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山中 啓之
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『幸話会』に行ってきました! [2012年07月05日(Thu)]
kouwakai.jpg
市川市議会議員の田中幸太郎議員が主催する議会報告会「幸話会」へ行きました!
私の方が何十回も議会報告会を開いている‘先輩’のはずなのに、初めて主催したという幸太郎さんの会の方が丁寧にレジメもあり、パワーポイントも良くまとめられており、何倍も練られた構成になっていました。
定例会の報告だけでなく、市庁舎建て替えの意見交換もあり。3つのグループに分かれてミニゼミ形式で進行するなどの市民参加もばっちり取り入れられており・・・う〜ん、素晴らしい!!
市民も熱く議論して、色々な案が出ました。

■松戸市で市庁舎建て替えと言えば…
昨年3月3日に私が市民力の代表質問で市役所の本庁舎の建て替えについて聞いたところ「計画に則って行っている。H27年度までに90%耐震化完了をめざす。本庁舎はそれ以降・・・」との旨の答弁でした。がっくり。
その約1週間後、3月11日。東日本大震災が発生。
庁舎は幸運にも震度5弱に耐えました。
・・・
予算委員会に引き続き、私は次の定例会でも再度質問しました。
今回は幸運にも耐えましたが、またいつ来るかもしれない大規模災害。
今回の震災により、猶予はないと思ったからです。
答弁は「H28年度をめどに」計画を行っていくという、僅かですが前向きな答弁が得られました。
・・・この質問は今もまだ終わらず、続いています。

■翻って市川市
印象的だったのは、とにかく参加された市民の方々の意見が活発だったことです。
「建て替えなのか補修なのか」、「地域や機能、金額をセットで」、「データは確かか。いつの時点のものか」…etc.
鋭い意見が噴出しました。
幸太郎さんが質問にまとめと質疑に答えて、会は盛況のうちに幕を閉じました。

■学んだこと
冒頭にも書き麻衣sたが、議会報告会の進行について、僭越ながらも参加させて頂き、大変勉強になりました。
詳しくはまだ言えませんが、早速、今回の自分の議会報告会からエッセンスを取り入れていきたいと思いました。
どうぞご期待下さい!!
★7月16日(月祝)14:30〜 新松戸市民センター(和室)
★8月4日() 10:30〜 二十世紀が丘市民センター(初開催♪)
★  〃     15:30〜 市民会館(301号室)⇒第7回「市民力」報告会!
★8月19日()13:30〜 稔台市民センター(別館・第1会議室)(初開催♪)
 
ソーシャルメディアにおける健全な相互批判についての私の認識 [2012年07月05日(Thu)]
本日、議長名で「ソーシャルメディアの活用について」という文章が各幹事長に出されました。
インターネットの活用をする議員が増えてきているようだが、読んだ人が誤解や不快感を抱くような記述については、充分留意を願うという内容でした。
会派内の議員に対しても周知願うとのことなので全議員を対象にしている文書でしたが、念のためこの機会に私がブログを書く際に留意している事を改めて書いておきます。

議員は公務員(特別職)です。ですから、公務中の、公務に直結する出来事については基本的にプライベートではないという見解です。
本会議や委員会の中での公的な発言、賛否の態度、公文書の意見や提出の是非など、公務に直結する「客観的事実」に基づいた正当な相互批判は、通常あってしかるべきと考えます。

ちなみに、ここで言う‘正当な批判’とは何か。

イメージしやすいように具体例を挙げながら言いますと…

・例@
例えば、最近話題になっている消費税法案について、国会議員なんかがネットで、
『○○議員(又は○○党)は本会議で消費税法案に賛成した。だから、低所得者の痛みが分かっていないと思う』という意見(かつ、批判ともとれる内容)があったとします。
これは、前段で公務に直結する根拠(法案に賛成したという事実)を元に、自分の見解を表明しているため(第三者がその見解に賛同するかしないかはそれぞれ意見の相違があるでしょうが)、まあ、健全な批判のあり方だと思います。批判を受けた側(=消費税法案に賛成した側)は、次の議論(反駁)を展開することも可能です。

・例A
一方で、『○○議員は人の痛みが分かっていない。だから議員として失格だと思う。』という意見があった場合、最初から人の痛みが分からないという根拠自体が主観的なものとなり、これだけでは公務に直結していない事実すら裏が取れず、確認できません。主観で批判して、それを根拠にまた主観的な批判。非常に感覚的です。これは上記@と比べると、良くないケースだと考えます。

・例B
また、『●●議員は本会議で寝癖のまま出席した。だから、彼には議員の資格がない』という意見があったとします。これはちょっとテイストが違います。
髪型については「公務中」とはいえ直接の議題や議会運営との関連性が極めて薄いので、言いだすと「あいつのネクタイがヨレていた」とか「いや、お前のスーツだってシワシワだった」などと幅広く(公的な記録に残らない)事実を指摘することが可能になり、後から客観的な確認も難しく、言われた方には‘因縁’とも受け取られかねません。
結局は程度問題だと思いますが、基本的には会議の本論と関係ない批判はやらない方が、お互い気持ち良いことは確かでしょう。

勿論、飲酒運転などのように著しく市民の信頼を失墜する行為や議会の品位を貶めるようなものならば辞職勧告等の対象にもなると思いますが、私は必要がなければ(といいますか、普通はないので)そういう批判は極力書かない方が良いと思っています。

■ここまでの考えを整理すると…
・少なくとも、主観や事実認定が曖昧な根拠に基づいて批判するのは、あまり良くないので避けるようにしたい。
・議会制民主主義の中においては、(少なくとも)公務中の公務自体に直結する部分すら取り上げることが許されないというのでは、他者の発言を引用した(=根拠とした)議論や、正当な相互批判が生まれないと思う。
・・・主にこの2点です。

まあ、人には色々な認識がありますし、正当な批判を受けても不快に思う方すらいらっしゃるかも知れません。ですが、その際には、どの点がどうしてそう思うのか、面と向かって教えて頂きたいですね。

■最後に…
そうは言っても私もまだまだ未熟者と思っていますので、日頃から過去の議会での諸先輩議員の方々の議事録等の発言を調べたりして、大いに参考にさせて頂いています。これまでの松戸市議会で許されてきた発言を知ることは、今後の発言をする上で非常に有益な参考になると思うからです。そして、これからも出来る限りそうしていくつもりです。

・・・市民の皆さんはいかがお考えになりますか?
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