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一般質問、通告しました [2017年08月22日(Tue)]
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■9月議会の足音
市長により9月定例会の招集がかかりました(※)。
今回は議案少なめですが、陳情に興味深いものがありました。
議会として個々の議員の議案等に対する賛否態度の公開を求める私としては、その前に記録する事についても賛成です。
ちなみに陳情の付託についての扱いは28日(月)10時〜の議運です。ここだけ傍聴可能だと思います。
※【豆知識】…議長に招集権が無く、市長の招集を受けて議長から議員に通知がなされます

■通告しました!
一般質問の通告をしました。9人目。順番は28日の議運で決定しますが、たぶん8月31日の昼前後になるかと。取り急ぎ。
9月議会近し。 [2017年08月21日(Mon)]
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■メディカルノート研修会へ
午前は都内の研修会へ。3.11東日本大震災の原発事故により、放射線業界ではちょっと知られている若き医師・坪倉正治氏が講師です。一時期に比べればほとぼりは冷めつつあるものの、6年半経っても未だに放射線の人体への影響の声が主に若いお母さんから聞かれます。講義では放射線を機にしろor気にするなとかの話ではなく、基礎的な科学的知識を確認しつつ、これまでのデータで分かった事などを中心に講義されました。@放射性物質は日常的にどこにでもある事。A食品などの内部被ばくは相当な量を食べなければ基準値超えはないこと(毎日1年間食べ続ける方が困難)。B欧米比較や、国内でも県内比較すると福島よりも高い地域があること(そこへ避難するとより被ばくしてしまう)、などが淡々と語られました。
南相馬市立病院は原発から直線距離で30km圏内と、最も近い場所にあります。その現場からの教訓は重い者がありました。備えについては、午後の講義でしたが・・・議案説明で午前で失礼しました。

■9月議会の議案説明会
今回は早いもので、8月から9月議会が始まります(8/29が招集日=スタート日)。それに先立って、議員に議案の説明が行われました。「私は答弁原稿を読むだけ」などと言って世間から痛烈な批判を浴びた大臣が最近どこかにいましたが、冷静に考えると今日の説明員も、議案の説明とは言いつつその内実は用意してる原稿をまさに‘読むだけ’の人がほとんどでした。これなら誰でもできそうです。先に原稿渡してくれれば質問から入る事ができるのに、と思います。常態化している原稿棒読みは不遜なだけでなく、非効率も生むんだなあと改めて強く実感しました。
                      §
ちなみに是非市民の皆さんにも意見を聞いて決めたい事がありました。追ってアナウンスしますので、ややまめにチェックして下さいますと幸いです。

■常任委員会予告
8月25日(金)10時〜総務財務常任委員会
私は以前から行政視察が入っているため傍聴できません。どなたか傍聴されたら、是非ともご感想などお寄せ下さいますと幸いです。今回は勉強会のようで、きっと楽しいですよ!^^
コンテンツ産業ねぇ… [2017年08月21日(Mon)]
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これか、このあいだ役所前で撮影してたの。やっぱり、仮面は外すんですね。
お盆の過ごし方について語る時に僕の語ること [2017年08月20日(Sun)]
皆様、お盆はいかがお過ごしでしたでしょうか。田舎に帰省したり、1泊(あるいはそれ以上)で温泉旅行に行ったりとされた方も多いことでしょう。ちょっと気が早いですが、この夏の過ごし方をざっくり振り返ってみます。

■松戸市在住率高し。
私は、ほとんど地元におりました、今年も(笑)。強いて言うならば今夏はいつになくTVを観ました・・・と言うのも、この時期になるとNHKをはじめ戦争を扱う番組や特集が増えるからです。戦後72年。今年は特に多く観た気がします。ちなみに今朝も博物館でNHKスペシャル・ドキュメント太平洋戦争(日ソ終戦工作)を観てきました。近現代史はいつ見ても新しい発見があります。市立博物館と言えば、この間「松戸の富士講」という講座に行ってきました。富士山が昔から信仰の対象だった事はご存知と思いますが、平成に入る頃まではなんと松戸からも富士講が出ていたというのです。非常にシブい内容で、とても面白かったです。金山神社、浅間神社にも行ってみたくなりました。
戦史の話に戻ります。NHKスペシャル、今年は731部隊の話がありました。政経塾時代に実際にあの施設を見学させてもらった時の事を思い出し、心が痛みました。

