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1人で乗る美学 [2017年12月18日(Mon)]
タリス君の趣味の1つに「電車に1人で乗る」があります。
電車が昔から大好きで、中学になる時に「1人で地下鉄に乗って虹っ子(とプリズム)に来る」という目標を立てたことをきっかけに、1人で乗ることができるようになりました。
プリズムの日に、お母さんが車で来所しても、タリス君は1人で地下鉄に乗って来ますし、1人で帰っていきます。

人と一緒に乗るのが嫌なのかを聞いたところ

「嫌じゃないけど、1人で乗れるから」

ということで、自分1人でできることを誇らしく思っていることが伝わってきます。

さて、学校の校外学習。
みんなで地下鉄に乗ってお出かけをするそうで、

タリス「1人で乗りたいので、現地(の駅)集合がいいです。あと、帰りも泉中央に行くので現地解散でお願いします」

と学校の先生に訴えていました。
1人で地下鉄に乗れるといえども、解散後に泉中央に行くというのを学校がOKするのはなかなか難しい。
ただ、泉中央のお店に行きたいわけではなく、タリス君は「駅の雰囲気を味わいたい」だけです。
どうしたらいいものか・・・。

というお話をお母さんから聞いたので、タリス君と話しあってみることにしました。

まほろ「ねぇ、校外学習の帰りに泉中央に行きたいんだって?」
タリス「うん。駅を見るだけ、ちょっとだよ」
まほろ「うん。いいよねぇ。趣味を楽しんでる。誰にも迷惑かけてない!素晴らしい!しかし、1つ問題があります・・・それは、寄り道になってしまいます。寄り道は、補導対象者になります。私はタリス君が補導されたらいやだなぁ」
タリス「ちょっとだけだよ。大丈夫でしょ」
まほろ「寄り道をする人って、ちょっとだけって思っていると思うよ。中学校の制服のまま、目的もなくウロウロしていたら、補導員に声掛けられるかもしれないよね」
タリス「じゃ、校外学習行くのやめようかなぁ・・・」
まほろ「それも、1つの選択肢だよね。休むか、寄り道をしないか・・・でもね、趣味を大事にしてほしいので、提案があります。土・日に行くというのは、寄り道にならないからいいと思うよ」
タリス「じゃ、今から行ってもいいの?」
まほろ「お母さんがいいよ。って言えば、今日行ってもいいと思います」
タリス「ふーん」

しばし考えていたタリス君。
さて、どうするのかなぁ・・・・と思っていたら、後日、お母さんから連絡があり

「おかげさまで、寄り道する事なく、帰ってきて、学校にも帰宅の電話報告ができた様です」とのこと。

話しあった時に、気持ちが乱れず最後まで聞いてくれたことも嬉しかったのですが、タリスくんが提案を受け入れ、無事校外学習に参加できたということも嬉しく思いました。

ちなみに、タリス君は褒められるのも得意ではありません。
「やりたくない!これやったら、お母さんに褒められちゃうかもしれない・・・・」
というセリフも時々出てくるので・・・・来所したときに


まほろ「寄り道しないで帰ってくることができたって聞いたよ。良かった♪補導されなかった、安心した。提案聞いてくれてありがとう」
と伝えたところ、

タリス「今度のスポーツ大会はバスで行くよ。朝早いから。スーツの人とかと一緒にならぶかもしれない」
と教えてくれました。
すでに気持ちは次のお出かけに向いています。

そして、また後日談。
プリズムの同じグループのみんなと、新拠点の場所確認で地下鉄に乗ることになったときも
「旭ヶ丘駅集合でもいいですか?」と。
それは問題がないのですが、念の為に聞いてみました。
まほろ「新しい場所を見に行ったら、もう帰るだけだよ?地下鉄の中が楽しいと思うのですが、一緒に帰りませんか?」

と提案したところ

タリス「僕のことは気にしなくていいです。一人で大丈夫ですから」

はい。一人で乗るのが本当に好きなのですね。
ホームでもあえて離れたところに立っていて、なんでもみんなより一本遅い地下鉄に乗って帰るのだそうです。
自分の好きなことを余暇として大切にしてほしいので、それも承諾しました。

