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葉山マリンキッズ

葉山の海と自然を体中で感じて、いつも楽しく活動中!


ブログ移転のお知らせ [2010年01月18日(Mon)]
葉山マリンキッズブログは下記のブログに移ります。

http://oceanfamilykids.blogspot.com/


葉山ニッパーズ、さざなみ教室、葉山海洋スポーツ塾、ボランティアリーダー研修会もご覧いただけます。
海岸は漂着物の宝箱!すてきなクラフトを作ろう! [2009年12月12日(Sat)]
2009年12月12日の土曜日はマリンキッズの2009年最後の活動日。
今年一年の感謝の気持ちを込めて、大浜海岸と長者が崎海岸でビーチクリーンとビーチコーミング。そして氏子会館に戻ってマリンクラフトを作りました。
冬らしく寒い日が続いていましたが、この日は少し穏やかな気持ちよい晴れの日でした。

メンバーが集まったら海岸へ向かいました。今日の海は、冷たそうですが穏やかです。先月とは大違いです。海岸に着くや否やいろんな宝物を見つけ出します。さすが!マリンキッズ!クラフトに使えるもの、おもしろい発見、漂着ゴミなどなど、何も言わなくても思い思いに興味の赴くままに様々な漂着物を見つけ出していきます。大浜海岸と長者が崎海岸の間の堤防で記念写真。口々にいろんな大発見を教えてくれました。

氏子会館に戻って、今日見つけた漂着物をトレーに並べて品評会。お友だちが見やすいようにきれいに並べました。トレーに入りきらないものもありました。みんな同じ海岸を同じ時間歩いたの様々な発見がありました。今日だからこそ手に入った宝物はあったかな?

品評会の後はランチです。ポカポカ陽気だったので外で食べるお友だちもいました。もちろん、人気者のリーダーを引き連れて行きました。ランチの後はクラフト作りの始まりです。段ボールを上手に切って台紙を作ります。分厚い段ボールは切るのに力が要ります。時々リーダーにも手伝ってまらったりしました。

作り始めるとどんどんイメージが膨らんでいきます。これまで、クリスマスリースや海をテーマに作ってきましたが、今回はテーマは自由。どんな作品が出来上がるのか楽しみです。イメージが膨らみすぎてなかなか形に表現できないメンバーもいましたが、ここでもリーダーにちょっとアドバイスをもらって作り始めることができました。ちょこっと覗いてみると平らな段ボールが何と立体に!今はやりの3Dなのかぁ!

段ボールを丁寧に切って、追って曲げて張って、貝殻や流木やビーチグラスを上手に飾って見事な作品が完成しました。一目見て分かるものや、説明を聞いてより鮮明なイメージが広がるものや、いろんな工夫がちりばめられた作品がたくさん出来上がりました。それぞれの思いを込めた作品の展覧会はお父さんやお母さんも一緒に見てくれました。メンバーはちょっぴり自慢、お父さんやお母さんはすっかり驚きの発表会となりました。

今月の活動はこれでおしまい。そして今年の活動もこれでおしまい。
来月は2010年最初のマリンキッズの活動です!
お楽しみに!
大切な自然。どんぐりコマで遊ぼう! [2009年11月14日(Sat)]
2009年11月14日の土曜日はマリンキッズの活動日。冬に向けて徐々に寒くなってきましたが、今月は海をにつながる森の活動です。その第一弾として、今月は「秋の山を歩こう!」をテーマに、林道の自然観察と丸太ベンチ作りの予定でした。
ところが・・・
当日の朝はぽつぽつと雨が。さらに天気予報では午後になるにつれて雷をともなう風雨になるとのこと。天気の回復は午後3時以降みたい・・・
外に出るのは危ないと判断し、森戸川村へ行く予定を急きょセミナーハウスに集合することにしました。ということで、予定を大幅に変更し、1日室内での活動ということになりました。

