誇りに思います・・・ [2017年01月28日(Sat)]
各務原市のまちづくり助成金公開報告会
昨年春、子ども達だけで挑戦したプレゼンを聞くことが出来なかった大人達。 https://blog.canpan.info/manacafe/archive/117 今日はしっかりと報告会を見守ることが出来ました。 プレゼンの時に審査員の方から 「政治的な活動が、まちづくりになるのか、どう思いますか?」と聞かれ 「私たちは何が政治的な活動なのかは分からない。 でも、いろんなことを知ることが大切で、 関心を持って考える人が増えることがまちづくりになる。 そのきっかけ作りをしていきたい」とかっこよく答えてくれたかなちゃん。 しかし、事業実施中にも 「くれぐれも偏らないように気を付けて欲しい」とまちづくり推進課の方に言われ 子ども達は、偏ったらどうしようと不安になっていました。 まちづくり推進課の方も、不安にさせるつもりで仰った訳ではないのですが 子どもにとっては重く感じる言葉で、 委縮させてしまうような発言を大人がしてはいけないと感じた。 しかし、朗読劇を観た後の交流会では、 参加者の皆さんが自然に、選挙のことや平和のことなど自由に話していたので 子ども達も安心し思い思いに語ることができて結果オーライ。 でも、制限を感じてしまう助成金事業は難しいと思っていました。 そして更に今日の報告会を見て、子どもたちに助成金事業をすすめたことを後悔しました。 peace of peaceでは 大人も子どもも一緒に、 未来について社会について、いろいろ話ができる そんな、きっかけを作っていくこと目的として活動をしています。 若い世代が社会に関心を持つこと、 考える人が増えることが、まちづくりになると考え、まちづくり助成金に挑戦しました。 まちづくり=人づくり まさに、まちづくり助成金にぴったりの事業です。 でも税金を使った助成金、当然効果が求められ評価されます。 子ども達と事業を検証した結果、 参加者は集りますが、一緒に活動していく仲間につなげていくことの難しさを報告しました。 それに対し、理解を示しながらも仲間が増えてこそ評価できる事業なので 今後も頑張って欲しいと審査員の方に言われました。 はい、その通りなんですけど・・・ 私はこの時点で、とても違和感を感じたのです。 結果も、評価もいらない。 だってpeace of peaceをやってることが 素晴らしいことだから・・・ 社会的な問題 沖縄のこと 原発のこと 安保法案のこと 憲法改正のこと 無関心な大人がいっぱいです。 だから自分たちが、考えるきっかけを作ろう! 自分たちの未来を、自分たちで考えるために、関心を持って発信する子ども達。 広がらなくてもいい、細々とでも続けてきた彼らを私は誇りに思っています。 彼らに評価はいらないと思いました。 ありがとう。 ただただ、感謝だけです。 本当にありがとう。 |
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