みんな音楽家♪ [2010年05月31日(Mon)]
トマトです。 私が、グループセッションの中でやりたいことの一つに音楽があります。 そもそも私の得意分野は音楽です。 でも、音楽を教えたいというよりは、 音楽を楽しむ方法を広めたいというのが願いです。 早くから親しむことで、苦手意識を持たせないようにする。 っということで、音楽療法も少しずつ勉強している最中です。 音楽が大好きな子はたくさんいますが、 演奏が嫌い。歌うなんて大嫌い。という子供もたくさんいます。 恥ずかしい気持ちが先行している場合が大半だと思われます。 ・・・私もそうでした。歌う時間は「早く過ぎ去れ!!」と思う子供だったので。 低学年グループにも、そんな恥ずかしいことが嫌いなオレンジ君がいます。 他の子は、音楽を楽しむのに対して抵抗はないと思ったのですが、 オレンジ君は「こどもの歌」が嫌いだし、歌うなんてまっぴらごめん。 さぁ、どうしようかなぁ。 で、考えたのがワンコードで弾ける「カエルのうた」です。 Cコードだけで成り立つ&季節の歌です。 ただ、最初から「カエルのうた」と解ると嫌な気持ちになるので、 予定表には「ソング オブ フロッグ」と書きました。 これで、何をするかはまだ解らない。笑 楽器は3つ用意しました。 ウクレレ、アコーディオン、ブームワッカーズ(音階のあるプラスチックパイプ)です。 それぞれの楽器のねらいは ウクレレ=ギターを弾くような、大人の楽器のイメージ。 アコーディオン=引っ張るだけで、それらしい音楽を奏でることができる。 ブームワッカーズ=たたくのがおもしろい。チャンバラしても楽器になる。 「この音はどの楽器?」のクイズを経て、触らせると・・・・ オレンジ君のやりたい!やりたい!という声。 彼は、文句なしにブームワッカーズを選びました。 これは、ねらい通りです。 ブームワッカーズは、自分の体にあてて音を鳴らしたり、 友達のパイプとあてて音を鳴らしたりします。 「カエルのうた」を演奏するのではなく、 「カエルのうた」に合わせて、音を鳴らすだけです。 どのタイミングでたたいても、それらしく聞こえるから演奏していて楽しい♪ 保護者に披露するのは次回と思っていたのですが、 子供たちから「今日見せる!」と言われ、お母さんたちにも見せることができました。 もちろん、ウクレレ、アコーディオンの演奏も完ぺきでした。 一見難しい楽器も、簡単な操作方法さえ解れば怖くない! オレンジ君はフィードバックする際に 「ちょっと難しいくらいの方がいい♪」 と言いながら、 「ちょっと難しかった」と振り返りカードに書きました。 そして、「また新しい楽器持ってきてね!!」とのこと。 他の子も「またやりたい!!」と嬉しい言葉をいただきました。 友達どうしで練習できるのもわかったので、 もうちょっと発展を考えてみようと思います♪ トマト
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Posted by
サポートネット
at 22:28