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H30年度第1回子どもの未来応援会議へ [2018年08月02日(Thu)]
■子どもの未来応援会議へ
昨日衛星会館で10時〜行われた子どもの未来応援会議の傍聴へ。
とみに「子どもの貧困」が叫ばれる昨今、松戸も何とかしなくてはなりません。
受付時刻の9:50に数秒遅れて到着したら(私のGPS時計では9:50丁度でしたが)すでに「傍聴受付終了」の看板が…担当者が上司に相談して「OKです」と何とか4人目に入れましたが、硬いなあと思ってベンチで待つこと約10分。しかし開始1分ほど前に来た別の議員はその担当の個人の判断で入れていました…おかげで傍聴者のアナウンスが一人ずれました。なんのこっちゃ。これが松戸の運用のありていですが、こんなグタグタな先行き不安の会でしたが、内容のほとんどはアンケートの結果報告でした。
              
■「松戸市子育て世帯生活実態調査報告」
H29年9/1〜9/15に行われたアンケート。対象者は小5と中2の全児童生徒及びその保護者で、合計約1万5千人(85%以上が回答)。市立小中が対象なので、私立は入っていません。
アンケート結果では、小5の13.1%が、中2の15.4%がひとり親家庭でした。
細かくは色々ありますのでまたにしますが、特筆事項として松戸市のひとり親家庭の生活困窮度が(他の市と比較しても)高い傾向にあることが分かりました。

■子どもに明るい未来を!
経済や環境などの家庭事情により、子どもに経験や知識が不足してしまうことがあるのは以前より指摘されてきましたが、今更ながら、ああ、松戸もやっぱりの結果だなと思いました。
進路や就学など、不合理な理由で夢が立たれるのは非常につらい。悲しいことは、みたくない、と思いました。

■すぐにできること・今後できそうなこと
すぐできるのは、まず「就学援助制度」の利用です。制度を知らなかったり、知っていても抵抗があって使わない親などもいらっしゃるようで、これはすぐ対象かなと思ったら確認してください。大人ではなく、むしろ子どものために。
また、少し時間をかければできそうなのは、子どもの居場所です。家や学校以外でも静かに勉強できる場所や、勉強を教えてくれる年長者を望む声も少なくありません。私も夏休みなどに事務所で中高生に勉強の場を提供したり、たまに勉強を見たりすることはありますが、こういう取り組みもニーズがあればもっと増やしてもいいのかなと思いました。受験期などは特に、経済格差が塾に通える格差、つまり学力格差として出てくるかもしれないと考えると、特に必要なのは長期休みです。そのうち私の学力が追い付かなくなる日まで…。

いずれにせよ、子供の貧困対策には市をあげて早急に手を打たねばと思いました。
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