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津波マリンハザード研究講座

神戸大学大学院海事科学研究科に、公益財団法人住友電工グループ社会貢献基金の大学講座寄付によって、2013年度から設置された研究室です。南海・東南海地震と、これによる津波に起因する海洋での災害や環境変動に対して、具体的な減災方法を研究・教育しています。


毎日新聞に掲載 [2016年04月14日(Thu)]
2016年4月14日(木)の毎日新聞夕刊社会面に、津波によって大阪湾で発生する“津波渦”の予測結果が取り上げられました。

毎日新聞2016年4月14日夕刊.jpg
(クリックすると大きくなります)
Posted by 神戸大の林@深江 at 19:06 | 活動報告 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
ISOPE2015 [2015年06月27日(Sat)]
ISOPE2015に参加し、Tsunami & Safetyのセッションで
# Estimation of the Occurrence Condition of Sediment Resuspension in Osaka Bay by Tsunami
# Tsunami Simulation Generated the Greatest Scenario Earthquake along the Nankai Trough under Consideration of Tidal Current in Large Bay
の2件の研究発表を行いました。
Posted by 神戸大の林@深江 at 02:40 | 活動報告 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
特命助教・就任のご挨拶 津波マリンハザード研究を推進にあたって [2014年07月02日(Wed)]

津波マリンハザード研究を推進スタートにあたって

特命助教 中田聡史

2014年4月1日より、当研究講座の特任助教を拝命いたしました。

「津波」という言葉は、特に東北大震災以降、地震大国日本に住む私たちの生活にさらに密着したように感じます。海を生業とする方々にとってはさらに意識が高まっています。しかし、「マリンハザード」という言葉は、あまり聞きなれないかもしれません。このキーワードを直訳すると「海洋危険」ですが、わが国では主に海難事故に関する危険を指すことが多いようです(例、熊本マリンハザードマップ)。世界に目を向けると、イギリスの国立海洋センター(National Oceanography Centre) では、マリンハザードとは4つの種類に分けているそうです。1)人間に起因する危険(例、海難、油流出)、2)気象に起因する危険(例、高潮、海岸浸食)、3)地殻に起因する危険(例、地震、津波、海底火山)、4)生物に起因する危険(例、赤潮)。これらのほとんどは日本沿岸海域で起きているものですので、日本人にとってもマリンハザードについて理解を深め、その防災・減災につながればと思います。本研究講座では、津波に起因する海洋危険、すなわち“津波マリンハザード”に関連する研究教育を推進します。
本研究講座で特に注目しているのは、海上インフラとして重要な船舶・海上交通に与える津波被害と、被災後の海洋環境汚染に関係する浅海域環境への津波被害についてです。これらの評価手法の開発を皮切りにして研究を推進し、津波マリンハザードへの防災・減災策を創出します。また、海事科学の総力を結集し、海上インフラの迅速な復旧と船舶の効果的な利活用により、被災時の復興を加速させる新たな方法論を創出します。すなわち、津波に“そなえ”るために、海を利活用することを考えます。このような取り組みは、海を畏敬しつつ利用して調和するという海事科学の醍醐味でもあります。
 地震調査研究推進本部(文科省)の発表によれば、南海トラフ地震(M8〜9クラス)は、将来の30年以内に70%程度の確率で発生するだろうと報告されています。2012年3月に、南海トラフの巨大地震モデル検討会(内閣府)によって、新しい南海トラフ地震想定結果が取りまとめられました。この想定結果を用いた研究成果が次々と出てきており、それらに基づいた対策立案のために自治体が対応に追われました。我々もこの想定結果を用いて、大阪湾をモデル内湾域として津波マリンハザードの被害評価を開始しています。矢継ぎ早に更新されていく科学的知見を幅広く取り入れると同時に慎重に吟味し、ステークホルダーが津波マリンハザードへの防災・減災案を可能な限り迅速に打ち出せる体制を構築することが急務です。「災害は待ってはくれない」という言葉を噛締め、少しでも多くの人が難を逃れ、速やかに日常へと復帰できるための“そなえ”を総力戦体制で探っていきます。
(2015年4月30日 用語の間違いを修正)
津波マリンハザード研究講座セミナー 開催のご報告 [2013年06月08日(Sat)]
2013年6月6日13時20分より、津波マリンハザード研究講座セミナーを開催いたしました。


本セミナーでは、京都大学 国際高等教育院の中田聡史氏に、氏の関わる研究などについてご講演いただきました。
聴講者からの質疑とそれに対する応答などで、活発な意見交換のセミナーとなりましたことを感謝いたします。