リーダーたちの心配を吹き飛ばすかのようにマリンキッズたちは元気に集まってくれましたね。また、森戸川村の清水村長もセミナーハウスへ来てくれました。

みんなが集まったところで、ひとまず海へ!今日の海は、荒れ放題。強風が吹き荒れていて前に進むのも大変なほど、とりあえずスゴかった!キッズたちは恐れることなく立ち向かっていましたね。口を大きく開けたりして、潮風を味わってみたり。風にも負けず、めずらしい漂着物を見つけているキッズもいました。



セミナーハウスに戻って、今日見つけたものの発表会。秋ならではのクリやサトイモ。プラスチックのヒトデ(?)。めずらしい釣り具。
荒れ模様だからこそ手に入った宝物になったのかな?

発表会の後、今度はキッズたちがお話を聞く番。森戸川村の清水村長から自然のお話をしてもらいました。キッズたちには少し難しいお話だったと思うのですが、みんな真剣に聞いていましたね。



「人が生まれるのはお母さんから。でも本当のお母さんは地球なんだよ。」
「地球を守っているのは植物だよ。」
「私たち人は、植物とともに生きているということを自覚しよう。」
清水さんの言葉は、確実にキッズたちの心に響いていました。

お話の中で出てきた「シイ」の実。食べてみるとほんのり甘ぁくクリーミー。大昔の人はこれを主食に食べてたんだって。

集中してお話を聞いたからキッズたちのお腹もそろそろグーグーしてくる頃。お昼の時間です。そしてそれぞれ持ってきたお芋を焼き始めましょう!セミナーハウスの庭で火を焚き、網の上にお芋をのせます。お昼が終わるぐらいが食べごろかな?

焼き芋を待つ間、清水さんが自然の中での面白い遊びを教えてくれました。それはどんぐりコマです!森の中に落ちているどんぐりとようじで出来てしまう簡単なコマ。



だけどうまく回るかどうかにはちょっとしたコツがあるみたい。工夫してコマを作り、1番きれいに回せることができたのはだれかなぁ?こんなに簡単にできる遊び道具に、キッズたちは夢中になって遊んでいました。普段はTVゲームで遊ぶ子供でも、自然に触れるとこんなに楽しく遊ぶこともできるんだなぁと感心しました。

そうやって遊んでいるうちに焼き芋ができあがったようです!



熱いから気をつけて!!
ほくほくと甘くておいしい焼き芋をみんなでほおばりました。お芋をほおばった後はすぐにどんぐりコマへ。
今度は顕微鏡も登場し、いろいろなものを見てみましたね。葉っぱの裏側、貝の模様、ウニの穴、カイメンの網目・・・ミクロの世界でのびっくりするような発見はあったかな?

夢中で遊んでいるうちにもう振り返りの時間・・・・今日1番の思い出はなにかな?あいにくのお天気で室内の活動だったけど、キッズたちにはよい経験が出来たみたいだね。最後に、枝にさしたマシュマロを焼いて、おやつに食べてからさようなら!



今月の活動はこれでおしまい。
来月は2009年最後のマリンキッズの活動です!
お楽しみに!
笛と掃除とシーカヤック [2009年10月10日(Sat)]
10月のマリンキッズの活動日は10日土曜日。すでに6月にカヤックを漕いでいるキッズたち、今月は「遠くまで漕いでみよう!」、「ひとりで漕いでみよう!!」にチャレンジする予定でした。
ところが・・・・
活動日の二日前に、とても大きな台風18号が本州を通過していきました。台風18号はとっても風が強くて、台風の通り道からハズレていた葉山でも、とくに海の近くでは大きな被害を受けてしまいました。6月にカヤックを漕いだ長者ケ崎海岸や、夏にスノーケリングをした一色海岸も、壁のほうまで高い波が押し寄せたそうです。

