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支援の「キモ」 [2011年01月24日(Mon)]
仙台高等技術専門校で受託している国のモデル事業「一般校を活用した職業能力開発事業」の応募状況が芳しくありません。
県の方針として、基本的に今年もハローワークさんに窓口となっていただき公募はしない方針だったのですが、その「つもり」が伝わっていなかったようで、窓口に相談にいらっしゃる方々に、個別にご案内が出来ない状況だと言うことが判明したのが先週。
関係機関にも改めて対象者紹介のお願いをしていますが「その(就職に向かう)段階になっていない人が多い」というご説明をいただくばかりです。
このままでは「ニーズがない」という結論になってしまうようですが、それは本当にそうなのでしょうか…
28日までの申込みになっていますが、期間延長も含めて検討中です。
ご興味があれば下記添付をご覧ください。



もちろん“私たちの支援姿勢はどうだったのか…”も、毎日振り返っています。
尊敬する支援者のお一人である水野敦之さんは、「誠実な自閉症支援」のありかたとして、以下の6つの考え方を丁寧に実践することだと説いておられます。
これは、成人期に至るまでの児童から全てのライフステージに関わる人たちにとって「キモ」となる姿勢なのでしょう。

・自閉症の特性が軸になっている
・個別化している
・アセスメントからはじめている
・科学的で実証された方法を活用している
・自立が目的になっている
・親やチーム間の協働で進めている

でも、大人になってから出会う彼らは、こうした「キモ」の下で支援を受け慣れていないことを痛切に感じています。
保護者の方も同じです。

・まずわが子に「自閉症」の特性があることを知らずに子育てをしてこられている。
・「自立」のために必要なスキルや人との関係性は、「教えられる」チャンスがないと積み重ねられにくい。
・親御さんを協働療育者として、チームの一員として、家族関係を含めて切れ目のない支援受けてこられている方がとても少ない。

そんなことが大きな障壁となっているようにも感じます。

もちろん未熟な支援者たちへの信頼が築かれていないのも事実でしょう。
一年と言う期間で実績を創ることを求められたことは、そう簡単なことではありませんでした。
「移行は3年かかる」と、多くの先輩支援者から教えていただきました。
そうした事実を元にした検証の時期も迫っています。

「発達障害」の人の就労や日常生活の支援システムは、管轄諸官庁直轄ばかりではなく、行政の独自事業として展開されているものも複数動いています。
特に仙台市では、アーチルと「ここねっと」さんとの連携など、さまざまな試みがされています。
その中で敢えて「職業能力開発校」(一般校:障害を持たない人が通学する訓練校)として、訓練生に付与できることにも注目していただければ幸いです。

内定が決まった後に、過去の経験から「不安」が先行してしまう人もいます。
複数の内定をいただき、実際に職場実習を重ね、自分の意思で選択をした後に、精神的な不安から体調を崩してしまった人もいます。履歴書を書くことで現実的になった時期に、立ち止まってしまっている人もいます。

本当に生きることに大変なエネルギーが必要なのだと感じます。
だからこそ「キモ」となる支援感を共有し、幼少期から切れ目のない支援や具体的な療育経験を積み上げていくシステムが「あったらいいな」と願い、無謀にも挑戦するのです。
Posted by サポートネット at 13:43
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