以下に中田氏の講演内容を簡単に紹介いたします。


タイトル :「海の天気予報」−海洋予測システムの開発と水産・海事産業への実用例−
講演者  中田聡史氏(京都大学 国際高等教育院 研究員)

氏の研究領域である海洋学・陸水学・水資源学などにまたがる複合領域研究の講演

数値シミュレーションモデル・フィールドワーク・数値解析を用いて、海洋環境・沿岸環境における天気予報を実現。
本講演では、地球の環境変動が海洋環境に及ぼす影響の評価や漁業者に対する海洋環境情報の提供による成果を発表。

・温暖化による島嶼への影響。
 水資源学の観点から当初の水没のみならず、島嶼の淡水不足という問題が起こり得る可能性についての言及。

・海の天気予報の漁業海事への適用
 事前に海流の状態などを予測することによって好漁場へのアクセスを容易にした。
 これまでの研究のような調査船による海洋情報の収集とは違い、
 操業漁船を調査に使って得られる多数のデータを利用することによってシミュレーションのカバー範囲を高めた。


・海の天気予報の養殖業への適用
 ホタテの養殖に関して海洋環境の予測を用いた支援策を構築した。
 ホタテの養殖には淡水の影響や栄養塩の影響が大きくかかわってくる。
 氏の研究では、これまで分析に導入しにくかった融雪出水の影響を取り入れることで
 精度の良い海洋環境の予測ができるようになった。
 また、これまでシミュレーションで再現が難しかったイベント的に発生するような事象も
 予測することが可能となった。

最後に、中田氏は今後の研究として予測システムを津波などに対する防災・減災に役立たせるべく分野横断的に活動していきたいと述べ、講演を締めくくった。
贈呈式の様子 [2013年03月24日(Sun)]
先にご報告した寄付贈呈式の様子が住友電工の松本社長のブログで紹介されています。

このブログを拝見して、寄付の主旨を再確認し、ご期待に添えるよう成果を上げたいと、改めて思いました。また、私などは企業の社長と接見頂ける機会はほとんどないのですが、人事育成に関するお考えを伺うことができ、これは教育面で生かしたいと思っています。

Posted by 神戸大の林@深江 at 06:36 | 活動報告 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
第六回海事防災研究会 開催のご報告 [2013年03月12日(Tue)]
2013年3月11日13時30分より、神戸大学大学院海事科学研究科にて
「第六回海事防災研究会」を開催いたしました。


本研究会での内容をご報告いたします。

各ご講演者の方からそれぞれ有意義なご講演をいただき、
参加者の方からの質疑や意見と、それに対する講演者の方の応答などで
活発な情報交換の研究会となったことを感謝いたします。


『開会挨拶ならびに今までの動き』

20130311131840(1).jpg
神戸大学大学院 海事科学研究科 教授  小林 英一

津波防災に関連したシミュレーションを紹介し、
災害が起こる前にその災害によってどのような被害が想定されるか、
また事前策の想定効果の検証の重要性について述べた。


『東北大震災における被害実態と教訓』

20130311131840(2).jpg
東北大学 教授 越村俊一氏

東北・北海道地方の地震および津波の歴史とそのメカニズムについてご講演くださいました。

また、地震・津波などの解析科学技術についての動向や課題や、研究者・科学者から住民へ必要な情報を伝えることの重要性などについてもご講演くださいました。


『船舶運航者から見た地震・津波』

20130311131840(4).jpg
東海大学 教授 津金正典氏

船舶運航者の地震・津波に対する対策について実例を交えご講演いただきました。
また、シミュレーションなどの利用によって津波時の想定を持っておくことと、その対策訓練の重要性についてご講演くださいました。


『防災最前線「ちきゅう」の役割』

20130311131840(5).jpg
海洋研究開発機構(JAMSTEC) 井上朝哉氏

「ちきゅう」の海底掘削によって解明された地震のメカニズム(プレートの移動の確認)や「ちきゅう」に搭載される技術についてご紹介くださいました。
また、南海トラフ掘削の動向・計画や、その技術的困難さなどについてもご講演くださいました。
寄付贈呈式 [2013年02月19日(Tue)]
2012年10月に公益財団法人住友電工グループ社会貢献基金の2012年度大学講座寄付に採択され、2013〜2017年度に神戸大学大学院海事科学研究科に「津波マリンハザード研究講座」が設置されることになりました。
2013年2月14日に大阪市にある住友ビルで贈呈式が開催され、講座紹介を行い、目録を贈呈されました。
Posted by 神戸大の林@深江 at 22:24 | 活動報告 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(1)
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