タリス君が一人になりたいのは、乗り物に乗る時だけです。
基本的に、みんなと一緒が好きですし、プリズムの振替もできるだけみんなと一緒がいいと言います。
「1人で乗る美学」を大切に、これからも趣味を謳歌してもらいたいと思います。
DSCN0003.JPG
まほろ
Posted by サポートネット at 19:26
個別だから話せることがある [2017年11月04日(Sat)]
中高生と話をしていると、なるほどなぁ・・・と思うことが多くあります。

進路変更についての会話の中で
「一度決めた道を変えるのは、負けた気がする」

学校であった話の中で
「グランドマジョリティー(多数派)の考え方、まじ疲れる」

友達に言われた言葉でムカついたという話の中で
「言葉で会話して欲しいよね。“さっする”“さっしろ”何それってかんじ」

なるほどなぁ・・・。
友達とのトラブルが無い子ほど、冷静に人のことを観察していて、このような愚痴がでてきます。

グル―プに所属している子は、こうやって、個別に話している時の方がよくしゃべります。
その子が話したい内容、興味のある内容に特化して1対1で話すことができるからだと思います。
個別療育の子よりも、グループに入っている子の方が「しゃべりたかったんだなぁ」と思うことが多いです。
個別の子は「いつでも話せると思っている」ため、この日に話す!と決めてきていないという実態もあると思います。
(もちろん、何を話すか必ず決めてきている子もいます)


そして、中高生になればなるほど
「個別も結構大事なんだよなぁ。でもグループ休みたくないんだよなぁ・・・・」

と嬉しいことを言ってくれます。
ちなみにグループを休んだ時に、振替セッションとして個別セッションになることがあります。

ここ最近では、小学生でも
「個別の時にはゆっくり話を聞いて欲しい」
という子もいて、中高生と同じようなプリズムの使い方ができていると感じています。

何気ない会話の方が、深刻になる前に気付く事が多く、

個別の時にそれに気付いて良かったね。ということもあります。

例えば、

中学生男子
「女性を触るのは絶対ダメだから、じっと見つめるだけにしている。」

「じーっと見つめられるのも嫌だよぉぉ。それは嫌がられる可能性が大きいので、チラ見でお願いします」(そして、一緒にチラ見の練習)

中学生女子
「私だけ彼氏がいない!」

まほろ「ふーん。学校にどのくらいカップルいるの?」
中学生「5,6組」
まほろ「学年に120人いたとして、それって1割の人だよね。彼氏いない方が多数派じゃない?」
中学生「あ。そうか!たしかに、付き合っている人の方が少数派だ」


表だって、「悩みです」「困ってます」という内容ではないのですが、気づきが無ければ行動の改善もなければ、「彼氏彼女がいない」思いは、時として社会からの孤立の気分になることもあるようで、こういう些細な思いを出せる場が、子供たちには必要なんだと感じています。

かつて
「困っていることがあったら、なんでも言ってと大人は言うけど、子供同士のトラブルに部外者が入って来ることが嫌なんだよね。そもそも大人信じてないし。」
と言われたことがありますが、きっとトラブル解決をするときに納得がいかない経験をしたことがあるんだろうなぁ・・・・と思います。

この場所(この人たち)だったら、話してみようかな。という存在になりたいですし、これからも、「人に言ってよかった」と思える経験を積んで欲しいと思います。

IMG_20170604_0002.jpg
挿絵はデコモジ君のイラストです

まほろ
Posted by サポートネット at 12:14
ハロウィン焼きそば [2017年10月28日(Sat)]
今年のハロウィンセッションのことを前回書いたのですが、
「ハロウィン焼きそば」なるものも作っています。

何が、ハロウィンかと言えば・・・・色でしょうか。

子供たちからも
「あ!知ってる!!紫キャベツ使うやつでしょ!やったことある!」
という声があがり、なかなかの盛り上がりでした。

作り方は、

@紫キャベツを切る
A紫キャベツを炒める
B麺を入れて・・・
C150CCの水を入れて麺をほぐす(色素を出すために多めの水を入れています)
D水がなくなったら、お皿に盛りつけます。

・・・とまずはここまで。

Eスライスチーズを好きな形の型抜きで抜く

Fレモンをかけて、色が変わる実験を堪能したら・・・・

やきそば.jpg

G麺の上にチーズを置いて、できあがり!

