解禁「メンター養成講座」 [2010年05月27日(Thu)]
今年度のメンター養成講座の全容が決まりました。
お申込みの受付もスタートです。 今年度は「就労」を大きなテーマに“今 この社会の中で これからをどう生きるか” を皆様と共に学び合います。 ◆第1回 8月28日(土)9:30〜16:30 テクノロジーを活用した発達障害のある人たちの就労支援 中邑 賢龍先生(東京大学 先端科学技術研究センター 特任教授) 我が国におけるAAC(拡大・代替コミュニケーション)の第一人者中邑賢龍先生に、職場でのトラブルに直面した人たちの困難を出来るだけ早く解消するうえで、「周囲が今すぐできる少しの配慮」の具体例を「テクノロジーの活用」を切り口に教えていただきます。一日の就労シーンを「出社-通勤」「事務・作業」「休憩」「接客・電話」「会議」「帰宅後」の6つのシーンに分類し、そこで起こりうる困難を「本人の視点」、「上司や同僚の視点」から説明をいただくと共に、考えられる配慮を「テクノロジー」「職場環境」「コミュニケーション」の観点から提案していただきます。 ◆第2回 9月25日(土)9:30〜16:30 働く大人になるために…現状から「これから」を考える 志賀 利一先生(独立行政法人国立重度知的障害者総合施設のぞみの園 企画研究部研究課 研究課長) 大人になった時のこどもたちがイメージできますか?生涯にわたって自閉症/発達障害の「その子」としての支援が叶った人たちは、どんな素敵な人生を送っているかイメージできますか?尊厳の保たれる自立した社会人として育つために、知的な重さ・軽さではなく大切な視点はどこにあるのかを事例を通して教えていただきます。 ◆第3回 10月17日(日)9:30〜16:30 魅力ある仕事を創る 山田 泰久さん(日本財団 システム統括グループ情報コミュニケーションチーム CANPAN企画推進チーム) がんばっている人たちがやっているお店や作っているモノを紹介することで、「一生懸命働いている人にエールを送る」。さらにアフィリエイトの機能を活用して、NPO団体が寄付を集めようというプロジェクト=『キフィリエイト(「キフ」+「アフリエイト」)』を立ち上げたり…日本財団の山田さんは、社会貢献と真正面に向き合う素敵な方です。たくさんの素敵な人と素敵なモノの付きあってこられた山田さんから、この先「魅力ある仕事」を創っていくヒントをいただきます。会場内に山田さんお薦めの素敵な食品や雑貨も揃います。 ◆第4回 11月21日(日)9:30〜16:30 「ややこしい」人たちを社会で認める知恵 大坂 純先生(仙台白百合女子大学教授) 高機能自閉症スペクトラムの成人たちの多くは、家族も共に「障害」であることを気付かぬままに育ちあがった方々です。だからこそ『支援』を受けることに慣れていません。「特性ありき」の人生を歩む選択が出来難いのはなぜ?「障害」がイヤなのはなぜ?本質に迫りながら、未来への一歩を踏み出す勇気と応援へ向かう知恵をいただきます。 ◆第5回 12月23日(木) 9:30〜16:30 自分で行動できる大人を目指して 服巻 繁先生(ピラミッド教育コンサルタントオブジャパン椛纒\) コミュニケーション、対人スキル、セルフマネージメントの領域で困難さを有する自閉症や関連する発達障害を持った人のために効果的な指導環境を設定する方法を、特に先を見越した方法に焦点を当てて学びます。レッスンの計画、指導の方法、エラー修正、強化の方法、行動マネージメントの方法を、発達障害の人のニーズに合わせてどのように調整するかということを、ワークを通して具体的に学びます。自発的に行動できる大人になるために、周囲がどんな視点を持てば先を見越すことが出来るかを教えていただきます。 会場:宮城県建設産業会館(仙台市青葉区支倉町2−48) 対象:保護者・就労支援/地域生活支援/企業でご本人に関わる方・発達障害臨床に関わる支援者他 定員:各回70名 受講費:会員の方は¥5,000/回(支援チケットもご利用いただけます)。 「メンター初級」認定者は¥3,000/回。非会員の方は¥8,000/回。 全回履修の方に、「メンター初級認定証」を発行いたします。 お申込みの方法は事務局にお尋ねください。 |
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サポートネット
at 21:34