<その他もろもろ>
●ひきこもりの子を持つ親が集う会@五香に参加させてもらいました。やはり、現場で実際に当事者からお話しを聞く機会は貴重でした。引きこもりと言えど万差億別で、松戸市の状況を定量的かつ定性的に捉える事が必要な問題だと痛感しました。詳細は控えますが、人間に対する洞察を僅かながら広げて頂いた気がします。初めは‘部外者が行くのはお邪魔かな…'と思いましたが、皆さん非常に熱心に語って下さいました。ありがとうございました!
●恒例の読書会。今回は『初めて考えるときのように』を扱いました。高校生も初参加で、非常に面白い会でした。関さんの森での開催も非常に気持ち良かったです。場所の提供、ありがとうございました!
●特筆!?松戸花火大会に行きました(10年ぶりくらい)。観るためと言うより、おもしろそうだったので地元の写真クラブの方について見学に行ったのですが。今日はその時撮った作品の品評会で、2度楽しめる会でした。それにしても皆さん上手に撮る!一眼レフカメラが欲しくなりました(^^ヾ
●8月の議会報告会は、ともに初となる「ひがまつタウンカフェ」と「市民交流会館」で行いました。お越しいただいた皆様、ありがとうございました!
●他には、近隣市への視察数件。週明けにも船橋へ視察に行ってきます。
●楽しいイベントとしては、21世紀の森と広場でバーベキュー大会をしました。参加頂いた政治塾の塾生の皆さん、後援会の皆さん、ありがとうございました!(肉を買いすぎたのは私のせいです。すいません!汗)※皆さん、セグウェイの転倒には要注意!

・・・こんな感じで、ほぼ松戸にいました。本を読んだり歴史に触れると非常に心が落ち着きます。とかく戦争の歴史を考える事が多い月ですが、平和を祈り、命を大事にしようとする風潮を高めるのは社会として必要ですね。
本日、初開催! [2017年08月19日(Sat)]
■政治に親しむ夏、第二弾!
本日です!
9:15am〜市民交流会館にて!
駐車場無料。途中参加も自由です

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留学生の集い [2017年08月17日(Thu)]
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学院留学隊のつどい。
制度変更等で現在はスコットランド交換留学はないものの、当時からの繋がりの価値を重んじる人は国境を超えているようです。

教え子の祝辞が大評判のN先生曰く、もしかしたら当時の留学生にはイギリス政府からの補助金が出ていた?ような、出ていないような話も20年経った今になって初めて耳にしました。もし私費だったのなら留学どころか渡英のチャンスすらなかったであろう私のような家庭出身者としては、両校とイギリスに感謝の涙が溢れます。
                    §
卒業して皆さんそこそこ有名になっているので、話は現役生との繋がりに。やはり、中等部ができてから色々変わったようです。
また、当時の学院には今以上に変わり者を赦す風土があり、成績が良くなかった人間ほど卒業後に成功しているようです。数字で測られないモノ。
                    §
あと特筆すべきは、私が在学中から大変お世話になっている先生が(立候補してないのに教員たちが匿名で投票するという伝統的な選挙システムにより)50代の若さで学院長にご就任されていた事です。学院出身者が学院長なのは、思い出も悩みも共有できてとても嬉しいです。学院時代(授業)、松下政経塾(学院生対象の授業)、そして議員になってもこうしてラフに交流し合う事ができるのが、早稲田大学高等学院の良さであります。

…そんなわけで、学院長になられた20歳ほど上の‘先輩’と久々の自撮り!
深山議長へご報告(電話)しました [2017年08月15日(Tue)]
■念には念を入れ。
先ほどの対応内容などを、深山議長へお電話で報告させて頂きました。お忙しい中にもかかわらず電話で対応をして下さいました。
まず、私からお伝えした内容は
・先日の議長からのご指摘の通りに対処させていただいたこと(掲載した資料の削除、固有名詞を伏字にしたこと)
・これでもまだ不備があれば、また随時仰って欲しいこと
の2点です。できる限りのことをやって、私の誠意が伝わればと思います(それでもダメならもう仕方ないですが、まずは自分の出来ることをできる限りやらせてもらいました)。