土曜日の朝セミナーハウスに集まる前に海を見てきたというお友だちに様子をきいてみると、「海藻がたくさん打ちあがっていた」と教えてくれました。
海藻がたくさん、ということは? ほかの物もたくさん打ちあがってるかもしれない!?
さっそくみんなで見に行ってみよう! ということで、いつものように元気にセミナーハウスを出発して長者ケ崎海岸に向かってみると・・・・本当だ! 海藻の山がずーっと続いているし、大きなボートが壊れているのや、たくさんのゴミも目につきます。
海岸にはたくさんの人が出ていて、一生懸命にお掃除をしています。
「いつも葉山の海で楽しく活動させてもらっているマリンキッズもお手伝いしよう!」
キャプテンまいけるの掛け声で、キッズたちもカヤックを漕ぎ出す前にビーチクリーンをしました。ちょっと難しい言葉で言うと「ボランティア活動」です。2つのグループに分かれて、リーダーと一緒に、燃えるものと燃えないものに分けながらゴミを拾いました。

海岸に打ちあがっている物の中には、なんと、入れ歯やパンツもあったりして、キッズたちもビックリ。落とした人は困ってないのかな〜?

キッズたちは本当によくがんばりました。おかげで、30分くらいで大きな袋に6つも集まりましたよ。とても全部は拾いきれなかったけど、みんなが拾った分は確実に海岸がキレイになりました。ボランティア活動って、なんか気持ちいいね♪

ビーチクリーンの後は、お待たせしました、いよいよカヤックの時間です。カヤックにみんなのお弁当を積んで、前半と後半に分かれて出発。前半グループが長者ケ崎を目指して出発した後、海岸に残ったグループはそのままビーチコーミング。今度はゴミではなくて、ステキな宝物を探しているうちに、前半グループが乗っていったカヤックを、キャプテンまいけると二人のリーダーがカヤックで引っ張って戻ってきてくれました。すごーい、力持ちだね。
さぁ後半グループもリーダーが運んでくれたカヤックに乗り込んで、お友だちと力を合わせて漕ぎだします。
もう何度もカヤックを漕いだことのあるキッズたちですから、パドリングもスイスイ、岩の周りもクルクルまわって、あっという間に長者ケ崎に着いちゃいました(笑)

ところが、着いてみてビックリ!
長者ケ崎も台風の影響で地形が変わっていて、いつもカヤックを上陸させていた砂浜が半分海に沈んでいて、陸続きではなくなっています。それだけじゃなくて、みんなでお弁当を持って・・・・ヤブをかき分けて・・・・ぬかるんだ足元に気をつけながら先端まで行ってみると・・・・「!!」
横須賀と葉山の境目のしるしが・・・・横須賀側の砂浜のうえに動いてる!
こんなものまで動かしちゃうなんて、台風18号のエネルギーって、ホントにすごかったんですね〜。今日はビックリすることが多いマリンキッズです。

お弁当を食べたあとは、ここでもお宝探し。タカラガイやビーチグラス、キレイな石や乾燥したクモヒトデ!などなど、思い思いの「とっておき」を集めるキッズたち。
こんなの見つけたよ♪

“今日の一番”を手の平にのせて、お宝自慢大会もしましたよ・・・一等賞はだれかな?


さて、お腹もいっぱいになったし、宝物でポケットもいっぱいに膨らんだので、帰りも2グループに分かれてカヤックに乗りました。
岩の間だって、何度でも・・・・

この通り! 「楽勝〜♪」

カヤックを漕ぐ時間は短かったけど、ビーチクリーンをしたり、ビーチコーミングをしたり、地形の変化にビックリしたり、今日も盛りだくさんの楽しい1日でした。

もうひとつおまけの楽しかったこと。それは・・・・・・貝の笛♪
アマオブネガイ、白と黒の模様が似ているのでマリンキッズでは「ウシガイ」というニックネームを持つ貝の貝殻を指の間に挟んで息を吹き込むと、「ピーーーーーーーッ」キレイな音が出ます。はじめは穴の大きさとか、息を吹き込む角度とかがちょっと難しいけど、リーダーさんたちに教えてもらって、みんな上手に音が出るようになりましたよ。

この遊び、キッズたちに大好評で、アマオブネガイは「ウシガイ」改め「フエガイ」に呼び名が変わりそうなイキオイです(笑) でも、この貝だけじゃなくて、コツをつかむと他の種類の貝でも音が出せるようになるんだって!

