耕英地区の今をみて [2008年11月11日(Tue)]
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■先日、名取の高校生のボーイスカウトがきてボランティア作業をしてくれた。その中に大学生も一緒に参加していた。
その大学生から以下の内容の感想が寄せられた。 彼女に承諾を得て今日アップしました。 2日間で見て感じたことが率直につづられていた。 ![]() ***************************** 東北福祉大学 春日 沙和 今日、耕英地区の現状を目の当たりにして衝撃を受けた。正直私は、地震から5カ月近く経った今、ある程度は復旧されているものだと思い込んでいた。しかし、それはまったく違っていた。切り裂かれた道路、地層がむき出しの山肌、無残なまで破壊されたオートキャンプ場。発生直後にテレビで観たあの時の映像と全く変わっていなかった。人の出入りが制限されている今、この復旧作業にはどのくらいの時間がかかるのだろうか…それは想像することもできないほど、遠いものように感じられた。発生当初はメディアを通して毎日のように取り上げられていたこの話題だが、月日が経つにつれて耳にすることは少なくなった。今だからこそ、現状をこの目で見ることができてよかった。また、それと同時に、現状を知ろうともせず普段メディアから与えられる情報ばかりに頼っている自分が情けなくもあった。 栗駒高原自然学校の復旧作業をほんの数時間であったが手伝わせていただいた。たった数時間であったが、私にとってとてつもなく大きなもののように感じられた。土台が傾いた家、空の家畜小屋、雑然と積み上げられている廃材。まるで、それらは持ち主の帰りを待っているかのようだった。黙々と作業に取り組む中、様々なことが頭をよぎった。未だ自宅に帰れない方、出荷目前に控えた農産物を諦めなければならなかった農家の方々、たくさんの人が多くことを諦めなければならなかった…。肉体以上に精神的に受けたダメージの方がどれほど大きかっただろう…。一つの地震が起こした悲劇、それは一瞬にして平和な日常を奪ってしまったのだ。私は改めて自然の脅威を感じた。 今回、普段は経験することができない貴重な体験をさせていただくことができました。自然学校の佐々木豊志さんをはじめとする協力して下さった方々に感謝いたします。また、おいしい食事に、暖かい部屋と甘えてばかりでした。本当にお世話になりました。 これをきっかけに栗駒高原自然学校の方と交流をもち、一緒にキャンプや雪遊びができたらと思います。栗駒の自然、人々の以前と変わらぬ笑顔を取り戻すために自分にできることがあれば協力させていただきたいと思います。 栗原の一日も早い復旧を願って… ***************************** ![]() ■彼女が語ってくれたように、メディアからのみからしかえられない情報ではない、実際に来て見て感じていてくれた。 ますますメディアからの情報は減る一方だ。 これからは、より多くの方々が被災地に来てもらえる工夫も必要だろうと感じている。 ■春日さん。感想を送ってくれてありがとう。 |










