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【予告】これから情報を落とします [2017年08月10日(Thu)]
本日4つ目のエントリです。1日に4回もブログに投稿したのは記憶の限り選挙時にすらありませんが…。
■指摘がありましたので、一度掲載した情報(資料)を落とします
本日17時以降、深山議長から携帯にお電話を頂きました(人生初)。私の今日のブログ(2つめの投稿:【資料付き】学校跡地検討協議会)の末尾に添付した資料が「時期尚早」なので公開は控えて欲しいというお願いの電話でした。

■私が資料を公開した理由
私は以下の理由で、傍聴時に得た当該資料を本ブログで公開しました。
*まず、協議会は一般市民の傍聴が認められていないこと
*しかし、協議会で起きた事を市民に話す事や、配布資料の公開は特に禁止されていないこと(条例・規則・申合せ等のルールも一切ナシ!)
*今までも私は必要に応じて資料UPをしてきたこと
*加えて、今までの慣例では各種委員会・協議会において「この資料を外に出さないでね」という場合には『資料の扱いについてはご配慮願います』という委員長の宣言がなされることがあるが、今日の協議会では織原委員長(や教育長など)から一切なされなかったこと

・・・ゆえに、行政情報を迅速に市民に提供するのは議員の務めであると思っていることから、いつものように積極的に資料公開をしました。

また、これまでも協議会の事を公開した事は私に限った話ではないと思います。
なぜ今回「本件の資料だけが」・「私だけが」指摘されたのかという疑問は残りますし、市から得た情報を、議員活動上で(民意の意見集約をする際など)個人の議員がどう扱うべきかという大きな疑問が残ります。そもそも、基本的に議員だけに話して「外にはナイショね!」という会議の意義(があるとしたら)って、一体何なのでしょう。‘行政情報は市民のもの’って誰かさんも言っていたような…。
よくよく考えると、ますます謎は深まるばかりです。

■それでもなお、掲載した情報(資料)を落とします。
このように、市民からすれば、自然に理解できる説明が付かない事は百も承知です。
一度掲載した情報は今この瞬間も既にDL(ダウンロード)されているかも知れませんし、他の議員や市民を伝って延々と流れる可能性もあります。
               
それでも、私は議会や執行部を混乱させたい気持ちは毛頭ありませんし、まして議長を困らせる理由もどこにもありません。純粋に議会運営に協力したい気持ちでいっぱいです。そして同時に、それを客観的な行動によって「証明」したい気持ちで一杯でもあります。
今回、私が公開した根拠は(上記「*」に書いたような)客観的事実から判断しました。この事は、市民にご理解頂けると思っています(このスタンスを変えず10年以上やってきましたから!)が、逆になぜ公開してはいけないのか、今まで&今後はどうなのか、という基準が分かりません
誰がどうして公開/非公開を決するべきなのか、私に指摘される理由の一般的な基準がどうにも不可解なのです。
今、国では情報公開(隠蔽)についての問題が連日大きく報道されていますし、民主主義の根幹にもかかわる問題です。どれが本来あらまほしき状態なのか、一度、本気で考える良い機会を頂いたと前向きに考えています。

■今回の件の対処
とはいえ、上記理由に書いた通り私は基本的にあるべき議会運営に協力させて頂きたい気持ちで一杯ですので、取り急ぎの暫定対応としまして、議長からFAXで正式に文書を頂き次第、今のブログに掲載されている参考資料(290810 もらった資料@学校跡地検討協議会.pdf)を速やかに取り下げる所存です。どうぞ、ご了承ください。