さて、マリンキッズの海を中心とした活動は今月でおしまい。来月からは森へ、川へ行ってみます。お楽しみにっ!
スノーケリングでエビ島上陸! [2009年09月12日(Sat)]
2009年9月12日は、葉山マリンキッズの「スノーケリング」ファイナルです。
朝からあいにくのお天気ですが、たくさんの生きものたちを見つけるぞ!!



傘やカッパを持った子どもたちがセミナーハウスに集合。
みんな、スノーケリングができるかどうか、ちょっと心配そう。
でも、海へ出発するころになると、雨はストップ。ウェットスーツを着て、長者ヶ崎海岸へ出発です。

海岸へ到着したら、まずは、水の温度をチェックしましょう。冷たそうな感じがするけど・・・。
大丈夫みたい! しっかり頭まで入った子もいました。



さっそく、スノーケリングの開始です。目指すは、なんと、エビ島。
沖を見ると遠くに見えるエビ島ですが、みんなたどり着くことができるかな?
水の中は、ちょっと濁っていたけれど、「キュウセン」や「ソラスズメダイ」を見つけることができました。
岩にたくさんくっ付いている「カメノテ」はお食事中でした。
「カメノテ」は、蔓脚(まんきゃく)といわれる脚でプランクトンを集めて食べます。おもしろい動きをする脚を、子どもたちはずっと観察していました。



そして、みんな無事にエビ島上陸。
エビ島には、お楽しみがあります。飛び込みです。
最初は怖がっていた子も、一度飛び込んでしまうと、何回もやっていました。
元気に飛び込みをしている子たちを、ブルブルしながら見ている子たちが…。
風が少しあったため、濡れた体が寒くなってしまったようです。
その子たちは順番に、『海ママタクシー』(カヤック)で海岸まで帰りましょう。
元気な子たちは、泳いで戻りました。最後までよく頑張りました。



お弁当を食べたら、午後からはしおさい博物館へ行きます。
バディ同士、相談しながらスノーケリングでよく見たお魚を調べて描きましょう。
1年生と4,5年生がバディです。
1年生の子たちは、お兄さん、お姉さんに教えてもらいながら、スケッチをしました。
「キュウセン」「ソラスズメダイ」「クロダイ」「クサフグ」「カゴカキダイ」「ゴンズイ」などなど、たくさんのお魚を描くことができました。



葉山マリンキッズのスノーケリングは、今月で終わりです。
でも、もしかしたら…。来月もお楽しみに!!
スノーケリングで生きものと出会おう! [2009年08月09日(Sun)]
2009年8月9日は葉山マリンキッズの「スノーケリング」2日目です。
まだまだ台風のうねりが残る一色海岸ですが、たくさんの生きものたちと出会えるかな?

一色ロイヤルビーチの前の海は気持ちのいい波が立ってました???
「今日はいっぱい生きもの見つけるぞぉ〜」と集まる子どもたちは目の前の海にビックリ・・・
でも気持ちは海のほうに向かってました。
挨拶のあと、決まっていたのように海に駆け込んで行きました。
「今日は腰までぇ〜!」という声を聞いたか聞かなかったか、やはり帰ってきた子どもたちはみんな全身ずぶぬれ・・・
想定内のオープニングです。

ウェットスーツに着替えて次はその波を使ったプログラムです。
グループに分かれてボディーサーフィンです。
ウェットスーツを着ているので体は浮くし、温かいし、ぶつかってもあまり痛くありません。
波打ち際で上手に滑って行く子、乗り切れずに頭から波をかぶってしまう子、果敢に波に向かっていく子、みんな思い思いに楽しんでいました。
ひとしきり楽しんだ後、今日は早弁(少し早めの昼ごはん)をして小磯に出かけました。