パンプキン.jpg
・・・粉ソースをからめながら、いただきます。


グル―プによって
調理に重点をおくグループ
科学反応を楽しむグループ
レモン汁をたくさんかけて、すっぱさ我慢大会を楽しむグループ

子供たちによって、興味をかき立てるポイントは異なっていました。

化学反応に興味がありそうだと思った中学生たちに
アントシアニン
アルカリ性:青
中性:紫
酸性:赤

とホワイトボードに書き、
「これ、試験に出るよ!酸性であるレモンを掛けたら赤くなったで覚えたね」

と伝えたら・・・・

「中学はBTB溶液だから、テストに出ません。小学生に言ってください」

と言われました。
。。。。あ、そうかそうか。

また、
「色、まずそうだぁ・・・・絶対まずいよなぁ・・・これ、喰えんの?」

と言っていた男子たちに

「今までみんな、美味しい!って食べてたよ♪」

と伝えた所、

「俺たち、絶対食べたらまずいって言おうな!そうしような!」

と言っていたのに、一口食べて

「うまい!」
と言ってしまうあたりも、素直で素敵。

「俺!帰りにレモン焼きそば買って帰るわ!これ、うまいわぁ!」

と言っていたけど、レモン焼きそばって!?と笑いが起こりました。

カボチャの被り物をさりげなく被る子がいたり、
DSCN1738.JPG

自分で持ってきた仮装を楽しむ子がいたり(この日は楽天の試合がありました)
Image-1.jpg

今年もたくさんハロウィンを満喫しました。
まほろ
Posted by サポートネット at 09:56
プリズムでもハロウィン! [2017年10月22日(Sun)]
ハロウィンの季節です。

ある年代以上の方としゃべると
「昔はこんなにハロウィン盛んじゃなかったよね??」
となるのですが、今の子供たちは

「楽しみな行事」

で、定着したなぁ♪と思っています。

さて。
この時期、後藤が変な帽子をかぶったり、めがねをかけたり、マスクをしたり…。
ハロウィンの雰囲気を一生懸命演出しているつもりです。

今年は、昨年末に購入した、クッキーを好むモンスターをかぶっています。
クッキーm.JPG

こども「なにそれ」
まほろ「クッキー(好きな)モンスター」
こども「なにそれ」
まほろ「かわいいでしょぉぉ。嘘でもいいからかわいいって言ってほしい」
こども「・・・・(苦笑)」

これが中学生以上の子たちの一番多い反応です。

ところが、
「うん。かわいいね」
「いいんじゃないかな」

という返答をくれる子もいて、なんだか心のゆとりを感じます。
かわいいと返答してくれたことよりも、無視せずこちらに合わせて答えてくれたことに心が温まります。

さて、今年も様々なハロウィンを企画しているプリズム。
小学生の定番は、仮装してお母さんや先生たちにクイズを出すというセッションです。

人に話を掛けるというのは、なかなか難易度が高いはずなのですが、
どうすれば声を掛けることへの難しさを考えなくてすむだろうか・・・と考えた時、

声を掛けるセリフを手に持っている
誰に声を掛ければいいのかが分かりやすくなっている
自分の考えたクイズを出してもいい
声を掛けたらトークンシールがもらえる⇒全部たまったらおかしがもらえる

というゲーム性重視にしたところ、恥ずかしがる子がいなくなりました。

そして、今年の1,2年生はハロウィンのお話の朗読をお母さんたちの前で行う!
という課題も盛り込みました。

というのも、セッションの様子を保護者の方に見て頂く機会は少ないですし、
ある程度学年があがると、褒められることに拒否感が出てしまう子もいて、
披露する機会を逃してしまうからです。

学芸会のように、1行ずつ変わりばんこに物語を朗読。
最後のセリフは、嘘つき男のジャックが、

「天国と地獄を行ったり来たり・・・」

というセリフなのですが、とても感情がこもっている!!!

