サバイバルスキル [2010年07月07日(Wed)]
究極の「生きる」ために必要な力…
“食糧確保だよね。” さて、お子さんはご飯を一人で炊けますか? 今 日々お付き合いをしている知的な遅れを伴わない大人の人たち… 悪戦苦闘中です。 今日は「炊飯器でご飯を炊く」ことに挑戦。 お米を研ぐことからスタートです。 まったく初めての人が一人いました。 ちなみに大学出ています。 改めて炊飯器を使った正しい(?)ご飯の炊き方も、事前準備として調べて、写真入りのマニュアルも作って… 今時は、精米状態が良いので、昔のようにギュッギュッとお米を「研ぐ」必要はないのだそうです。 私たちにとっても “へっ〜” と思いながら、出来るだけ自宅でも同じように出来る方法をマニュアル化してみました。 改めて私たちも気付きました。 “ボールの中でお米をすすぐ時の手の動かしかたが上手じゃないかも” “お釜の中で炊きあがったご飯を混ぜるのにこんなに苦労するんだ…” “ご飯が炊けたら、それで完結。道具を片づけると言うのは、気付かせる工夫が必要なんだ…” “食器を洗うことも練習しなきゃ…” 学力やパソコンンのスキルが付いても、「生き抜く」ためにはまだまだ修行が必要なようです。 それはもちろん私たち支援者も同じです。 ・手首の動かし方が不自然な動作になっていないか、出来れば幼少期にチェックして、OTさんの知恵を活かすことが必要 ・「お手伝い」の経験は絶対必要 ↑ ・「発達障害のその子」としての特性を見極めながら指導して、定着させる工夫が必要→役割を担うのは? 彼らを通して気付き、学ばせていただいたことを、会員さんからのご相談や『虹っ子』の療育の中で活かして行かなければ「失礼」だよね。 秋から実現しようとしている中・高生以降のご本人たちへの支援プログラムにも、たくさんのヒントをいただく毎日です。 |
Posted by
サポートネット
at 12:50