二川地区の自主防災組織が避難訓練をおこないました
[2015年06月10日(Wed)]
2015年6月7日、
真庭市二川(ふたかわ)地区では避難訓練がおこなわれました。
二川地区では6つのコミュニティにわかれて、それぞれ自主防災組織が活動していますが、
今回は全てのコミュニティの避難所でもある二川小学校に小学生から大人までの約60名ほどの住民が集まり、合同の避難訓練をおこないました。
私は、二川地区にも土砂災害警戒区域が多くあり、自宅周辺や避難所までの経路にある警戒区域を確認しておくこと、避難の際の注意点などの説明をさせていただきました。
また、この日は真庭消防による搬送方法や救急法の訓練もおこなわれました。
毛布など、身近にあるものを使って担架を作ることができます。
阪神淡路大震災の時は、畳を使って、倒壊した家屋からご近所の方が救出した、という事例もあります。
説明を受けた住民のみなさんは、実際に担架を作って、持ち上げたり持ち上げられたりの体験をしました。
道具を使うと、負担を少なく運び出せるのですが、
道具がない時や狭い場所で、人を担ぎやすい方法などもレクチャーしていただきました。
その後、小学校から別の避難場所まで、避難を想定して徒歩で移動しました。
避難訓練なのに、その時の写真を撮り忘れました・・・。
場所を変えて、今度は救急法の説明です。
心肺蘇生法のしかた、AEDの使い方などを教えていただきました。
また、AEDは公共施設に設置してあることが多いですが、
普段は施錠していてすぐに使えないなどの問題があります。
そういった時のために、「万が一の時にはこうして使おう!」という
話し合いもうまれました。
住民同士の結束が強いコミュニティ単位だからこそできる取り決めです。
二川地区の皆さんの絆の強さを感じられる場面でした。
二川地区のみならず、真庭市、岡山県では多くの土砂災害警戒区域が指定されています。
しかも、警戒区域は随時追加されています。
最新の土砂災害警戒区域の情報は、
おかやま全県統合型GISというホームページで確認することができます。
これから梅雨やゲリラ豪雨、台風にともなう大雨など、土砂災害の危険が高まる時期です。
ぜひ、お住まいの地域を一度確認してみてください。
事務局 山田