子供たちに感想を聞いたところ、
「お母さんたちに拍手をもらえたのが嬉しかった」
「難しいとおもったけど、やったらできた」
と、やりきったいい表情をしていました。


さて、終って休み時間に女子が書いてくれた絵。
動きがあって、とてもいい作品だと思いました♪
ハロウィン2017.png
まほろ
Posted by サポートネット at 17:56
スポーツの秋 2017 [2017年10月13日(Fri)]
子どもたちの中には「スポーツ嫌い」も結構いるのですが・・・・

「スポーツの秋」は人気があります。

なぜなら、Wii-fit Uを使用するので、ゲームをしている気持ちになります。
Wii-U使ったらゲームでしょ!!と思われるかもしれませんが、
次の日、後藤が全身筋肉痛になったことからも、やっぱりスポーツだな・・・と思います。

中でも、今回取り上げたいのはジョギングです。
Wii-Uを持っている中学生から
「ジョギングは2人ずつできるしおススメだよぉぉ♪」
と聞いていたので試してみた所、その場で足踏みしているだけなのに、息切れするほどの運動量がありました。

何が面白いって、急ぎ過ぎるとMiiが転びます。
転倒がしたくて子どもたちが必死に走る姿がありました。
転倒する度に全員から笑いが起こるので、とても盛り上がります。

ジョギングの中にもいろいろ種類があり、「探してMii」というゲームが大人気でした。
内容はゲームパッドに写る写真を手掛かりに、町中を駆け巡りながらMiiを探します。
任天堂さんのHPによれば、「脂肪を燃焼させるとともに、推理力や記憶力を養います」というゲームです。
探して御.JPG

探しているMiiを見つけた時の嬉しさも伝えたいですが…
このゲームで子供たちに人気のあるシーンが

「海に落ちる」です。

どの子も初めは失敗して海に落ちるのですが、落ちることのできる事実を知ると
自分の順番が回ってきた時に、わざわざ海に落ちに行きます。
これもとても楽しい様子。
どのくらい楽しいかと言うと、

今まで4グル―プの小・中学生たちが「探してMii」に挑戦していますが、
4グル―プとも「海に落ちる」を経験し、みんなの笑いを取っています。

4グル―プ目の子が

「ねぇ!海に落ちてみたい!!」

と言いだした時は、『待ってました!』という気持ちにすらなっていました。

よく、感覚統合でWii-Fit使用の話を耳にしますが、本当にいいなぁ♪と思います。

ボルダリングは、右手、左手、足の連携が取れていないと上ることができません。
始めは片手を放すともう片方も放してしまい、すぐ落ちてしまっていた子も、指示を聞きながら

「右手伸ばして緑つかんで! 足動かして! 左手伸ばして青つかんで!・・・」

と体を動かしているうちに、自分でも要領を得て
最終的に、ひとりで頂上までたどり着いた顔は、達成感に満ち溢れていました。

ボルダリング.JPG

また、Wiiボードがあると、ついつい画面に近づきたくなる子たちも定位置でできる。

任天堂Switchが出てきてから、子どもたちには
「もうWii-Uの時代は終わった」と言われるのですが、療育ではまだまだ使えるなぁ♪と思っています。

そして、毎回思うことなのですが・・・
これを毎日やったら痩せるんだろうなぁ・・・・・。

まほろ
Posted by サポートネット at 11:35
低学年グループの何気ない1日 [2017年10月02日(Mon)]
プリズムの低学年のグループの出来事。

先日、プリズムを楽しみにしている女子が来所してもなんだか元気がない。
「今日はお買物だよぉ♪」と伝えても、

「べつに・・・・」と。(大好きなお買物なのに!!!)

「はじまるよぉぉ♪」と呼びに行っても「やる気でない・・・・やりたくない」

なぜだ!いつも積極的な子なのに!体調悪いのかしら・・・・。
何か気がかりなことがあるのかしら・・・・。

と、セッションを始めて気づきました。
彼女は、大好きなプリズム用のカバンを忘れてきていました。
お買物の話をしても、なんだか上の空になっていましたが、
ただ、何を買うか、どこで、いくらのものを買うかを確認し、出発するところで

「先生、バッグを貸してください」っと。

ステキ!胸がキュンとなりました。
そして、バッグを手にした途端、元気が復活!!
良かった良かった♪

そう言えば、前も忘れ物をしたときに、来所した瞬間
「もう、帰ってもいいですか?」
と言われたことを思い出しました。
「貸してください」で納得できたことに新しい一面を感じました。