小磯に到着するとグループごとにスノーケリング開始です。
マスクとフィンをつけて海の中を覗きました。
すると、浅瀬に暮らす生きものが目の前に現れました。
小磯に暮らす代表的なハゼの仲間「アゴハゼ」やすばしっこい「クモハゼ」、薄黄緑色の「ナベカ」はたくさんの子どもたちが見つけることができました。
岩に寄り添う「ダイナンギンポ」、岩の穴の中をすみかにする「コケギンポ」や「イソギンポ」も見つけました。
岩の隙間には「ムラサキウニや」「クモヒトデ」が隠れていました。
とても目立ったのは「アオウミウシ」です。
青い体に黄色い模様、白とオレンジの尻尾と角で遠くからでも見つけることができました。
素早く泳ぐベラの仲間の「キュウセン」はオスとメスで大きさや色が違うことも発見しました。
そして忘れてはいけないのがたくさんの子が出会ったマリンキッズのキャラクター「クサフグ」です。
そのほかにもたくさんの生きものと出会うことができました。

一色ロイヤルビーチに帰ってきたら早速今日のふりかえりを大発見ノートにまとめました。
グループやバディで見た生きものを確認しあって生きもののイラストをノートに描きます。
たちまち「葉山マリンキッズオリジナル小磯の生きものミニ図鑑」が完成です。
生きものリストの作成では23種類の生きものと出会うことができました。スゴイ!
また来月もスノーケリングです。
お楽しみに!
スノーケリングで泳いだよ! [2009年08月08日(Sat)]
2009年8月8日は葉山マリンキッズのメインプログラム「スノーケリング」です。
台風のうねりが少し気になる一色海岸ですが、たくさんの生きものたちと出会い、夏休みの楽しい思い出を作ろう!

今回の集合場所は一色海岸にある海の家「一色ロイヤルビーチ」です。
続々と集まる子どもたちはみんないい色に焼けてます。
なんてったって夏休みですからね。
挨拶もそこそこに、なにはともあれ海に入りに行きました。
なんてったって目の前が海ですからね。
最初は膝までという約束でしたが、帰ってきた子どもたちはほとんどが全身ずぶぬれ…。
なんてったってマリンキッズですからね。

すっきりした顔の子どもたちを前に大切なバディとグループ分けです。
今回は高学年経験者・中学年と経験者・1年生に分かれました。
それぞれのグループでリーダーにスノーケリングで使う道具を教えてもらったり、使い方の練習をしました。
高学年経験者は慣れた手つきでバディチェックを行っていました。
中学年と経験者はお互い助け合い、確認し合いながら器材を扱っていました。
1年生は熱心にリーダーの話を聞き、ひとつひとつできるようになっていきました。

グループごとに順番に海に入ってウエットスーツで浮かんだり泳いだりしました。
そして、マスクをつけて海の中を覗いたり、スノーケルでゆっくり息をしたりしました。
最初は少し緊張していた表情も、ひとつひとつできるようになって安心できると、みんな所狭しと泳ぐことができるようになりました。
そこでバディの再確認です。
困ったときに助けてくれるバディ、生きものを見つけたときに一緒に見ることができるバディ、お互いいつもそばにいてくれるバディであることが大切です。
心がけましょう!

この日の干潮がお昼頃だったので長めの午前中を楽しみました。
一色ロイヤルビーチに帰ってきたら自分で使った道具を洗いました。
自分の体を守ってくれる道具を大事にする気持ちが大切です。
着替えが終わったらお昼ごはんです。
夏の海辺を目の前にしてのランチはサイコーです!!

お昼ごはんのあとはグループで今日のふりかえりを大発見ノートにまとめます。
一日でたくさんのことをしたのでリーダーに説明してもらいながらまとめました。
その後、みんなで今日の一番の大発見を発表しました。
また明日もスノーケリングです。
今日はよく寝て、朝ごはんしっかり食べて、元気に楽しく泳いで、たくさんの生きものたちと出会いましょう!