★今後も必要に応じて、ここに経緯を含めてお知らせしたいと思っています。これも今まで通りの対応です(このスタンスを変えず10年以上…以下略)。
「第19回都市経営セミナー」へ本当にGOや!(タイトルに特に意味はなし) [2017年08月10日(Thu)]
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■個人的な興味でGOや!(GOや!の部分は言いたいだけです、念のため)
午前の協議会を終え、午後からは都内へ。
この数年、松戸市からも職員が出向している公益財団法人日本都市センター主催の「第19回都市経営セミナー」という研修会へ参加しました。なんでも本郷谷市長が事例報告とパネルディスカッションに出るという情報があり、(とはいえ政務費はモッタイナイので)私費で都内へ。テーマは『都市自治体の子ども・子育て政策』です。政務費の報告がいらないため、纏まっていませんが気ままにメモした文をそのまま載せちゃう自由をお許し下さい。
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■内容(興味ある人だけ読んで下さいね!)
導入は玉川大教授の大豆生田啓友氏による子ども・子育て新制度の概要や幼児教育の重要性の説明(つい最近、どこかで聞いた事のある内容なので割愛)。続いて中京大教授の松田茂樹氏の講演、これは初めてで面白かった!ざっくり言うと、自治体の少子化対策が出生率回復に与える影響の因果関係を分かりやすく解説されていました。因果が深いのはズバリ、「雇用」と断言。
結婚→妊娠→出産・・・のベースとなるのが安定収入(仕事)。考えてみれば当然ですが。
特に大都市においては、非正規率が多く正社員率が低い。「若年非正規率」や「完全失業率」とも無関係ではないようです。これがもし首都圏以外の地方部ならば、出産に対する価値規範も高く、家族から育児の協力も得やすいのですが…都市部の課題は単純に日本の縮図と呼べないくらい根が深く、特定の宗教色も薄いため、世界的に見ても特殊な状況なのではないでしょうか。
                   §
■政策対象は子どもを生んだ人だけではなく、これから生む(かもしれない)全ての人へ!
この問題は対象者が人間「全員」なので、極めて重要な話題な割に個人の価値観やデリケートな部分に踏む込む時があり、非常に言葉の表現が難しいのですが、そんな事を恐れず(厳密にはちょっと恐れつつ)私の思う所を書きます。
                    §
そもそも少子化対策は、狭義には今多くの自治体がやっている「子育て支援」が主ですが、それだけだと効果は非常に限定的です。ほんらいの「女性が子どもを生む」=「出生率が向上する」ためには、まずは人々が「子どもを持ちたい」と思う心に働きかけなければなりません。そのためには従来の特定層だけでなく、若者全般・(まだ子育てをしていない)子育て世代へのアプローチが必須になるのです。ゆえに、企業誘致による雇用・産業(特に工業)の創出の必要性も頷けます。政策は個別でなくパッケージでという事にも繋がります。そして、もちろんこれは社会減(転出者)の抑制にも寄与します。

■揺れる子ども問題〜個人と国家の間で〜
この種の研修を受講する度にとみに思うのは、瑣末な制度論を弄する前に‘子どもは誰が何のために生み・育てるのか’という基本的な価値観を話し合うべきだという事です。これが広く共有されていないと、国のために生んで育児は個人負担、あるいは個人の為に生んでいるのに国に育児支援を求める、のような認識の「ねじれ」がしばしば生じます。前者は戦時中などで、後者が今日は跋扈している気がします(中には未だにお国の為に子ども生むという人もいる…かも知れませんが!?)。
日本を意識するのは外国旅行か制度比較をする時が多いですが、「子ども」というテーマについても今や多くの人が諸外国との比較や哲学・価値観を意識せざるを得なくなってきた様に思います。何が言いたいかと言いますと、いずれにせよダブルスタンダードは良くないという事に尽きます。
 子どもが減少する事はあたかも悪い事のように言われますが、一方で、もしそう思うのなら自分ができる事は何かを一人ひとりがより深く真剣に考える事が必要で、国が繁栄するのではないかと思います。これは決して自分だけが助かろう(ex.保育園に入れてもらおう、補助をもらおう)という気持ちからは生まれません。
いみじくも大豆生田氏が欧米比で「(少子化なのに)日本は子どもを預けっぱなし。一方で日本が乳幼児にかける費用・公的サポート環境は欧米に遅れている」という「ねじれ」を見事に指摘されていました。頷くしかできませんでした・・・。