次に、先に懸念していた事項で確認して分かったのは
・議長の先日の私への要請(電話の内容)はどうやら「教育長の要請」を受けてのものであったこと
→よって、私の今回の議長の指摘に対する対応は、削除&伏字化という形でどうやら間違っていないと確信することができました。
また、
・おそらく私の資料掲載が教育委員会側に問題視されたということ
も推測されました(それを受けての議長の要請だったようなので)。
・・・もしそうであるならば、従来の運用でやっている会議開催前の‘いつもの一言’が欲しかったことも改めてお伝えさせて頂きました。そうすれば、私だけでなく全議員がそれぞれ情報の取扱いをする上での客観的な判断材料になります(今回はいつもの留意アナウンスが特になかったことが判断材料になりました)

いずれにせよ、これにて、今回の件はとりあえず一件落着です。

■もっと重要だと考えること
今回の学校跡地協議会の資料の扱いの件は(更なる指摘がなければ)これで終了ですが、ここに書いてきました通り、今回の一件は、一般的な議会として&議員としての情報公開及び説明責任に関する重要なご示唆を頂いたと認識しています。市民に対して責務を負う議員として、この点については、特に改めて留意するまでもありませんが、今後もいつも通り真正面から向き合っていくつもりです。念には念を入れ。
先日UPした学校跡地検討協議会の資料の削除等の暫定的な対応のお知らせ [2017年08月15日(Tue)]
■8月10日のブログ(【資料付き】学校跡地検討協議会)に対する指摘への対応について
先日予言&予告した通りですが、昨日17時過ぎに議長よりFAXが届きましたので、8月10日の掲題のブログ内容を、先日の議長よりお電話頂いた内容のご意向に沿うよう、下記のように対応いたしました。
@当初、掲載していた協議会資料(末尾の資料)を削除(自主的に対応)
Aできれば避けて欲しいと言われた固有名詞の部分を一部伏字(「×」)に変更(自主的に対応)
B上記に伴い、タイトルを変更(自主的に対応)
 旧タイトル【資料付き】学校跡地検討協議会 
        ↓
 新タイトル【(元々は)資料付き】学校跡地検討協議会
尚、最後のBにつきましては、過去に資料を掲載していた(→現在はしていない)事実を残すため、原題に『(元々は)』を付け加える事にとどめた次第です。
今後も市民の皆様により一層分かりやすい情報提供を心がけて参ります。結論は以上ですが、以下に補足説明を書きましたので、ご興味ある方や業務上必要な方は是非お読み頂ければ幸いです。

■議長からのFAX
議長からのFAX(念のためメールでも同じものを下さいとお願いしておきました)は「学校跡地検討協議会における協議内容及び関係資料の取り扱いについて」というタイトルでした。私の掲載内容の変更対応のプロセスを分かりやすく市民の皆様に明示するために、下記にそのまま内容を掲載しておきます。
2908141710_学校跡地検討協議会における協議内容及び関係資料の取り扱いについて.pdf
↑をクリックすると開きます
お読み頂ければお分かりかと思いますが、どうやら今回は「教育長からの要請」のようです。ここにも書きましたが、一昨日の電話では確かに議長のご見解と伺っていましたが・・・他にも検証すると色々と先日の電話とすれ違う点や疑義が確認されました。
■公開に対する私の政治理念
8月10日(4つ目のエントリ)の『■私が資料を公開した理由』にも明記した通りですが、今回の件に関しては一切‘決まったルール’もなければ、事前の資料の扱いに対しての委員長からの‘いつもの一言’もなく、異例の(議長を通じての)教育長からの事後要請ということになります。
                   §
更に本質的な話をすれば、要請者と私の間に情報の扱いに対する決定的な認識の差があるようにすら感じます。
FAXの内容を一言で端的に言うと‘協議会は議会と執行部との協議の場。その協議を踏まえて政策決定する。中には不確定要素もある。だから、そこで得た情報の扱いには十分配慮してね’となります。これの意味するところを改めてよく考えてみました。
私は政治家として、議員は市民に政策決定前に意見を公聴する機会を積極的に設けるべきだと考えています。一部の既得権益保持者や利権にまみれた議員を支持する人ならともかく、一般的に考えれば、市民に一切の口外や相談もなく独断で判断する事を常とする議員と、広く市民の意見を聞いて自分の参考にした後で決断する事を基本とする議員とでは、どちらが市民のニーズを反映できる議員と思われるかは、もはや議論の余地がありません。私はいつも民意(市民ニーズ)を確かめる際に広く市民の意見を聞くように努めています。すると、政策決定前だからこそ市民の意見を聞くことが重要なのではないかという根本的な考え方に至ります。
そう考えると、ここでの「配慮」とは情報を削除して市民に見えなくすることではなく、むしろ広く市民に公開して意見を求めることのように解釈できます。
                  §   
また、政策決定に際してそんな重要な位置づけである協議会に参加することすら認められていない無所属・一人会派の議員ならば尚更のこと、全力で、幅広く情報収集を行い、あらゆる手段で行政へ政策提言の機会を求めることが必要になると考えるのが普通ではないでしょうか。
                  §
何より、議員の市民の為に日常的に行っている公聴活動に、仮に執行部が「配慮」という名目で情報を伏せることの要請をかけるとしたら、これは怖いことです。二元代表制や議会制民主主義の根幹が揺らぎます。これ以上言うまでもないことですね。