海の安全を守るライフセーバーの活動に挑戦! [2009年07月04日(Sat)]
2009年7月4日は梅雨の中休みの葉山マリンキッズ!
でも、心配していた雨は降ることなく、海は穏やか、波も静かで、しっかりライフセービング体験ができそう!
今日は自分の体を守るためのセルフレスキュー体験と本物のライフセーバーの道具を使ってのレスキュー体験。
これから楽しい夏を前に、海で安全に楽しく遊ぶための第一歩です。

挨拶のあとグループ分けをして、今日のマリンキッズで使うレスキューボード・レスキューチューブを海岸まで運びました。
一色海岸ではたくさんの漂着物が見つかりました。
特に多かったのはカニの甲羅。
ガザミやショウジンガニの大きなカニの甲羅がたくさん見つかりました。
どうして甲羅だけ打ち上がったのかな?(ヒント:誰が食べたのかな?)

グループに分かれてセルフレスキューのための浮力体験とレスキューグッズを使ったライフセービング体験を行います。
セルフレスキュー体験では長袖長ズボンに靴を履いて「着衣泳」の方法を教えてもらいます。
「着衣泳」は泳ぐ方法ではなく、「浮く」ための方法を学びます。
服が体に張り付いて気持ち悪いですが、普段着で海や川に落ちてしまったときに気持ち悪いなんていってられません。
逆に服を着ていると(1)体を浮く事を助けてくれる(2)寒くなるのを防いでくれることがあります。運動靴もクッションがついているものはとても浮きやすいので脱いではいけません。
浮く姿勢は「バンザイ」が理想的です。
浮くための道具としてペットボトルやかばんを使いました。
ペットボトルはしっかりお腹の上で抱えます。二つ使うときは脇の間に挟みます。
かばんは浮きます。特にランドセルは良く浮きます。
決して邪魔だからといって手放してはいけません。

ライフセービング体験はレスキューボードとレスキューチューブの使い方を教えてもらいました。
レスキューボードは先月体験したニッパーボードの大きいタイプです。
一人で漕いでいって溺れそうになっている人に近づいて乗せて助けるための道具です。
バディと一緒に2人で漕ぐと気持ちよくスイスイ進みます。
レスキューチューブは浮き輪の代わりにもなる大きなウィンナーのようなものです。
繋がっている紐を肩からかけて溺れそうになっている人に近づいて浮き輪のようにして助けるための道具です。

たっぷり体験した後はのんびりお昼ごはんです。
小磯の芝生の上でゆっくり食べたあと、大発見ノートにふりかえりをしました。
せっかく小磯に着たので、短い時間でしたが磯の生きものも観察しました。
その後、葉山公園でみんなで今日の一番の大発見を発表しました。
今日もたくさんのちびっ子ライフセーバーが誕生(?)しました。

来月もお楽しみに!
シーカヤックを漕いだ!ニッパーボードを漕いだ! [2009年06月13日(Sat)]
2009年6月13日は梅雨に入りたての葉山マリンキッズ!
でも、空は明るく、海は穏やか、風も心地よく、絶好のシーカヤック&ニッパーボード日和!
本格的に海に入るので今日はみんなの笑顔も特別楽しそうに見えました。
集まったメンバーからウエットスーツに着替えます。
ウエットスーツには(1)体が浮く、(2)ケガから守る、(3)寒くなりにくいという役割があります。

挨拶のあと、今日のマリンキッズで使うシーカヤックと、ニッパーボードを海岸まで運びました。
重たかったけどみんなと協力して大切に運びました。
長者ヶ崎海岸に着いたみんなは海に駆け込みたい気分をぐっと抑えてリーダーからの話をしっかり聞きます。
そして、グループに分かれて沖に向かって出発だぁ!