■その他(まとめ)
肝心の本郷谷市長の話は…今まで何度も聞いたような話ですが、ポイントは待機児童ゼロ(国基準)2年連続の方策である小規模保育施設の設置、子育てコーディネーターを拠点に配置、利用支援コンシェルジュの役所窓口への配置が主な所である。その他、送迎保育ステーションも待機解消に役立ったようである。※この辺は市長の資料よりも、たまたま今日会場の入口で手にした「都市自治体の子ども・子育て政策」に分かりやすく纏まっている(政務費で購入したので読みたい方は私まで御一報を。或いは8/19の報告会@市民交流会館で一言声かけて下さい)。
 それにしても‘子育てするなら千歳市’と言われた時には、どこの事例でも「子育てするなら〜」を冠に付けてコピーにすることに苦笑しました。この「子育てするなら」の意味するところを良く考えると、とどのつまり、(保育所・小規模含む等で)子育てを行政がサポートするなら=直接、親が自分で子育てしなくていいなら、の意味であるという事に気が付きます。1日24時間、身体は1つ。仕事にも、遊びにも、そして子育てにも時間を自由に配分できる時代。そこまでしないと人が子どもを生み育てなくなった自治体とも言い換える事ができます。そう考えると、親が直接子どもと触れあう時間が減り続ける事を延々と後押しするのは少し怖いなとも思います。親の責任と国の責任を改めて考えさせる日でした。そんな事を考える余裕がないのが実情なのでしょうか…この辺、外国の友人たちとも話し合ってみたいと思いました。

・・・今回のセミナーは色々な事を自由に考えて論じることができる、良い機会でした。たまにはこうして肩の力を抜いて研修会に参加するのもいいですね♪^^
長文をお読み頂き、どうもありがとうございました!

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【(元々は)資料付き】学校跡地検討協議会 [2017年08月10日(Thu)]
※本エントリの掲載後に深山議長より指摘を受けまして、以下を自主的に変更させて頂きました。
@当初、掲載しておりました協議会でもらった資料(末尾の資料)を削除しました。
A議長にできれば避けて欲しいと言われた固有名詞の部分を一部伏字(「×」)にしました。


「未確定部分こそ市民と協議して議員は決めるべきではないのか」・「しかもなぜルールもないのに削除しなければならないんだ」・「既に一度掲載しているから(資料削除の)本質的な意味はないんじゃないか」等々・・・色々と市民の皆様からご指摘はあろうかと思いますが(私もその通りだと思いますが)、私もこれで根本的な議会の情報に対する問題が解決したとは思っていませんし、むしろ情報に対する扱いの課題が露呈したという序章に過ぎないと認識しておりますので、今回はこのように暫定的に判断しました。ご了承ください。

■夜間中学開設へ向けて市教委が動いています!
知らない間に色々なコトがあります。
今朝の学校跡地検討協議会の傍聴にて、市がH31年度の夜間中学開設に向けて、現在廃校となっている×××××小学校の校舎を暫定的に利用したいと言っていることが分かりました。公立夜間中学はH27.7~以降の法改正を受けて、いじめや不登校などで教育を受けられなかった人が受講できるようになりました。私はてっきり高齢者が対象者に多いと思っていましたが、国籍不問ということで、松戸市では急増する外国人の対象者も多いようです…費用は日本人が持つという時代なんですね(外国はどうなっているのか分かりませんが)。
                       §
現在、お隣の市川市に大洲中学校という公立夜間中学があります。ここでは年間3000円程度の個人負担(給食や部活は無い)で、卒業後は定時制高校絵の入学希望者が多いようです。

※余談ですが中学生の時に柏駅近くの定時制高校を友人と見学に行ったことがあります。色々見せてもらいました。
                       §
基本的に私は公立夜間中学設置には賛成ですが、問題も山積していますのでざっくり整理してみました。
@設置場所の必然性が説明されていないこと
なぜ××××小なのか、他の場所の検討はしたのか、という意見が何人かの委員からも出ました。廃校となっている当該校は償還がH33.3までとなっており、色々な関係でここの妥当性が問われています。
A‘暫定’利用というけれど・・・
「暫定」とはいえ『いつまで?』という期限のおしりは決まっていません。少なくとも数年間は利用することを考えると、5年以上はこの場所が夜間中学校のために確保せねばならないことになります。不安点や疑義は解消せねばいけません。
B公共施設再編計画の中で・・・
人口減少・少子高齢化・財政的に歳入が厳しくなる中で市は現在、公共施設再編を進めています(やっと白書まで作ったのに形骸化させる気では・・・そこまで無能な行政ではないと信じたいですが)。複合化を進め、不要な土地&建物はスクラップしなければなりません。ですが、松戸駅再開発を進めたり、今の本郷谷市政はそれらの取り組みや基本姿勢を「なし崩し」にしかねません。本当に合理的な判断なのか。@とあわせて検証が必要です。
C自主夜間中学校との連携もナシ!
あれっ、と思いますが、市内で数十年続いた自主夜間中学(20年の時に書籍まで発行されました)との連携は一切なし!とのこと。目的が違うらしいのですが、納税している市民からみたら「別に敵対しているワケでもないんだったら、うまく効率的にやったらいいのに・・・」という声が聞こえてきそうです。
D一番驚いたのは・・・
これら「なし崩し」が懸念される中、行政側はサクサクすすめるために既に長期計画を意図しています。時系列に、

