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【研修会】社会を変えるのは地域から〜消費者庁2年間の経験を踏まえて〜 [2013年01月23日(Wed)]
CIMG1354.JPG
■研修会に行ってきました

今夜は福嶋浩彦氏(中央学院大学教授。元我孫子市長(3期12年))の研修会に来ています。2年間にわたる消費者長長官の任務を終え、首長経験との違いなどを色々お感じになったと思われる福嶋氏。今回、久々に講義を聞きに行きました。
福嶋氏が任に当たっていつも心掛けたは、
@官僚社会における‘異物’であること
Aなんでも大組織や消費者団体の言いなりにならないこと
B普通の生活者の目線で活動すること
だと言います。
日々市民と直接接する自治体の市長と違い、長官はもっぱら消費者団体の代表者達が会う機会が多いとのことでした。消費者団体は「消費者の為に日々、頑張っています。だから○○を要望します!」といった具合に要求してきますが、消費者も様々。本当は自ら直に個々の消費者と皮膚感覚をもって会い、話す必要性を感じていらっしゃったようでした。
また、首長は「歳入」と「歳出」の両方をみているので、本気で改革をやろうとする首長は無駄な事業を止めようとします。つまり「切る」のです。ところが各省庁は(財務省を除き)基本的に「歳出」しかみていない。数ある要望に押され、まるで担当部署の予算を増やす事が使命になってしまっているかのよう。
国会議員も同様だといいます。民主党は政権交代直後、前政権の‘無駄’を削ることに躍起になっていたが、時間と共に意識が変化し、自分の関わる分野の予算を増やす議員が圧倒的に多数だと痛感されたようです。結果、予算(=税金)が増える方向で一致する。本来、必要とされる「復興予算」の看板の元に、現実ではやりたい放題の内容の事業に予算が付いた背景も、こういう構造に問題があると思われます。

今後の政治家に求められる事は、「増やす」ものと「切る」ものをセットで考える事が重要なのだと思う。特に「切る」ほうは難しい。役人はサービス低下と恨まれるし、政治家にとっては票にもならないからだ。だからこそ、そこにチャレンジしたいと意を強くしました。
母校(小金中)へ! [2013年01月23日(Wed)]
そう言えば、最近、ところかまわず「女子のための〜」と銘打つ宣伝を目にします。本来、男女差が不要なものに(商業主義でしょうか?)あえて「女子の〜」「女の子の〜」とつけると、不毛に性差を意識させてしまったり、不要な溝を生むことにならないかななどと一人心配に思う事があります・・・以上、個人的な独白です。

■小金中へお邪魔しました。
近況です。
科学部の活躍等で一躍世界で有名になった(^^ヾ小金中ですが、今日は講演会に御邪魔しました。
小金中では様々な先進的取り組みをしていますが、特に科学分野はここ数年、企業から社会人の講師をお招きして授業(講義)をしてもらっています。地域住民にも開かれているので、私も事あるごとに身体が空けば必ず行くほど楽しみにしている‘行事’です。
今日は科学部の見学発表の後、NTTフォトニクスの松尾慎治氏が講師でした。日常的に使われている光ファイバや半導体などの説明でした。早速、パワポの画像をポインタで指して生徒の興味を集めていました。松尾氏が大学生相手の講義レベルと仰る通り、中学生レベルとは思えぬ内容でした。いつもレベルが高いのですが、今日は一番高かった気がします…いやはや。専門用語(例:吸収、誘導など)や前提知識がないとはっきりいって殆どついてこれない内容だったと思います。かくいう私も後半の方の一部は理解できませんでした(^^ヾ
しかし、「なんかわからない世界があるぞ!」「体験すると楽しいぞ」と興味を持つことが入り口であり、その意味では未来へはばたく人材が世に出る事を期待しています。

寒い道すがら、光ファイバのように細い経路で無駄のないように帰ってきました。まだ残雪があります。皆様も風邪をひかぬよう、お気を付けて。

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