一方、自分の思い通りにならないと、大きな声を出したくなってしまう男子。
iPadが大好きで、休み時間にiPadで遊ぶのはもちろん、セッション前にも遊びたいと訴えていました。
ただ、切り替えるのが難しいため、一度始めると、ゲームを中断することが難しい。
「少しだけ早く来て、時間が来るまでやってもいいよ。」
と伝え、いつも10分前に来所します。
が、この日は開始時間ぴったりに来所しました。

男子「先にiPadするよ!!」
まほろ「道が混んでたんだよね。もう始まるけど1分でゲームやめれる?」
男子「大丈夫!!これ終わったらね」
まほろ「1分じゃ、ゲームは終わらないよねぇ」
男子「やるの!!!!やーるーのぉぉ!!!」
まほろ「そうか。じゃ、プリズム前に長くやって、プリズムの後にはやらなくてもいい?」
男子「・・・・・・終わってから長くやりたい(iPadをやめる)」
まほろ「自分で決めたね。素晴らしい!それではみなさん始めましょう♪」

お互いが気持ちよく次の行動に進めた瞬間を感じました。


もう一人。
字は読めるけど、書くのはあまり得意ではない少年。
今日の感想を書くときに
「自分で書いてもいいし、先生に書いてもらってもいいよ」
と伝えています。
最近は、文例を見ながら自分で書いています。
が、この日はちょっと疲れていました。

少年「先生はなぞりがいいと思いますよー」
まほろ「はい。なぞりで感想書くのね。なんて書けばいい?」
少年「うーん。たのしかった。おもしろかった。あ!・・・待って」
まほろ「はい。待ちます」
少年「たのしかった!・・・・うーん、またやりたい・・・・うーん。おもしろかった!」
まほろ「たのしかった、おもしろかったでいいですか?」
少年「それでいい!」

蛍光ペンで下書きをすると、さらさらっと記入しました。
字を書くことが嫌いな子の中には、感想に絵を書く子もいれば
「なし」や「ふつう」←(文字数が少ないからだと推測します)
しか書かない子もいるのですが、彼は感想をじっくり考えます。
長い文章ではありませんが、自分なりにその時の気分に合うコメントを、文例を見ながら吟味している姿がカッコよく見えました。

かつては、1人の気持ちがそっぽを向いて立ち上がると、一斉に立ち上がり
「・・・そして誰もいなくなった・・・」
というグループだったのですが、今は声を掛け合います。

お願いしたい部分を伝えてくれるところ、大人の投げかけに耳を傾けてくれるところ。
それぞれ主体的に活動に参加していることも、このグループのいいところです。

最後に、遊び時間に女子が書いてくれたイラスト♪
うーたん.JPG
まほろ
Posted by サポートネット at 18:35
プリズム夏祭り2017 [2017年08月03日(Thu)]

プリズムの子供たちが毎年楽しみにしているイベントの一つに「夏祭り」があります。
普段、小グループで療育に取り組んでいるのですが、この日だけは大人数。
グル―プの垣根を越えて、小学生から高校生までお店を運営します。

この日、後藤は子供たちから社長と呼ばれます。
他にも、副社長、専務、課長、役員など、職員には役職をつけて、企業の雰囲気を高めています。

夏祭りには、様々なコーナーがあります。
どれもゲーム性の高いもので、ゲームをクリアするとクリア券がもらえます。
そのクリア券の枚数により「景品」と交換することができます。
景品コーナー.JPG

景品の野菜は保護者の方だけでなく、子供たちも
「お母さんを喜ばせる!!」
と大人気です。

今年の夏祭りは、昨年度あった「Wii-Uコーナー(スキージャンプ)」をやめまして・・・

Peppark(ペッパーク)を開設!!!