・・・以上を勘案すると、教育長の要請する「十分配慮くださるよう」というのは、誤解のないように十分公開して市民の意見を聞くようにという意味に考えられます。そうすると、議長の昨日の電話でのやりとり(=資料の掲載を落とすことと、固有名詞を避けること)と意味が間逆になります・・・一体、どちらが正解なのでしょうか。
また、今回の教育長の意味するものに合致するという意味での「正しさ(=correct)」と、本来議員が行うべき「正しい(=justice)」行いとは合致しているか。突然、自問すべき課題は大きくなりました。

■それでも私は資料を落とし、対応をしました
そのような理由から、今回どう対処するべきか、私は先般の議長との電話とFAX内容の乖離に頭を悩ませました。意味がすんなり通ればもっと早く対応できたでしょうが、私の理解能力でははどうにもこれ以上迅速に対応できなかったのです。
それでも、今回私は自分が予告した通りに上記対応をしました。その理由は、急遽浮かんだ確証のない別の考えに翻意するまでには今一つ自信がなかったからです。
一方で、もし逆の理解(市民に公開するべき=資料を落とさないほうが良い)だったらどうしよう、本質的に今後、恒常的な平素の議員活動(公聴活動など)に支障が出たらどうしよう・・・などの悩みは尽きないのですが、せめて暫定的にでも昨日私がお伝えしたことを遂行した方が議長との話との整合性は取れるし、あえて(議長が出すと自ら仰っていた)FAXを事後のこのタイミングで出してきた意味とも一貫性があると考えます。
そして何より、私が現在のルール不在の議会運営に対してでも柔軟に協力する姿勢があることを客観的に行動でお示しさせていただくことが重要である。残余の未決の部分についてはまた日を改めて議論の機会を伺えばよい(私はすぐにでも議論したい気で一杯ですが、相手のご都合もあるでしょうから)・・・と、深く配慮を重ねて考えてたどり着いた結論だからです。

―以上、長くなりましたが、市民の皆様に対して言葉足らずの部分は、既にご案内のこととは存じますが、来る8月19日(土)9:15〜の市民交流会館での報告会の際にでも詳しくお話させていただければ幸いです。この件に関する私の考えと対処について誠心誠意、ご説明させて頂くつもりです。また、議会の情報の扱い全般についても一度整理して皆様と議論できればと思います。その際は、十分ご配慮くださるよう何卒宜しくお願いします。
【予告】これから情報を落とします [2017年08月10日(Thu)]
本日4つ目のエントリです。1日に4回もブログに投稿したのは記憶の限り選挙時にすらありませんが…。
■指摘がありましたので、一度掲載した情報(資料)を落とします
本日17時以降、深山議長から携帯にお電話を頂きました(人生初)。私の今日のブログ(2つめの投稿:【資料付き】学校跡地検討協議会)の末尾に添付した資料が「時期尚早」なので公開は控えて欲しいというお願いの電話でした。

■私が資料を公開した理由
私は以下の理由で、傍聴時に得た当該資料を本ブログで公開しました。
*まず、協議会は一般市民の傍聴が認められていないこと
*しかし、協議会で起きた事を市民に話す事や、配布資料の公開は特に禁止されていないこと(条例・規則・申合せ等のルールも一切ナシ!)
*今までも私は必要に応じて資料UPをしてきたこと
*加えて、今までの慣例では各種委員会・協議会において「この資料を外に出さないでね」という場合には『資料の扱いについてはご配慮願います』という委員長の宣言がなされることがあるが、今日の協議会では織原委員長(や教育長など)から一切なされなかったこと

