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お米のなみだ [2008年09月17日(水)]
◆以前もこのブログで紹介したがNHKテレビドラマのお知らせ。
結城さんが取り組んできた「鳴子お米プロジェクト」をヒントにテレビドラマになったNHK仙台放送局開局80周年記念ドラマ「お米のなみだ」が19日(金)夜7時30分〜8時43分に放送される。
詳しくは下記HPで
http://www.nhk.or.jp/sendai/top/okome/

日本の食糧の多くを生産する東北から、食の担い手が消えつつある現実。農村は過疎化高齢化が進み農業の担い手がどんどん減少している。主食である「米」をめるぐこれまでの農政の進め方、ウルグアイラウンドから来ている米のグローバルな穀物としての存在、何百年の続いた日本の米作りが根底から揺らぐはじめている。

【以下NHKのホームページから抜粋】
このたびNHK仙台放送局の開局80周年を記念してドラマを制作することになりました。NHKのドラマはおもに東京と大阪、名古屋で作られています。そのほかの地方局も過去に何本か「地域発ドラマ」を手がけたことはありましたが、仙台放送局が本格的なドラマを制作するのは13年振りです。
 この得難い機会に、私たちは一体何を送り出すべきか。悩みに悩んでいたときに出会ったのが、民俗研究家で東北各地の地域おこしにたずさわってこられた結城登美雄さんと、結城さんの呼びかけで始まった「鳴子の米プロジェクト」でした。
 地域の「食べ手」が、地元の米の「作り手」をサポートするために、ほんの少し高い値段で米を買い取る約束をとり交わすこのプロジェクト。厳しい環境に置かれた中山間地の米作りを地域の力で支えることで、観光地・鳴子の美しい田園風景を耕作放棄地の増加による荒廃から守りたいという願いが込められています。今年3年目を迎えた「鳴子の米プロジェクト」は、10ヘクタールに35人が作付けするところまでに成長しました。
 「日本の食料・農業」だとか「グローバリゼーション」なんていう議論はひとまず置いておいて、「どうすれば『ここ』の暮らしを自分たちの力で守れるか」という目標のために新しい知恵を出して一歩を踏み出す。そんな人たちがいることに、驚きと尊敬の念を禁じ得ませんでした。そこで私たちは、鳴子に似せた仮想の集落を舞台とする新しい物語を紡いでゆこうと決意しました。「鳴子の米プロジェクト」のことを知ってもらい、米作りを支えることの意義について大都会に住む人にとっても考えるきっかけになればとの思いからです。
 この夏、俳優の皆さんと制作スタッフが鳴子におじゃまして、地元の皆様から温かいご支援を頂きながら撮影が進んでいます。スリリングなドラマの中に、東北と日本の米作りを応援する思いをいっぱい詰めこんだドラマを目指していますので、ぜひともご覧いただければ幸いです。
【以上NHKホームページから】

◆私のデスクから見える松倉の田んぼも今こんなに稔っています。


◆いつも私が口にする、グローバルな経済に翻弄されない生き方、暮らしを自分達で作るという考え方、生活を買う生き方ではなく、暮らしをつくるという生き方の中に、生業がある。
こんな食料の危機と農山村の実態をドラマでは伝えるのだろうと思う。
楽しみに観るとしよう。

◆今日、結城さんから、地域を考えたときに7つのキーがあると言われた。
@いい仕事の場がある(お金だけだけではなく)
Aいい居住環境を持つ
Bいい文化(働くだけではなく・みなで楽しむ、お祭り・踊り・歌)
Cいい学びの場がある(使うための知識・・・知恵を身につけられる)
Dいい仲間がいる
Eいい自然と風土がある(水・風・光・土)
Fいい行政(暮らす人への支援ができる役所)
まさに耕英地区のこれからの地域に一つ一つ具体にしなければならない項目だ。
耕英の未来を語った [2008年09月17日(水)]
◆午後カントリーファームの耕一さんを訪ねた。
結城登美雄さんにまたお会いした。先週、秋田でのミーティングで基調講演をしていただき、今度は耕英絵で再びお会いできるとは・・・うれしい限りだ。
耕一さんと、結城さんとこれからの耕英地区の再生に関して語り合った。
地震で被災しおきなダメージを受けた耕英地区がこれからどのように再生し、復興できるのか?未来につながる話ができた。
結城さんがこれまでに取り組んできた農山村のさまざまなプロジェクトがある。
農山村に暮らす農家や漁師が生きる現実をたくさん見聞し都市ではない小さな農山村に生きる人の生き方がある。それは、足元にある資源を生かすことに尽きる。耕英地区もたくさんの資源がある。これからどのように生かすことができるのか復興のまさにカギになることは間違いない。


◆結城登美雄さんが執筆した「東北を歩く」の154ページに耕英に縁がある高清水在住の鎌田行衛さんを通した開拓当初の耕英のことが書かれている。
厳し過ぎる気象条件に耐えながらの開拓者たちをどのように指導されたのか?という質問に対して「将来を語って励ましました」・・・将来に対する信仰心がなければがんばれないものだという。・・・・・
私は、昨年他界された耕一のお父さんの善造さんと生前こんな話をしたことを思い出した。開拓当初は辛かったでしょうと問いかけた時に善造さんは「辛くなかった。自分達の新しい生活の場を作るというワクワクとした夢と希望があった。だから辛くなかった。」きっぱりと話されていた。
こんな開拓精神を受け継いで、新しい夢と希望を今見つけて未来を信じることが必要だ。震災で失ったものは多いが、未来へ向けて夢や希望が失われなければ再生は可能だと思う。
私も13年前に何もないとことに自然学校を建てたが、夢があったのでこれまで大変ではあったが、全く辛く感じていない。
震災からの再生・復興は、夢と希望づくりだとも感じた。


◆健康で、丈夫で働いた人は必ずよくなると将来を信じること。未来を信じる力は、「段取りをとって自然の力を待つこと」・・・・
今日、耕一さんと、結城さんと話ができて、耕英が輝きを戻すために一歩歩んだ気がした。
結城さんには、今後耕英が復興するための応援団になっていただける、今後有志で結城さんのお力もお借りしながら、未来の耕英地区の夢を描きたいものだ。


◆結城さんのほんの帯に書かれているこの言葉が今また、心に刺さっている。
「この世には、あきらめてはならないことがある。失ってはならないものがある。」



秋風 [2008年09月17日(水)]

■久しぶりに一時帰宅した。途中の仮設道路に埋設した電柱が並び電線が並んでいる。木も伐採され見慣れた馬場駒の湯線とは雰囲気が違う。
人が居ないとこんなに変わるのとは。草木が伸びて、事務所のデスク周りにもカビが生えている。
■これからカントリーファームの耕一さんを訪ねる先日秋田で環境教育ミーティングで基調講演をお願いした結城登美雄さんが来ている。
耕英の農業の再生、地域について考えたい。自然学校ができることは何なのか?若い力を集めることはできる。お互いに支えあう顔が見える生産者と消費者をつなぐことはできる。自然学校ができる耕英地区での役割を考え、一次産業を支援する話てみる。

■ブログを打っている間に雲が切れで晴れ渡った山腹が傷ついた栗駒山が見える。


もの干し場が完成 [2008年09月17日(水)]
■秋田へ行って留守の間に見事にもの干し場が完成したしていた。
これで雨の日も安心だ。部屋の中もすっきりする。