せっかくPepperもプリズムの一員ですもの。お店で活躍したらいい!!
ということで、クイズ担当になってもらいました。

Peppark.JPG

算数教室
算数教室2
国旗クイズ
四字熟語

の4つのクイズから選んだのですが、Pepperは真面目なため、説明を飛ばすことができず時間がかかってしまったので、後半は「国旗クイズだけにします」と社長権限を発動しました。
普段、あまり触らないから・・・・と保護者の方に人気がとても高かったのも、このPepparkです。
(ちなみにPepparkの銘々は高校生がしました)

他にも、
「射的」「ゲームセンター(iPad)」「いろいろすくい」「かき氷・きゅうり屋」などがあります。

お店の従業員は、基本給とアルバイト代(時間給)と賞与があります。
もちろんおもちゃ銀行のものですが、手渡しの給料はみんな笑顔になります。
勤務時間と休憩時間もあります。

去年まで、全員勤務がバラバラになるようなシフト表を作成していたのですが、今年は従業員(プリズム利用の子)も増え、社長(まほろ)が労務管理と給料支払いが難しくなったため、2交代制を導入しました。

シフト表.JPG

このシフト表をあちこちに貼っておきます。
今年は個人の名札の裏にも、勤務時間を記載しました。

「大事なのは勤務時間を守ること。遊びに夢中で出社が遅れるということは、勤務評価が下がり、ボーナスの額に響いてきます」

難しいことを言っているかなぁ・・・思いつつ、勤務評価がボーナスの額面に反映されるという話は、とても真剣に聞く子供たち。

「がんばったら、たくさんボーナスもらえる??」

という質問が何度も出ましたが

「仕事を頑張るのは当たり前です。頑張ったら、ボーナスがもらえます。
 仕事を頑張らなかった人は、ボーナスの額は少ないかもしれません。
 そして、売り上げが高くても、低くても、全員給料は同じです。
 なので、普通にがんばってください。さぼっても給料は出します。ボーナスが少ないだけです。」

小学校低学年の子に、どこまで通じているだろう・・・と思いつつも、
「言われた仕事をこなせば、給料がもらえる」は通じているはず。

今年、初めて参加した子も、説明をよく聞き
「交代しました。給料ください」
と、給料時間を守っているあたりも素敵。

去年、シフトを守らず遊びに没頭していた子が、今年はシフトを守れたことから、
『去年は運営側の伝え方が悪かったんだな』
ということを、再認識。
さぼりたくてさぼっている訳ではなく、そろそろ配置に戻る時間が分ればさぼらなくて済んだのですね。

40人以上の子供が夏祭りに参加し、誰一人社長に勤務態度を指摘されていないあたり、今年の夏祭りの運営はなかなかスムーズだったのではないかと思います。

高校3年生が何度も
「これが最後の夏祭りと思うと寂しいです」と口にしていました。
今年、グループ療育の初期メンバーが高校3年生になり、卒業していきます。
その中の1人は、先日、運転免許を取得しました。
みんなの前でそのことを発表し「おめでとぉぉ!!!」と祝福してもらいました。
安心してお店の運営を任せることができたり、運転免許を取得したり、みんなたくましく成長しているなぁ。と感じた夏祭りでした。
まほろ
Posted by サポートネット at 10:09
ソースの掛け方 [2017年06月25日(Sun)]
自閉症スペクトラムの食へのこだわりは、なかなかのものです。

毎年、たこ焼きセッションはやるものの、今年のセッションで見えたものは

「ソースの掛け方」

でした。

まず、これが私が作った一般的なソースの掛け方たこ焼き
ソース、マヨネーズ、かつおぶし、青のりがまんべんなくかかっています。
IMG_3478.JPG

次に、ソースをつけて食べたいタイプ
IMG_3479.JPG

次に、青のりNG。ソースも微妙だけど、一部ソースで食べてみたくなったタイプ。
IMG_3480.JPG

そして、何もいらないタイプ。
本当は調味料いらないけれど、鰹節だけかけるかな?やっぱソースも試してみよう。
と、たこ焼きが宇宙人の顔のようになりました。
ちなみに、彼は、まぐろにも醤油をかけないそうです。
IMG_3481.JPG

中に何もいれなかった人もいれば、

タコが嫌いだから、ソーセージだけ。
天かすだけ。
など、具材もなかなかいろんなパターンがあります。

そういえば、何度もやっているこのたこ焼きパーティーで、なぜ今までソースの掛け方に視点がいかなかったかと言えば、

「見本通りに作る人が多い」

という点にあると思います。

具材は好きなものを選んでもいい。としていますが、
ソースの掛け方は見本があり、
ソースや青のりを掛け過ぎ傾向のある子たちでも、適量にしたくなる工夫をしています。
ただ、毎年行っているうちに、中高生は、手順書や見本を使わなくても自分で作ることができるようになっていて・・・・

