合であろうと、革製の作業手袋や、ゴム手袋でも丈夫なものを送ってくださいました。
長靴も男女合わせて送ってくださいました。
本来いただく「黄色いレシート」の助成金額以上の物資を送ってくださいました。
明日宮城教育大学付属特別支援学校の今野副校長先生に託して石巻支援学校に届けていただきます。
石巻では学校再開に向けて先生方も一生懸命ご活躍。
避難所には複数の障害のあるお子さんのご家族がお暮らしです。
きっと良い形で活用してくださると思います。

三田市のオーキッドの会の皆様の最後になるかもしれない活動として、同じ自閉症の子を持つ親たちの組織であるサポートネットにご寄付をいただいたことを深く感謝しています。

オーキッドの会さんの他にも、札幌の「さんりんしゃ」のご家族の皆様・富山の「しらとり養護学校」のお母様たち・JDD−NETのエリア会員の皆様・アメリカのPHPのお母様たち…
同じ立場のお母さんたちからの応援は、強い支えとなりました。
決して些細な応援ではありません。
勇気と明日への希望を持ち続けることが出来ます。

最近ではメールでのボランティアのお申し出なども頂戴するようになりました。
お断りすることは考えずに、出来る範囲でお受けするようにしています。
例え短い時間でも現地にお入りくださり、感じ、行動してくださる方々から発せられる「次」のメッセージも大切な復興への支えとなるに違いないからです。
大企業や有名人からの応援は、正直喉から手が出るほどあったら良いなとは思います。
でも、同じ日常を暮らす親御さんからの応援の積み重ねが、今日までの私たちを支えてくださっていることを実感しています。
『虹っ子』も『Schale』も「いつも通り」を大切に、この難局を乗り越えていきたいと願っています。


Posted by サポートネット at 19:20
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