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送別 [2008年12月20日(土)]
■自然学校はいろいろ人がやって来て、そして去って行くスクランブル交差点のような場所だ。
だからこれまで様々な人が様々な思いと様々な情報を持って自然学校にやってきた。
■留学先から一時帰国してボランティアスタッフとして震災を共に乗り切った私の娘が明日留学先のカナダに帰る。残る自然学校のスタッフ達がささやかな送別の会を開いてくれた。
■震災を通して私も娘も大きく成長したと思う。スタッフと共に自然学校を支えてくれ頑張った娘に感謝したい。
■カナダでもしっかり学生生活を送ってくれると信じて、明日成田空港まで送る。また自然学校からひとり旅立つ。
タバコと六ヶ所村の件 [2008年12月20日(土)]
■新幹線から降りて松倉に向かった。
昼の時間だったのでくりこま高原駅近くのラーメン屋に入った。
以前この店に入った時にも気になったことだが、いまどき分煙や禁煙の配慮が全くされていない店だ。私は、以前この店の方に、分煙なり時間帯禁煙(特に込んできる時間)をするように進言をしたが全く改善されていない。
以下の健康増進法25条に関しては罰則規定がないのでピント来ない人にはピント来ないのだろうと思う。

【健康増進法】
第二節 受動喫煙の防止
第二十五条  学校、体育館、病院、劇場、観覧場、集会場、展示場、百貨店、事務所、官公庁施設、飲食店その他の多数の者が利用する施設を管理する者は、これらを利用する者について、受動喫煙(室内又はこれに準ずる環境において、他人のたばこの煙を吸わされることをいう。)を防止するために必要な措置を講ずるように努めなければならない。


私も以前は喫煙者だった。それも一日に2箱、酒を飲むと3箱を吸っていたかなりのヘビースモーカーだった。35歳の時にスパッとタバコをやめた。
私自身タバコをやめてよかったと思うのは、頭が冴えて仕事が進むことだ。タバコをすっている間は仕事をしていないということに気がついたからだ。
タバコをやめると頭が冴え、味覚も、嗅覚も鋭くなる。
だから私は、タバコを吸う人は(もっとできるはずなのに)仕事ができない人だと思っている。ましてやタバコ吸う料理人は怪しい。タバコを吸うシェフがいるレストランは嘘っぽいと思う。
当時はまだ健康増進法という法律がなかったが、やめて本当によかったと思う。
今日も新幹線の中気持ちよく乗ってきた。JR東日本は全面禁煙を実施している。
■喫煙については常にマナーが問われる。スー族(タバコ吸う人を私はこう呼ぶ)は他人への配慮がかけているケースが多い。
スー族は時に吸たいという欲求が何者にも勝る。こんなときは他人へ対する配慮は二の次になり言い訳を考えている。
■以前、アメリカのタバコ会社の役員はタバコを吸わないと聞いたことがある。彼らは「タバコはバカな人間(低能な人間)に吸わせて我々は金をもうける」と言ったという。彼らはタバコは百害あった一利もないことを知っているのだ。
賢い人間はそろそろ、喫煙について考えなければならない、公共の場(不特定多数が出入りする食堂なども入るが)に関わっている人は考慮しなければと思う。
田舎が都会のまねをしたいのなら率先して全面禁煙をまねて欲しいものだ。
未だに分煙や禁煙を実施しないレストランや食堂の経営者や勤務時間に喫煙所でタバコを吸う公務員の知性を疑う。

■煙いラーメン屋を出て車で事務所へ向かった。田んぼにはガンや白鳥がエサをついばんでいる。今日は快晴、小春日だ。例年になく雪を薄くかぶった栗駒山は、夏には目立っていた地震による崖崩れが目立たなくなっている。今年気になっている鉄塔をバックに栗駒山の写真をとった。


■この鉄塔は確か青森県六ヶ所村から送電線を引くためだと聞いた。
六ヶ所村の原発再処理工場の問題が気になっていた。
青森から首都圏までの700kmを電線で電気を送るのだろう。
原子力発電の危険性を問われて久しい。原発推進側は安全だという。
安全ならば首都圏の近くに建設し、こんな無駄な送電線に金をかけずに電気を送ればよいと思う。700kmも電気を送ることの無駄は相当なものだろうと思う。
今日、また気になったので以下のWEBを覗いた。
皆さんにも知っていただきたい内容だ。
是非覗いてください。
http://cnic.jp/rokkasho/what/index.html
http://jp.youtube.com/watch?v=Lt9hXuEfu7w
■目先の利害を求めるのはいい加減やめてもらいたい。
身近なタバコのこと、国家絡みの原発のこと。
小さいことから大きい事まで我々の子孫、さらにその子孫が健康で安全な持続可能な知的な社会が展開して欲しいと強く思った。
目先しか見えないおバカなやつらに国民の健康や安全を犯されたくないと思うのは私だけだろうか?
政府、行政担当者は本当に賢くなければ(ずる賢いではなく)ならない。
国民や市民のために使える真摯な知性と賢さが必要だ。
つなぐ作業 [2008年12月20日(土)]
■東京から帰る新幹線の中で考えている。
自然学校の役割に“人と人”“人と自然”“人と社会”をつなぐことがある。
■震災から半年が経過した。栗駒山の中腹で自然学校を開き近未来型のライフスタイルを目指してエコビレッジも構築してきた。
ブナの森近くの自然豊かな栗駒山の中腹にある耕英地区に深く根を張りくりこま高原の一点にこだわってきた。
■震災でこの場所が傷つき一方的に奪われた。“災い転じて福となす”“ピンチはチャンス”と言葉で言っても厳しい現実がある。
■震災直後は被災した現実を受け止めて耕英地域の復興へ向けて自然学校のスタッフも私も頑張った。
■これからは、自然学校がこれまで構築してきた全てのあらゆるノウハウを結集して、今こそ全精力を使って取り組む時がきたと思っている。
■3年先、5年先、10年、20年先を見通したアクションだ。現実をしっかりと把握し実行性が高いプロジェクトを進める。目先の利害に惑わされずに進める。決して絵に描いた餅にならないように。
しかし世の中は、目先の利害で動く人間がくせ者だ。特にバカな議員とアホな公務員。
■被災した山の機能が完全に回復するには課題が多い。今までこだわり続けたくりこま高原と言う耕英地区だけではない展開が必要だ。今拠点になっている松倉や岩ケ崎。森のようちえんを移した文字、今後開発を急ぐ北上川の新しい拠点。馬のプロジェクトを進めてのための最上から鳴子・オニコウベ一関・平泉・衣川 。農業を考え若柳・志波姫。エコツアーリズム・グリーンツーリズムなどあらゆるニューツーリズム考えると栗原だけではだめで岩手県から山形県まで、栗駒山麓をつなぐ展開が必要だ。
■栗駒山麓つながりの郷づくりに向けて全てのノウハウをあぶり出してみることにする。
■人と人、自然、社会だけではなく。田舎と都市、子どもと大人、先人知恵と次代の知恵、生産者と消費者、地方と世界、形式知と暗黙知、企業活動と市民活動、市民と行政、現在から未来、そして復興の夢をつなぐ作業が自然学校の役割なのだろう。
■これまで通り思いのベクトルが同じ方向の人とつながって行く。“口だけ”“やらない主義”“私利私欲”“ポーズだけ”の人は勘弁してもらいたい。
豊志@新幹線車中にて