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佐村河内守氏の作曲が別人だったとの報道に想う [2014年02月06日(Thu)]
相次ぐ大手企業の食品偽装、世界的権威のネイチャーの小保方さんへの「愚弄」の評価。そして今回の、NHKスペシャルでも放送され、近年一躍有名になった音が聞こえない作曲家、佐村河内守さんの作曲者が先日、別人と判明。
・・・これら、どこか共通する点がある。僕らは彼(ら)を責めるよりも、人類はここからたくさんの事を学ぶべきだと思う。以下に私が気になる点を羅列。
@社会の構造的な問題
犯人探しをする訳ではないが、今回の件は、誰の仕業なのか。一人なのか、それとも…。
A世界が歪んでいること
誰かを責めたり、無理な感動ストーリーをつくり上げたりしたがる人間の性。過度なプレッシャー、ストレス社会で、どこか窮屈な世の中になっているのも知れない。そんなふうに感じることがある。
B人間個人の思考能力や感性の低下
知らず知らずのうちに、判断力や本質を見抜く力を、我々現代人は失っているのではないだろうか。ちょっとの情報で大枠を予想し、判断し、知ったかぶりをしていて(時にそれにすら気付かず)、踊らされているのではないだろうか。
※余談:コラムニストの桧山珠美さんが昨日の読売夕刊「アンテナ」に、Eテレのある科学教育番組の構成を‘観る人に想像させる’と褒めていた事に共感した。キーワードはやはり「考えること」。

ここからはオマケ。戯言。
C個人的な興味
・本当の佐村河内守氏の作曲能力って、いかほどなんだろう。
・曲自体が優れていて感動したならそれでいいじゃないかと思う、でも耳が聞こえない事を引き合いに賞賛していた人ひとがいるなら、その部分だけは反省してほしい。
そしてもしそれが専門家だったりした場合、笑っちゃうね。この世の中。

PS.とりあえず、曲を聴いてみようと強く思った。
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