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はじめてのお泊りに参加して…。[2016年07月21日(Thu)]
ブログにて、はじめまして。
年中のYの母、S子です。
昨年度4月から、娘がまめのめの仲間入りをしています。

今回のテーマ「お泊り」…。
まめのめでは、年中さんから年2回、お泊り保育があります。
"仲間と遊び疲れて寝ちゃった…。目が覚めたら仲間がいて嬉しい"
という感じで、あくまでも遊ぶことが目的のお泊り。

昨年度のお泊りを、年少母として見ていて思ったことは、
年長、年中のお兄さんお姉さんのたくましさと、
我が娘が来年できるのか…という不安でした。

というのも、当時まだ娘は行き渋り真っ最中でしたから。

昨年は、年長、年中さんはお泊り。
その間、年少さんだけ、同年代で過ごす時間が
とても心地良かったようでした。

その日から、小さい子チームでの活動を楽しみにするなど、
少しずつ変化をしていきました。
そんな、きっかけになったのが
"年少組のお泊りお留守番" でした。

娘は、個人差があるものの、
母親から離れることに年齢の割に不安が強く、

 "寝るのもいっしょ"
 "おでかけはお母さんと" な子でした。

私の通院でも離れがたく、美容院にもついてきて、
保育付きの勉強会で、
「こんなに泣かれては…」と勉強会中に
娘が戻ってくることもたびたびありました。

そんなことで、気が付けば私が娘を抱えるのが
当たり前になっていました。

ですから、娘にとって

 お泊りのハードルは高いだろうなぁ〜

と直前まで感じていました。

さて。
お泊り当日。

娘にお泊りのことを、結局言い出せないまま、
いつも通りにあわただしく朝、送り出しました。
娘へちゃんと伝えずに送り出したことへの後ろめたさは
もちろんありました。

しかし、
昨年度から私たち母子が過ごした「まめのめ時間」、
山あり谷ありではありましたが、その積み重ねから
スタッフのみなさんやまめのめの子どもたちを
信頼することができていたので、
あとはみんなに助けてもらうことにしました(笑)

おかげで、娘を送り出してからは、ドキドキしながらも
自分の時間を久しぶりに過ごすことができました。

正直、すっごく良い時間(開放感とでも言いましょうか)を
過ごすことができ、ありがたい貴重な日でした。

でも、娘を抱え込んでいると感じていたのは
苦しいことばかりでもなく、娘がゆっくり自分のペースで

 "まめのめたのしい!"

と思えるようになったプロセスを見てこれたことは
幸せなことでもあったんだなぁ、
とも感じるようになりました。

それもこれも、私の不安に寄り添いながら、
娘を見守り続けてくださったスタッフのみなさま、
まめのめの母たち、子どもたちのおかげなのです。


さて、お泊りを終えた娘。
早く感想を聞きたい母をよそに、数日はそのことについて何も語らず…。
でも、ある日ポツポツと語り始めました。

娘:「お母さんはお泊りがいつか知らないの?」
(やっぱり、そこだよなぁ〜、ごめんよ〜、と思いながら)

母:「いや、ごめんね。よく知らなかったんだ…」
(…うっ!またもや、ごめんよ〜!)

娘:「畑のお泊りは嫌だ。寝るのに畳しかなく、枕は座布団だし。」
(いつもは、座布団でゴロゴロしているくせに…)

母:「あれ?ごはんおいしかったって言ってなかったっけ?」

娘:「美味しいとは言ったけど楽しいことは言ってない。」
(お〜なかなか生意気なこと言うようになったもんだ)

母:「でも大地沢のお泊りが秋にあるんだけど…」

娘:「いつ?明日?」
(いやいや、夏休みが終わって当分先だって…)

娘:「お布団はある?」
(えっ、そこ??)

母:「きっとあるよ」

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そんな会話でした。
でも、確実に娘の自信のひとつになっている感じがします。

後日…、

 「おばあちゃん、私お泊りできたんだよ。」

と祖母に自慢していましたから。
そして、次回のお泊りは、ちゃんと娘にお泊りのことを伝えて、
娘の気持ちを受けとめながら、送り出そう!
…と密かに決意する私でした。


>>>このブログを書いた人
まめのめ母ちゃん『S子』
ざりがに(年中)女の子のお母さん。
最近は、野草や夏野菜を使った料理を親子で楽しんでいます♪


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Posted by まめのめ at 14:52 | 親のつぶやき | この記事のURL | コメント(0)
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