衆議院解散に思ふ [2017年09月27日(Wed)]
■総選挙へ
やっとアイドルグループ以上の話題になる総選挙が行われる。 安倍首相の解散表明に伴う衆議院総選挙。今回も新党結成の動きで騒がしい。 私は秘書出身でもなくましてや地元の名士出身でもないので「親分」や「後ろ盾」はいないが、政党にぶら下がっている議員達は右往左往している事だろう。完全無所属議員の良さの1つに、他の議員が選挙で忙しい時に静かな環境で政策研究に没頭できる事が挙げられる。これはなかなかやみつきになる。 ■新党に希望はあるか 今回も希望の党ができるかと思ったら民進党と合併話まで出ている。「脱藩者」や「刺客」は拍子抜けするだろうが、何より白けるのは他でもない、有権者である。 新党が選挙のたびに雲散霧消する。有権者の多くが覚えていない空虚な是会選挙の各党マニフェスト。政治家は自分たちの足跡を踏みしめ、浮ついた楽観論で競うのではなく、今こそ(少なくともこの)議決をはじめとする3年間の「実績」を示すべきである。 それが、新しくないようでいて実は普遍的な政治改革の方法だと思ふ。 看板が変わっても中身が変わらなければ、日本は変わらない。 |