シーカヤックチームはライフジャケットの着て、パドルの使い方、カヤックへの乗り降りの方法を教えてもらいました。
初めて参加したメンバーは練習のときはなかなか上手くできませんでしたが、一緒に乗った先輩メンバーのおかげでちゃんと漕いで進み出すことが出来ました。

ニッパーボードチームはボードの乗り方と乗る位置を教えてもらいました。
よく考えてみるとニッパーボードは自分の手だけで進みます。
海面スレスレを進んでいくのはちょっとドキドキですが、かなりワクワクです。

長者ヶ崎の沖の岩「エビ島」はシーカヤックを上手に漕ぐ練習に最適です。
岩にぶつからず、波の力を使いながら、細かいパドル操作で進んでいきます。
いくつかの岩の間をすり抜けていくうちにバディとのコンビネーションは抜群になります。

波しぶきを顔に受けながら進んでいくと目の前の「エビ島」に到着です。
メンバーと同じように波しぶきを浴びている生きものがいました。
クロフジツボとカメノテです。エビやカニの仲間ですが岩にくっついて生活しています。
蔓脚(まんきゃく)という足を使ってエサを集めるので、波しぶきがかかるときがお食事の時間です。

各チーム交替した後、自由時間でしっかり遊んだ後、待ちに待った少し遅めのお昼ご飯です。
ゆっくりお昼ごはんを食べた後、午後からは葉山公園で今日のたくさんの大発見をノートに書きました。
その後、みんなで今日の一番の大発見を発表しました。
未来のサーファー、シーカヤッカーが誕生(?)した一日でした。

来月もお楽しみに!
磯の生きもの大発見! [2009年05月09日(Sat)]
2009年5月9日はお見事五月晴れの葉山マリンキッズ!
前日まで雨が降り、風が吹きの葉山でしたが、気持ちが良く太陽が笑っていました。
集まったみんなも元気な笑顔を見せてくれていました。
まずは、いつも通りあいさつ・・・のまえにみんなはところせましと遊んでいます。
セミナーハウスのメダカやオタマジャクシも元気です。

挨拶のあと、今日のマリンキッズで活動する「磯の生きものの観察」で気をつけること!
磯は滑りやすいよ!石や岩がごろごろしているよ!生きものは磯に暮らしているよ!
そして、一番は生きものと仲良くなろう!!
グループに分かれて出発だぁ!

磯についたら今日は大潮で潮がとても引いていました。
海が遠くに見えた気がしました。
荷物を置いてさっそく生きものを探しに出かけます。

今日はいつもの小磯ではなく一色海岸の岩場に行きました。
小さな岩ですが、よく見るとたくさんの生きものが暮らしていました。
まず最初に出会ったのは砂浜に隠れようとしていたモミジガイ。
ヒトデの仲間できれいな星の形をしています。

次に出あったのはプニョプニョしたなぞのかたまり??
実はゴカイの卵のかたまりでした。
よく見ると透明のゼリーの中にオレンジ色のつぶつぶ(卵)がいっぱい入っていました。
岩には海藻のたくさん生えています。
そこに波間を漂う大きな緑色のヒラミルを発見。

ベルベット(ちょっと高級な表現)のような触り心地でした。
岩の小さなくぼみではアオウミウシやムカデミノウミウシも見つけることが出来ました。
周りを見ると、小さな魚も泳いでいました。
ボラの子どもやアゴハゼの子どももいました。
岩にくっついている海藻に見せかけて、小さなイソクズガニも発見!

足が8本あるヤツデヒトデや青色の五角形をしたイトマキヒトデ、
クモのような細い足を持ったクモヒトデも見つかりました。

一生懸命隠れていてもマリンキッズは生きものをよく発見します。
お昼ご飯の時間になっても生きものとの出会いは尽きることがありませんでした。

午後からは小磯のタイドプールで生きものを観察して、
葉山公園に戻ってからは今日見つけたたくさんの大発見をノートに書きました。
その後、みんなで見つけた生きもの、今日の一番の大発見を発表しました。

来月もお楽しみに!
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