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【連載マラソン挑戦記】第二話:私がフルマラソンの参加を決めた理由 [2012年04月22日(Sun)]
報告会の準備で更新を忘れているうちに時が経ってしまいました。松戸政治塾の方にも感想がアップされていました。前回の続きです、どうぞ。

■【私がフルマラソンの参加を決めた理由】
フルマラソン参加を決めてから、多くの方から激励を頂いた。皆さん全員に、改めてひたすら感謝したい。街で歩いていると知らない人から「マラソン頑張れ!」と言われることもしばしばあった。(運動音痴だった頃の私をよく知る)地元の旧友からは「よくやるよ、ホント(笑)」などとからかい半分に温かい激励を浴びせてもらった。密かに応援してくれた職員がいたのも嬉しかった。他にもメールやツイッター等のネットを通じて様々な応援が届けられた。‘フルマラソンに挑戦します’と書いたFacebookには、沢山の「いいね!」がついた。始めたばかりのFBだったので何だかちょっと嬉しい半面、政治の話題でもこの位『いいね!』がついてくれないものかとさえ思うほどだった。
でも、嬉しかった。期待に応えようと、自然に身体が発奮した。

ところで、走った事のない人によく聞かれることがある。それは、――なぜフルマラソンを走るのか――。
確かに、もし自分が相手の立場だったら同じ質問をしたであろう。即答しよう。その答えは、自分への挑戦である。自信は全くなかった。ただ、自分にできる・できないを先回りして憶測し、やりたいことを諦める事だけは昔からいやだった。挑戦は好きだ。どんな時でも生きている価値を感じさせてくれる。私も来月で33歳になる。正直、精神面はともかく、体力面で無理ができるのはもうそんなに長くない。

松戸市で毎年1月行われる「七草マラソン大会」に私が例年参加している事を知る方にはよく誤解されるが、七草マラソンとフルマラソンは完全に別の競技である。単純に距離の問題では無い。距離の10qと42.195kmで約4倍も疲れると思われがちだが、それは違う。昨年の12月に初めてハーフマラソン(21.0975km)を走ったが、最初の10kmと次の10kmでは、疲れは全然違うものだった。それまで累積した疲れを背負っての新たな10qのスタートを、今度は何回も休みなく続けなければならない。そこへいくと、私が会社員時代からエントリーしていた七草マラソンは、非常に楽しい大会だ。運動不足解消を目的にして手軽に始められたし、その後、会社員を辞め、松下政経塾に入っても、茅ケ崎から通って走り続ける事ができた。27歳の時に市議になり、それでも走り続けた。いつしか七草は、単純に好きだから走るようになった。10qの‘手頃な’距離のマラソンで、地元開催。アクセスも至極便利。年の初めの健康作りにもってこいなのである。それでも走っている時には(なぜかいつも市立松戸病院の角を曲がって5kmに差し掛かるあたりで)「今年でやめてやる」と本気で思うのも事実だ。

最初は一人で始めたランニング。友人に声をかけて2〜3人で大会に参加した。徐々に参加人数は増えていき、気がつけば七草マラソンを走る仲間は学生から社会人まで、果ては友人の友人まで合計20人規模に膨れ上がった(ちなみに、議員6年目にして、議会報告会には2〜3人しか来ない事がいまだにある。この差は何だろう)。いつの間にかできたサークル「松戸政治塾」で作成したTシャツも今年で3枚目になった。地元の参加者が、ボランティアでデザインまでしてくれるようになった。作成費の一部を東北支援の支援金に寄付するも、政治団体と言うよりは一大ランニングサークルになっている団体だ(笑)。
 
 タイムは気にしない、と言っても、昔数人で走っていた頃は早い方だった私が、今では(女性や学生を入れても)真ん中かちょっと下くらいの速さになってしまった。年齢の差と諦めるよりも、練習(努力)の結果として向上したい。
今年の七草マラソンでは、久々に専属コーチ(陸上部出身の学生)を付けてトレーニングに励み、43分台をたたき出した。
大会後、スーパー銭湯に行き、恒例の食事会となった。そこで、誰からともなく、「ハーフも10qも走ったんだから、次はフルへ挑戦だ!」と言う声が上がり、七草完走後の満足感もあいまって、私の決意と同時に、自信のある学生数人が賛同した。
かくして、フルマラソンへの参加が決定したのである。
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