おすすめの本です [2009年01月12日(月)]
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サポートネットの大切な仲間のお一人である南雲明彦さんが、他の当事者の方たちと一緒に本を出版されました。
「私たち、発達障害と生きてます 出会い、そして再生へ」 ぶどう社 高森 明 木下千紗子 南雲明彦 高橋今日子 片岡麻実 橙山 緑 鈴木大知 アハメッド敦子 1章 発達障害と出会った! 2章 生きる上でのさまざまな困難 3章 私たちのサバイバル という3部構成で、20代から50代までの8人の成人当事者の方が、それぞれの人生を凝縮した体験を書いておられます。 ・当事者のあなたに、生きるすべがあることを伝えたい。 ・当事者の身に立った新たな支援のあり方を提案したい。 ・自分たちのような存在にきちんと目を向けて欲しい。 という想いがぎゅっと込められています。 これまでも当事者が書かれた本からは、沢山の力と知恵を与えていただきました。もちろん10人10色ですが、特性からくる認知の仕方、感じ方、そして特性を抱えた者として生きる困難さ。 一見、適応できているように見える当事者が抱える苦しみを南雲さんも書いてくださっています。一昨年のメンター養成講座からご縁ができて、そのお人柄に事務局みんながファンになったという素敵な青年です。仲間と笑顔にあふれ、充実している様に見えた学校生活が、実は感覚過敏と勉強や指示についていくことの困難を抱え、一面ではこんなにも自己否定に陥って、苦しいものだったということは、当事者にしか分からないものでしょう。 私は、発達障害と出会った時、涙がでました。 「今まで本当にごめんね。」と思いました。 でも、「大変だろうけれど、これからも多数派のやり方を学んで折り合いをつけて、頑張っていってほしい。この社会で生きていくにはそれしか方法が無いだろうし。」とも思っていました。 仲間と出会って、自分が選んだ本を読むだけの我流ではなく勉強を始めて、それがなんと思い上がった気持ちであるかということに、少しずつほんの少しずつ気づく事ができたように思います。 当事者の方が時々訴えて下さる、「よりそって欲しい」とか「上から目線で言わないで欲しい」という気持ち。多数派は「足りないかもしれないけれど、よりそっているつもりだよ」とか「上から目線でなんか言っていないよ」と思っている場合も多いのではないかと思います。この本に出会って、多数派にあわせて当然という考え方がまさに「上から目線」なのではないかとあらためて気づく事ができました。 気づいても日々生活をするうえでは、つい忘れてしまったり、感情ばかりが先立ってしまう事が少なくありません。 ぜひ、一家に一冊置いておいて何度も読み返して頂きたいおすすめの本です。 困難を乗り越えてこられた方々だからこその、優しさと力づけられるメッセージも盛りだくさんです。 美樹 |
Posted by
サポートネット
at 11:10




