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「続ける」支援 [2010年01月26日(Tue)]
昨日のセミナー「発達障害者の雇用を考える」で、教えていただいたことを少しまとめたいと思います。

「川崎市わーくす大師」の志賀利一さんからは、平成20年度から22年度にかけて厚労省の科研費で動いている研究プロジェクト「青年期・成人期の発達障害者に対する支援の現状把握と効果的なネットワーク支援についてのガイドライン作成に関する研究」(主任研究者:近藤直司・山梨県立精神保健福祉センター)や、「平成21年度発達障害者支援センターの就労相談支援実態調査」などの結果から見えてきたことをいくつかご紹介いただきました。
特に強調されていたのは
・高機能群の成人期のかたがたの中には「つい最近」診断を受けた人がとても多いこと。
(←「生きづらさに直面したのもつい最近」)
つまり
『思春期以降に「生きづらさ」が表面化する人が少なくない。この時期になって初めて問題が表面化する人が高機能・アスペルガータイプの人に多い』
ということだそうです。
例えば
大学を出て事務系の仕事に就いた場合、ビジネス文書の作成や、自分でデザイン(集計の意味や結果を推測した)した表計算は、ごく当たり前に要求される職務であるが、実はPDDの人には、高学歴であってもとても難しい職務であることが、仕事に就いて実務が発生した時に「困難な状況」として出現することが少なくない。
このことによって、評価が下がったり、叱責を受けることで離職に繋がる。
こうしたことを特性に気付かずに育ちあがっている場合は、繰り返すことによって、2次障害等「困難」な事態が引き起こされ、そこから初めて「相談」や「診断」へと繋がり初めて「支援」がスタートする
のが、成人期のかたがたの一つの実態だということです。
当事者としてご登壇くださったアスペルガーの青年が
「私たちは必ず役に立つ。役に立たない障害者なんて一人もいない。アスペルガーだからこそ出来ることがあるのでは…」と強く訴えていらっしゃいました。
“会社に行きたくないなんて思ったことがない”という真面目で率直な彼らが“仕事で役に立ちたい”と強く願っていることを、改めて確認させていただきました(もう一人登壇された方も「○○さんのお陰で仕事が楽になった」とい言われたことがとても嬉しかったと…)。

大妻女子大の小川浩先生からは、「発達障害」のある人の「知的・認知機能のアンバランス」を丁寧に解説をいただき、記憶・注意・言語・統合・感覚など、認知に関わる機能の特異性に配慮した職場環境や職務配慮の必要性を説いていただきました。
会場には、神奈川県下の企業の方がたくさんご参加でした。
いつか仙台・宮城でも、企業の方々に理解をしていただけるチャンスは作っていきたいと思います。こどもたちの療育だけではなく、「仕事」に対する地域間格差も現実にはありますよね。
その格差を埋めていくのも、「あったらいいな」の一つです。

「発達障害」の人たちの就労のキーは『ジョブマッチング』。
梅永先生からも繰り返し教えていただきました。
人間関係でのトラブルが継続就労の課題になっていることも確かに多いけれど、
社会性と人間関係の不得手な人が、接客業の転職を繰り返す…
良く聞く話です。
だからこそ
しっかりとしたアセスメント
の元に、企業側にご本人の情報を解るように整理してお伝えすることも必要です。
さらに
「本人がどれくらい「生き難さ」を感じて、通常の社会生活に不適応が生じているかによって、診断名の告知や手帳取得の必要性、障害者雇用の選択の判断が分かれる」
ことを受け留めて、見誤らない交通整理の必要が支援者には求められます。
何よりも、「つい最近」障害特性が解った人であったとしても、支援機関が丁寧な連携をして、日常生活や職場での「続く」支援を一人一人の方にオーダーメイドで構築していくことが、ご本人やご家族に「幸せ」に繋がるのだと強く感じました。

サポートネットでお手伝いできることはまだまだ小さなことかもしれません。
でも、小さな一つ一つの積み重ねの先には必ず「未来が創られる」と願い続けていきます。
「願い」「叶える」ことは、私たちでも「続ける」ことが出来る支援です。


Posted by サポートネット at 11:57
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