・・・ゆえに、行政情報を迅速に市民に提供するのは議員の務めであると思っていることから、いつものように積極的に資料公開をしました。

また、これまでも協議会の事を公開した事は私に限った話ではないと思います。
なぜ今回「本件の資料だけが」・「私だけが」指摘されたのかという疑問は残りますし、市から得た情報を、議員活動上で(民意の意見集約をする際など)個人の議員がどう扱うべきかという大きな疑問が残ります。そもそも、基本的に議員だけに話して「外にはナイショね!」という会議の意義(があるとしたら)って、一体何なのでしょう。‘行政情報は市民のもの’って誰かさんも言っていたような…。
よくよく考えると、ますます謎は深まるばかりです。

■それでもなお、掲載した情報(資料)を落とします。
このように、市民からすれば、自然に理解できる説明が付かない事は百も承知です。
一度掲載した情報は今この瞬間も既にDL(ダウンロード)されているかも知れませんし、他の議員や市民を伝って延々と流れる可能性もあります。
               
それでも、私は議会や執行部を混乱させたい気持ちは毛頭ありませんし、まして議長を困らせる理由もどこにもありません。純粋に議会運営に協力したい気持ちでいっぱいです。そして同時に、それを客観的な行動によって「証明」したい気持ちで一杯でもあります。
今回、私が公開した根拠は(上記「*」に書いたような)客観的事実から判断しました。この事は、市民にご理解頂けると思っています(このスタンスを変えず10年以上やってきましたから!)が、逆になぜ公開してはいけないのか、今まで&今後はどうなのか、という基準が分かりません
誰がどうして公開/非公開を決するべきなのか、私に指摘される理由の一般的な基準がどうにも不可解なのです。
今、国では情報公開(隠蔽)についての問題が連日大きく報道されていますし、民主主義の根幹にもかかわる問題です。どれが本来あらまほしき状態なのか、一度、本気で考える良い機会を頂いたと前向きに考えています。

■今回の件の対処
とはいえ、上記理由に書いた通り私は基本的にあるべき議会運営に協力させて頂きたい気持ちで一杯ですので、取り急ぎの暫定対応としまして、議長からFAXで正式に文書を頂き次第、今のブログに掲載されている参考資料(290810 もらった資料@学校跡地検討協議会.pdf)を速やかに取り下げる所存です。どうぞ、ご了承ください。

★今後も必要に応じて、ここに経緯を含めてお知らせしたいと思っています。これも今まで通りの対応です(このスタンスを変えず10年以上…以下略)。
「第19回都市経営セミナー」へ本当にGOや!(タイトルに特に意味はなし) [2017年08月10日(Thu)]
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■個人的な興味でGOや!(GOや!の部分は言いたいだけです、念のため)
午前の協議会を終え、午後からは都内へ。
この数年、松戸市からも職員が出向している公益財団法人日本都市センター主催の「第19回都市経営セミナー」という研修会へ参加しました。なんでも本郷谷市長が事例報告とパネルディスカッションに出るという情報があり、(とはいえ政務費はモッタイナイので)私費で都内へ。テーマは『都市自治体の子ども・子育て政策』です。政務費の報告がいらないため、纏まっていませんが気ままにメモした文をそのまま載せちゃう自由をお許し下さい。
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■内容(興味ある人だけ読んで下さいね!)
導入は玉川大教授の大豆生田啓友氏による子ども・子育て新制度の概要や幼児教育の重要性の説明(つい最近、どこかで聞いた事のある内容なので割愛)。続いて中京大教授の松田茂樹氏の講演、これは初めてで面白かった!ざっくり言うと、自治体の少子化対策が出生率回復に与える影響の因果関係を分かりやすく解説されていました。因果が深いのはズバリ、「雇用」と断言。
結婚→妊娠→出産・・・のベースとなるのが安定収入(仕事)。考えてみれば当然ですが。
特に大都市においては、非正規率が多く正社員率が低い。「若年非正規率」や「完全失業率」とも無関係ではないようです。これがもし首都圏以外の地方部ならば、出産に対する価値規範も高く、家族から育児の協力も得やすいのですが…都市部の課題は単純に日本の縮図と呼べないくらい根が深く、特定の宗教色も薄いため、世界的に見ても特殊な状況なのではないでしょうか。
                   §
■政策対象は子どもを生んだ人だけではなく、これから生む(かもしれない)全ての人へ!
この問題は対象者が人間「全員」なので、極めて重要な話題な割に個人の価値観やデリケートな部分に踏む込む時があり、非常に言葉の表現が難しいのですが、そんな事を恐れず(厳密にはちょっと恐れつつ)私の思う所を書きます。
                    §
そもそも少子化対策は、狭義には今多くの自治体がやっている「子育て支援」が主ですが、それだけだと効果は非常に限定的です。ほんらいの「女性が子どもを生む」=「出生率が向上する」ためには、まずは人々が「子どもを持ちたい」と思う心に働きかけなければなりません。そのためには従来の特定層だけでなく、若者全般・(まだ子育てをしていない)子育て世代へのアプローチが必須になるのです。ゆえに、企業誘致による雇用・産業(特に工業)の創出の必要性も頷けます。政策は個別でなくパッケージでという事にも繋がります。そして、もちろんこれは社会減(転出者)の抑制にも寄与します。

