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津波マリンハザード研究講座

神戸大学大学院海事科学研究科に、公益財団法人住友電工グループ社会貢献基金の大学講座寄付によって、2013年度から設置された研究室です。南海・東南海地震と、これによる津波に起因する海洋での災害や環境変動に対して、具体的な減災方法を研究・教育しています。


津波マリンハザード研究講座セミナー 開催のご報告 [2013年06月08日(Sat)]
2013年6月6日13時20分より、津波マリンハザード研究講座セミナーを開催いたしました。


本セミナーでは、京都大学 国際高等教育院の中田聡史氏に、氏の関わる研究などについてご講演いただきました。
聴講者からの質疑とそれに対する応答などで、活発な意見交換のセミナーとなりましたことを感謝いたします。

以下に中田氏の講演内容を簡単に紹介いたします。


タイトル :「海の天気予報」−海洋予測システムの開発と水産・海事産業への実用例−
講演者  中田聡史氏(京都大学 国際高等教育院 研究員)

氏の研究領域である海洋学・陸水学・水資源学などにまたがる複合領域研究の講演

数値シミュレーションモデル・フィールドワーク・数値解析を用いて、海洋環境・沿岸環境における天気予報を実現。
本講演では、地球の環境変動が海洋環境に及ぼす影響の評価や漁業者に対する海洋環境情報の提供による成果を発表。

・温暖化による島嶼への影響。
 水資源学の観点から当初の水没のみならず、島嶼の淡水不足という問題が起こり得る可能性についての言及。

・海の天気予報の漁業海事への適用
 事前に海流の状態などを予測することによって好漁場へのアクセスを容易にした。
 これまでの研究のような調査船による海洋情報の収集とは違い、
 操業漁船を調査に使って得られる多数のデータを利用することによってシミュレーションのカバー範囲を高めた。


・海の天気予報の養殖業への適用
 ホタテの養殖に関して海洋環境の予測を用いた支援策を構築した。
 ホタテの養殖には淡水の影響や栄養塩の影響が大きくかかわってくる。
 氏の研究では、これまで分析に導入しにくかった融雪出水の影響を取り入れることで
 精度の良い海洋環境の予測ができるようになった。
 また、これまでシミュレーションで再現が難しかったイベント的に発生するような事象も
 予測することが可能となった。

最後に、中田氏は今後の研究として予測システムを津波などに対する防災・減災に役立たせるべく分野横断的に活動していきたいと述べ、講演を締めくくった。
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