疑似旅行
兄弟支援とipadの話 [2010年11月20日（Sat）]
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トマトです。
今日は、いちご君とメロン君の兄弟の話を書きたいと思います。 いちご君とメロン君は久しぶりの虹っ子でした。 どちらかが体調不良だったり、学校の行事だったり、 なかなか来れず、お休みが続いていました。 久々に来ることができたので、スタッフも大喜び。 そして、本人たちも笑顔での来所でした。 そのテンションの高いこと！！ どちらかが、課題を 「やだー！！」 と言えば、もう一人も 「やだー！！」 プリントをぐちゃぐちゃにしてみたり、 椅子を倒してみたり、相乗効果でテンションが上がって行きました。 家ではこれが毎日と思うと、 保護者の方はすごいなぁ・・・と頭が下がります。 私は違う子についていたので、遠目で見ていたのですが、 パニックだったわけではなく、 どちらが支援者の目をより惹くことができるかを 競っているように見えました。 兄弟でも実態は違います。 そんな中で、私の担当児がipadで計算問題をしていたんです。 制限時間つき。大人でも1度でクリアは難しい計算問題です。 いちご君が「ipadやりたい！！」と大興奮。 メロン君はあまり興味ありませんでした。 いちご君、本当にやりたかったんですね。 怒られてもいないのに、両目から涙を流して 私に「ipadやりたい」と訴えてきました。 「自分の課題終わったら貸すね♪」 と約束したところ・・・・ いちご君課題を真面目に取り組み始めました。 メロン君もテンションが戻り、課題を始めました。 ここで感じたこと。 休まずに来ている子供は、大きくテンションが上がりすぎたり 課題を嫌がったりすることはあまりありません。 1か月以上休むと、緊張なのかテンションが上がりすぎたり 課題に取り組めなかったりと、変化があります。 あぁ、継続してくることも必要なんだなぁ・・・と思いました。 療育も教育も、目に見えないので どの辺がどのくらい大切なのか見えません。 ただ、しばらく休んだことでこんなに違うのかぁ・・・と思わされました。 誤解を招きたくないのが 休んだことを責めるつもりはありません。 事情がいろいろありますし、 何より、無理に来ることはいい結果が生まれません。 一番いいのは、療育に通わなくなっても 安定して生活を過ごすことができるようになること。 メロン君、あまりうまくお話ができないのですが、 今日、私の顔を見て 「せんせい」と言ってくれました。 初めてです。 聞きとれる語彙が増え始めたのは、今年度に入ってから。 今日、それが聞けただけでも私は幸せです♪ さて、自分の課題を終えたいちご君にipadを貸しました。 やるアプリは計算問題。 本当に真剣に取り組んでいました。 それを見たメロン君は、パソコンに向かい・・・・ 一生懸命画面をタッチしていました。 本当に愛くるしいシーンでした。 次回は、ipadにも触らせてあげたいと思います。 ipadはトマトの私物です。 まだ、成功事例が少ないので 虹っ子に「買って」とお願いできません。 高い買い物ですもの。 何より支援者が使いこなせないとダメです。 ただ、使える子供は多いです。 平日でも、LDの子供にはぴったりだと思います。 実態が合う子については、保護者の方にも 購入を進めたい道具です。 学習アプリもたくさんあります。 いい事例が、未来につながる。 いつ、どんな子供にどんなアプリがぴったりか聞かれても さくさく答えられるように、これからも研究していきますね♪ |
Posted by
サポートネット
at 23:31