いろいろな褒め方 [2014年07月17日(Thu)]
この湿度の高さに、子どもだけではなく、保護者のみなさまも体調くずしていませんか?
私も肩から背中周りのコリが激しく、常に腕を肩より高く挙げていたい衝動に駆られます。 机や壁に肘をついていないと、苦しい苦しい。 整骨院の先生に聞いたところ、この時期はみんなコリが激しいそうです。 感覚過敏の子たちは、気圧の変化で体調も気分も変わるそうですし、 どこにどんな気持ちが落ち込む要因が隠れているかわからないですよね。 今日は「褒め方」について、書きたいと思います。 保護者の方と、家での問題行動を話していると、 「できるだけたくさん褒めているんですけど・・・。」 という言葉をよく聞きます。 そして、中には「大げさに褒める」を徹底されている方もいらっしゃいます。 褒めるは大事です。 大事ですが、タイミングと質も考えなければならないと私は考えます。 知的障害の子の多くは、たくさん褒めて、一緒に拍手をして・・・でいいと思うのですが、 発達障害でも、理解の高い子は、褒めても喜んでくれない場合があります。 ・・・中には怒り出す場合もあります。 厳密に言えば、 「そんなことみんなできるし。褒められると馬鹿にされた気持ちになる。」 「嬉しすぎて、どう表現していいかわからなくて、怒る。」 「大げさに褒められて、子ども扱いされた気持ちになる。」 「何をそんなに褒められているのかわからない。」などなど その子によって、違ってきます。 もしくは、褒める人の立場でも変わってきます。 周りに第3者の人がいるか、いないかでも変わってきます。 また、褒め方NGあるあるの中に 「褒める声が大きすぎる」 という場合もあります。 聴覚過敏の子は、「褒められた喜び」よりも「うるさい」が勝つ場合があります。 だからこそ、その子によって、褒め方は変えます。 また、褒め方はバリエーションがあっていいと思います。 ここで、大げさに褒められるのが嫌いな子の褒め方例を出しますね。 一般的に「プライドの高い」と思われるタイプですね。 例1)ちゃんとあいさつができた。 「今の良かったね。」(さらっと) 例2)プリントを最後までやった。 「よし。すばらしい。」 例3)新しいことに挑戦できた。 「いいね。このこと、お母さんに伝えといていい?」 (答えがイエスでもノーでも伝えます。) →伝えた後、お母さんが褒めて、子どもがムスっとしたら 「あ。ごめん。嬉しいから教えちゃった。」 などなど。 ムスっとした顔をしても、本気で怒っているわけではないので(笑) すごく良かったことは、すごく褒めて、褒めて、褒めちぎる場合もあります。 そんな「すごく褒める」タイミングは 他の子たちの前ではなく、ちょっと陰に呼び出して褒めています。 これは怒る時と同じですね。 あと、よくするのが、 帰り際、 「今日、○○が良かったよ。さようなら。」 と言って、その場を去る。 いわゆる「褒め逃げ」です。 また、私はセッション中、プリントやカードに「振り返り」をさせる場面があるので 文章を書いて褒めます。 人前で言われると怒るけど、褒め言葉を書かれる分には怒りません。 文字にするときは、とてもテンション高めに表すようにしています。 ささいなことで褒めたい時には 「いいね」と言って、笑顔を作る。 親指を立てるだけ。 「すばらしいなぁ・・・。」とこそっとつぶやく。などなど お家だったら、子どものいる隣の部屋で、 子どもに聞こえるか聞こえないかの声の大きさで、 お母さんがお父さんに向かって子どもの素敵エピソードを報告するも素敵です。 (たぶん、私はこれを親にされていたと思います。) いろんなバージョンがあります。 ・・・今、このブログを読み返しながら 「・・・・の場合もあります。」 という言葉が多いなぁ!!と思いました。 そのくらい、全員違った対応なので、場合があるだけでこの方法だけではない。と言いたいです。 あくまでも、褒めても喜んでくれない・・・。 と思っている方に、試していただきたいですね。 (特にパパ達に実践して欲しいと思います♪) まほろ |
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サポートネット
at 11:41