■揺れる子ども問題〜個人と国家の間で〜
この種の研修を受講する度にとみに思うのは、瑣末な制度論を弄する前に‘子どもは誰が何のために生み・育てるのか’という基本的な価値観を話し合うべきだという事です。これが広く共有されていないと、国のために生んで育児は個人負担、あるいは個人の為に生んでいるのに国に育児支援を求める、のような認識の「ねじれ」がしばしば生じます。前者は戦時中などで、後者が今日は跋扈している気がします(中には未だにお国の為に子ども生むという人もいる…かも知れませんが!?)。
日本を意識するのは外国旅行か制度比較をする時が多いですが、「子ども」というテーマについても今や多くの人が諸外国との比較や哲学・価値観を意識せざるを得なくなってきた様に思います。何が言いたいかと言いますと、いずれにせよダブルスタンダードは良くないという事に尽きます。
 子どもが減少する事はあたかも悪い事のように言われますが、一方で、もしそう思うのなら自分ができる事は何かを一人ひとりがより深く真剣に考える事が必要で、国が繁栄するのではないかと思います。これは決して自分だけが助かろう(ex.保育園に入れてもらおう、補助をもらおう)という気持ちからは生まれません。
いみじくも大豆生田氏が欧米比で「(少子化なのに)日本は子どもを預けっぱなし。一方で日本が乳幼児にかける費用・公的サポート環境は欧米に遅れている」という「ねじれ」を見事に指摘されていました。頷くしかできませんでした・・・。

■その他(まとめ)
肝心の本郷谷市長の話は…今まで何度も聞いたような話ですが、ポイントは待機児童ゼロ(国基準)2年連続の方策である小規模保育施設の設置、子育てコーディネーターを拠点に配置、利用支援コンシェルジュの役所窓口への配置が主な所である。その他、送迎保育ステーションも待機解消に役立ったようである。※この辺は市長の資料よりも、たまたま今日会場の入口で手にした「都市自治体の子ども・子育て政策」に分かりやすく纏まっている(政務費で購入したので読みたい方は私まで御一報を。或いは8/19の報告会@市民交流会館で一言声かけて下さい)。
 それにしても‘子育てするなら千歳市’と言われた時には、どこの事例でも「子育てするなら〜」を冠に付けてコピーにすることに苦笑しました。この「子育てするなら」の意味するところを良く考えると、とどのつまり、(保育所・小規模含む等で)子育てを行政がサポートするなら=直接、親が自分で子育てしなくていいなら、の意味であるという事に気が付きます。1日24時間、身体は1つ。仕事にも、遊びにも、そして子育てにも時間を自由に配分できる時代。そこまでしないと人が子どもを生み育てなくなった自治体とも言い換える事ができます。そう考えると、親が直接子どもと触れあう時間が減り続ける事を延々と後押しするのは少し怖いなとも思います。親の責任と国の責任を改めて考えさせる日でした。そんな事を考える余裕がないのが実情なのでしょうか…この辺、外国の友人たちとも話し合ってみたいと思いました。

・・・今回のセミナーは色々な事を自由に考えて論じることができる、良い機会でした。たまにはこうして肩の力を抜いて研修会に参加するのもいいですね♪^^
長文をお読み頂き、どうもありがとうございました!

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