気付けばこのグループのときには見本を出していませんでした。
よって、独自路線のたこ焼きを作るようになり、
みんなのソースの掛け方に独創性が生まれた。と分析します。

それを見て、たこ焼き作りも上達して、自分なりの楽しみ方を見出してくれたなぁ♪
と嬉しくなりました。


高校生は今年もロシアンたこ焼きをしました。
今年のわさびの量は、ものすごい。
外から見て、ずんだたこ焼き?と思うほど、緑でした。
それをソースとマヨネーズで隠し。。。

IMG_3482.JPG

1名大遅刻をしてきたメンバーがいて、みんなで待っていた中、

「確率は12個中2個がわさび入り。来て早々にわさび引いたら彼は(強運)持ってるよね」
と話していたところ・・・。

持っていました(笑)

ちなみにもう一人に当たったのはあや先生。
あや先生も持ってるんです。今まで数々のロシアンたこ焼きを引いています。
なんであんなに素敵なリアクションをとれるのだろうとウットリします。

子供たちが、どんどんたこ焼き作りが上手くなり、自信を持ち、
町内会の夏祭りで活躍する子が現れないかなぁ・・・♪
とひそかに思っています。

まほろ
Posted by サポートネット at 09:46
グルメサークル カレー編 [2017年06月24日(Sat)]
プリズムでは、利用の中学生〜卒業生向けに「サークル」なるものがあります。
去年から始まったサークルは、想像以上に子供たちの楽しみになっていて、今年度からは「グルメサークル」も始めています。

グルメサークルとは、みんなで外食へ行く活動です。

前回はラーメン。
そして、今回は・・・・カレー!!

みんなで、近くにある本場のカレー屋さんに行くことになりました。
IMG_3445.JPG

今回は、中・高校生が参加したグルメサークル。
みんな「ナンにするか、サフランライスにするか・・・・。」
ナンを食べたことがない子たちは、
「カレー=ライス」
というイメージ。しかし、ご飯が黄色い・・・・。

どうなるかなぁ・・・?
と思っていましたが、

ほとんどの子がナンをえらんでいました。

出かける前に注文の仕方を聞いてきたのですが、ここでもおさらい。
@食べたいカレーを選ぶ
A辛さを選ぶ
Bナンかサフランライスを選ぶ
C100円プラスすれば、ドリンクを頼める。
 (200円プラスすれば、ドリンクバーも選べる)

カレーが来るまでの間に、

「先生、次のグルメサークルはどこ行くんですか??」
って、気が早いし!!まだカレー食べてもいないしw

ふとみると
「ナンピザ」を頼んでいるメンバーが・・・・

IMG_3454.JPG

うわぁぁ!!美味しそうだぁ!!
おすそ分けをもらったところ、すごくおいしい!!
このピザ、普通のピザ屋さんにはない美味しさ!!
私は、次に来た時にこれを注文しようと心に決めました。

そして、多くの子が本場のナン初体験。
学校給食で出るナンは経験があっても、この大きな大きなナンは初めて。
しかも、ちぎり方にもコツがある!!

「はじめてなんだよ!切れないよ!」
と困っていた中学生も、潤先生を見ながら・・・

「あ。切れた。あ。こうするのね。やり方分かった」

と気持ちが楽になったのか

一口食べる度に
「やり方わかった」
「やり方わかった」

と何度もつぶやいていました。

箸以外で食べるものは、食べる見本があると安心すると思います。
しかも、今回は手で食べるものだったからこそ、つけて食べるのか、載せて食べるのか悩んだ子もいたようで、
みんな大人の食べる様子を見よう見真似で食べていました。

