第44話 ヒガンバナが満開[2010年10月01日(Fri)]
この数日前から近くの公園などでヒガンバナが満開になっている。つい最近のニュースによると、今年は異常な猛暑で例年より1〜2週間ほど遅いそうだ。
ネットのヒガンバナの開花情報で検索してみると、熊本国府高等学校PC同好会が2003年から毎年開花を調べている資料を見ると、「ヒガンバナの開花は日平均気温20〜25度が目安らしい」と書いていた。
暑い夏が収束して「暑さ寒さも彼岸まで」と言われるように、毎年秋分の頃から能勢辺りのハイキングに出かけているが、ヒガンバナはその時期に、田の畦や土手や墓地など人里付近で見かけるだけだった。
ここ数年の間に、箕面市街地の田んぼの、あぜ道でもない、近所の公園でも見かけるようになった。
ネットには「ヒガンバナの球根は7〜8月にしか売られず、それ以外の時期では入手しにくいので注意が必要」と書いているので、これら近くの公園のこれらの花は球根を移植して増えていったのだろうか。
近くの公園で咲いているヒガンバナの写真を撮ってきたので取り上げてみた。
ツバキの植樹帯にたった1本の花
アートアベニューの遊歩道の一部はナンキンハゼの並木道になっている。
そのナンキンハゼの高木の間に低木のツバキが密集して植わっている。そのツバキの葉っぱからたった1本だけのヒガンバナの花が顔を出していた(写真1)。

写真1 ツバキの茂みから1本だけのヒガンバナ
この辺りに数本のヒガンバナが密集して咲いているので、ツバキの茂みにまで球根が増えていったのだろう。
フェンスと側溝のわずかな隙間にびっしりと!
写真2のフェンスの右側の斜面にはアジサイがたくさん植わっていて梅雨時期に大輪の花を見事に咲かせている。水遣りしている人を見かけることがあるので、花を愛する人が世話をされているのだろう。
フェンスの左側は側溝になっているが、そのわずかな隙間に、ヒガンバナがびっしりと満開になって咲いていた。

写真2 側溝のわずかなスペースに満開のヒガンバナ
ヒガンバナにアゲハチョウが飛来して!
この密集した花に2羽のアゲハチョウが飛来してきた。
落ち着きなくあちこち動き回るので、狙い定めるのが難しかったが、ズームを使ってなんとか撮ることができた。
燃えるような赤色のヒガンバナに黒白模様のアゲハチョウのコントラストが鮮やかにおさまった。

写真3 ヒガンバナにアゲハチョウが飛来して!
ヒガンバナを真上から見てみると?
この首の長い花の写真を撮るとき、30cm〜50cmの細長い花茎に目線がいくので、茎を含めた全体に写すようになりがちだ(写真4)。

写真4 数本の群れで咲くヒガンバナ
たまたま群生した花の中で一輪だけ離れていたのを見つけたので、真上から撮って見た。花火のように、思い切り火花が散ったような見事な模様が撮れた。

写真5 ヒガンバナを真上から撮る
この花の詳しい説明ができないので、Yahoo百科辞典「ヒガンバナ」からその一部を引用してみると、「散状に緋紅(ひこう)色花を5、6個横向きに開く。花被(かひ)裂片は倒披針(とうひしん)形で長さ約4センチメートル、幅5〜6ミリメートル、強く反転し、基部に鱗片状の福花冠がある。雄しべ、雌しべともに花被裂片よりはるかに長く、弓状に上向きに曲がる」と説明している。
赤系の色
上記に出てくる緋紅とは、どんな赤色なのかを調べてみた。三省堂大辞林に【▽朱/▼緋】(あけ)「(1)赤い色。緋色(ひいろ)・朱色・紅色などを含む」。【▼緋】(ひ)「濃く明るい赤色。深紅色」と説明している。
今年の夏は、平成6年8月の12日間連続の記録を更新して、35℃を超える猛暑日が13日間連続猛暑日の記録となったが、9月中頃からようやく初秋らしくなってきた。
1〜2週間遅れで咲き出したヒガンバナは、箕面の市街地では彼岸を過ぎて10月になって見ごろとなって秋らしくなってきた。
暑い暑いと動き辛かった季節が去って1年で最も動きやすいなり、暑かった夏の遅れを取り戻すつもりで、大いに活動したいと思っている。
(平成22年10月1日)














