8月10日 学校跡地検討協議会にて××××中利用の意向を発表
     ↓
9月議会 補正予算を予定(総務財務常任委員会に付託予定)
     ↓
H30.3月 施設関係の議案予定
     ↓
同年6月 夜間中学設置条例の上程を予定
     ↓
H31.3 翌年以降の開校へ

・・・という具体。

実際(他の委員から指摘があったように)この学校跡地協議会は新松戸北小&中の跡地検討で力を使い果たした感があり、前回は2月開催で…実際、半年に1回程度しか開催されていません。
議決するところでもないのに、これから関係する各委員会(例えば総務財務、教育環境など・・・)に委員を持つ会派は会派内で共有して欲しいとのことですから、議会としてもやりにくい状態です。
■議会の受け皿の問題が露呈。
今回のように、松戸市&市議会では、大事なことほど意思決定の中心の場が不明瞭&困難に感じています。個々の議員の賛否公開然り(広報委員会?議運?はたまた幹事長会議…!?)、議員定数の削減問題然り(幹事長会議?議運?活性化委員会?それとも…?)。議員からみてもこうですから、市民には更にプロセスが見えにくいでしょう。場合によっては屋上屋を重ねたようになってしまうし、このたたみかけるようなプランで分割して会議を積み重ねられては、どこで議会の決定的なチェック&新しい提案を入れればよいのか、非常に判断が厳しいですね。
実際、同じ会派に対象委員を抱える会派は、総務では本案件に賛成しておきながら、教育環境では反対(或いはその逆のケースなども)などという事はしづらいのではないでしょうか。
そもそも傍聴に来ていない無所属議員はどこまで本件を(まず)共有できるのだろうか・・・つまるところ、どこまで議会が市民のニーズを反映するよう対応できるかが問われています。(そんなことは無いと信じたいですが)もしも市教委が、議会の意見をロクに反映せずに意見を通したい場合には格好のやり方にみえます。これぞ市教委の脅威。

【最後に】参考資料
今日入手した資料です。ご意見は直接、市の教育委員会へどうぞ!
290810 もらった資料@学校跡地検討協議会.pdf(←削除しました)
馬橋駅(西口)にて駅頭活動 [2017年08月10日(Thu)]
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昨日は馬橋で駅頭でレポートを配布しました。台風5号の影響か、ものすごく暑い中でしたが、たくさんの方がお立ち寄りいただきました。最近は日に日にチラシを受け取ってくださる方が増えている気がして驚いています(私には原因が分からず、ビギナーズラックでもないし・・・)。
                   *
また、主婦の方が「朝から見学してみたい」というので来てもらったら、自主的にお手伝いまでして下さいました・・・いやはや、とっても助かりました!
更に、フットサルつながりのOLさんに久々に会えました(声かけてくれてありがとう・・・絶対ココ見てないと思いますが。笑)。更に更に、学院の後輩(現・大学生)が「自分もグランドホッケー部でした!」と声をかけてくれました。自ら議員に声をかけるのは(それも年下の人から声をかけるのは)かなり勇気の要ることだと思いますが、私としては非常に嬉しいものです。そんなこと気にせず議員に声をかけていた自分の高校時代を懐かしく思い出しました…意外とまあ、声をかける方はなんとも思っていないのかも知れませんね(^^)ヾ
                   *
その後で主婦の方とお茶をしながら、私が考える駅頭をする意味や、発言の際に大事にしている事、果てには立てているノボリについて(多くの議員は顔写真フルカラーが多いのになぜ一色ノボリか等)にまで話は及びました。色々と他の議員との違いを聞いて、自分の立ち居地を確認する良い時間になりました。交流が生まれる駅頭活動って、いいですね。やはり、これからも続けたいと思います!
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