大人が4辛を食べる中、3辛を頼んだ子は
半分食べたあたりで悶絶。
それでも必死に食べていて、食べ終わった頃には達成感がみなぎっていました。

6月にプリズムに入ったばかりの中学生も参加していて
「みんな何で帰るんですか??」っと。

まほろ「みんな、電車か地下鉄を使って1人で帰るよ」
と答えた所、
中学生「すごいですね!!僕も1人で帰ります!!」
と目がキラキラ。
きっと、中学生なのに1人で帰るということを自慢したかったはず。
でも、全員公共交通機関を1人で利用しているメンバーと知って
自分もその仲間の一員になれたことが嬉しそうに見えました。

うん。
調理もいいけど、外食もいいな。
メンバーも「なんか、仲間みたいだ」と口にしていたけど、和気藹々でとてもいい雰囲気。
次のグルメサークルはどこにしよう!
移転する前に、街中の安くて美味しい店にみんなで行きたいと思います。
いただきます.JPG
まほろ
Posted by サポートネット at 12:00
東北絆まつり!! [2017年06月15日(Thu)]
先日、仙台で行われた「東北絆まつり」
六魂祭から名前を変えて「東北絆まつり」になりました。

宮城の「七夕まつり」&(すずめ踊り)
岩手の「さんさまつり」
山形の「花笠音頭」
青森の「ねぶた祭り」
福島の「わらじ祭り」
秋田の「竿燈まつり」
IMG_0476.JPG

絆まつりでは全て見る事ができるので、なんだかとてもお得。
毎年、持ち回りで東北の県を回ります。
絆まつりがあるとは、耳にしていたものの、六魂祭のことだと知ったのはつい1週間前。

「そんな6年に1回しか、仙台でやらない祭を観にいかない手はない!!プリズムで行く!!」

と突然思い立って、みなさんすみません。

ただ、プリズムを始めてから感じていることなのですが・・・

予定が突然変わるのが苦手
見通しが立たないことが苦手
人ごみが苦手

と一般的に言われている自閉症スペクトラムですが、

「仲良しの友達とお出かけする」

ことに関しては、大好きな子が多いと感じています。
目的がはっきりしていること
誰と行く、どこへ行く、何をする。
スケジュールを見ながら一緒に目的を確認をしてから、お出かけをしました。

ちなみに、この日、後藤は花京院から勾当台までの往復を5回!!
運動不足の体には堪えたらしく・・・・

横断歩道で激しく転びました。

中学生に「なんで転んだんだよ!なんで転んだんだよ!なんで転んだんだよ!!・・・」

と連呼されたので

まほろ「転んで、心も体も痛いのに、そんなに責められたら悲しくなる。大丈夫?って言われたいよ…。」
中学生「だいじょうぶ?」
まほろ「足がもつれて転びました。恥ずかしかったです」
中学生「気をつけなさい」
まほろ「はい」

他にも
小学生「せんせー!つかれたー!歩けない―!おんぶしてー!だっこしてー!」
のBGMをバックに歩いている最中に、
まほろ「よし!あそこにいるおまわりさんにおんぶをお願いしよう!手伝う!」
小学生「えー・・・断られるよぉ」
まほろ「聞いてみなくちゃわからない♪」
小学生「おまわりさんはやだなぁ・・・」

ということがあったり、

すごくすごく沢山の人ごみの中、
まほろ「ねぇ。これ、行く??人ごみかき分けるの嫌じゃない?」
中学生「へ?平気でしょ。このくらい行けるでしょ」
まほろ「よし!みんな、彼についていくよ!1列になろう!」
中学生「わかった。俺についてきて」
まほろ「すごーい!人ごみかき分けていく!」
みんな「すごーい」

あんなに人がたくさんいる場所が嫌いな子なのに、人ごみをかき分けるのは平気なのか!!という発見がありました。
何より、みんなに「うまい」と言われて、帰って来てからも

「俺、人ごみ大丈夫だから」

と言っていたのも素敵です。

竿燈まつりを観たり、
自撮りで友達と写真を取ったり、
プロレスを観たり、
東北らしいものを探して写真を撮ったり・・・。
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絆まつりを次に仙台でやるのは・・・6年後。

移転をしたらきっと街中のお祭りにみんなで来ることはないかなぁ。
そして、あの人ごみの中、だれもはぐれず、みんなで行動できたことで、
プリズムのグループの「絆」を感じた日でもありました。
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まほろ
Posted by サポートネット at 16:03
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