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抜本的に [2008年05月04日(日)]
連休に入り昨日・今日は事務局をお休みさせていただいています。
スタッフも帰省や家族サービス。そして休養…
息子は連日爆睡の後、一応顔を洗った後は「お腹すいた」も言わずにパソコン三昧。

日曜の朝の母の楽しみはベッドでテレビ。
今朝は「テレビ寺子屋」と「報道2001」の中でいつも私たちが感じていることが取り上げられていました。
「テレビ寺子屋」の今日のゲストは親野智可等さん。
「親力」という視点で講演活動を展開されている方です。
要するに「ほめる」こと。そしてそのほめることは、“優れていることではなく当たり前に出来ていることに目を向ければ直ぐに出来ますね。”ということをお話しされていました。
これって、辻井先生が全国で広げようとしている「ペアレントトレーニング」でも繰り返し伝えられてきたことです。サポートネットでも、メンター養成講座でご紹介しています。
まだまだ少ない人数ですが、保護者の方に理解していただき「ほめ上手」なお母さんが増えてきていると嬉しく思っています。
もちろんそのことは、こどもたちの「ややこしさ」の軽減に役立っているはずです。
その一方で、30歳を超えた「ひきこもり」の人たちが全国で17万人(確かそんな数字だったと)を越え、将来の生活保護予備軍となっているこをめぐって「報道2001」で識者の方々が様々コメントをされていました。

私たちは、その中の多くに、こうした2次障害的症状を呈している「発達障害」の成人がいることを知っています。もちろん未だにそのことに気付くチャンスがなく親子で精神的にも困難な状況にあるご家族も多いのでしょう。
サポートネットでも、当初はこうした成人期の方のご相談が多かったです。
忍さんを中心に、ジョブコーチ体制を整えるために随分情報収集もしてみました。
ですが、現在の労働制度の中でNPOが対価をいただきながらジョブコーチを派遣できる制度に出会うことが出来ませんでした。もちろんボランティアとしてなら企業との繋ぎは出来るのでしょうが、弱小NPOではそれを続けることは困難です。
人のネットーワークを広げながら、IT関連企業で就労出来た若者が数名に留まっています。
そんな彼らも、果たして職場で苦労せずに仕事を続けているのか確証は得られていません。
企業の中で発達障害としての特性を持つ本人が働き続けられるためには、ジョブコーチやジョブサポーターが必須だと感じています。しかもこうした役割を担って下さってくださる方が発達障害を学んで下さらなければ、続くことの保証はし難いのも現実です。

果たして企業で働く道がわたしたちのこどもにとってBETTRな道であるのかも良く考えながら、国家財政の重荷にならない大人にしてあげたいと願います。
福祉をテーマに討論が繰り広げられると、“国が抜本的に取り組んで…”「まとめ」として良く使われる言葉ですが、何十年経ってもちっとも変わらないな〜とも感じます。
『元気に働く大人』になるためにたくさんのハードルが待ち受けていることを予測しながら、まずは徹底的に「ほめる」ことがグータラママに出来ることかもしれませんね。

Posted by サポートネット at 09:22