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4月入園の母、ゆうきちゃんのつぶやき。[2016年06月14日(Tue)]
こんにちは。
この4月からまめのめに娘のひーちゃんが
通い始めたまめのめ母のゆうきです。

今回は、まめのめとの出会いについて
あれこれ思い出してお伝えしようと思います。

きっかけは、ひーちゃんの幼稚園を
どうしようかなと思ったことでした。

とにかくやんちゃで好奇心と気の強さは人一倍のひーちゃん。
彼女が楽しく通えて、私達親も安心してお任せできるところは
まめのめ以外には思いつかず…(笑)

こんなドタバタ親子でも
どーんと大きく受け止めてくれるなかだの森に通ううちに、
まめのめで思う存分遊べる3年間は彼女にとって
最高のプレゼントになるんじゃないかと思ったのです。

ただ

雨の日も雪の日も外ですごす体力が娘にあるんだろうか、とか

一日中遊び、それをスタッフに見守ってもらうだけで
子どもの成長は保証されるのか、とか

保育スタッフは保育士?どんな存在?とか

気になることはいくつかありました。

森でひろみさんに直接話を聞いてもらい、
見学をさせてもらえることになったのが去年の6月のこと。

集合場所の畑に到着すると、
さっき収穫して茹でたばかりという枝豆と
ズッキーニとトマト(こちらも採れたて)の
炒めものがお出迎えしてくれました。

初めての場所でモジモジしていたひーちゃんですが、
こんなおいしそうなものを目の前に出されて
だまってはいられません。

まめのめのお友だちから
そーっと枝豆をうけとるとムシャムシャ。

だんだん自ら皿や鍋に手を伸ばしだし、
ムシャムシャパクパク。
なくなるまで食べ続けたひーちゃん、
お腹が満たされた後は気持ちもウキウキ。
自然とみんなの輪の中へ入り、
お友達と手を繋いでごあいさつをするまで
リラックスできたのです。

そして、この日のメインの活動タケノコ掘りへ。
タケノコ掘りの場所となった緑地は結構な急斜面の竹やぶ。
KIMG0791_R.JPG

ここを登るのか〜!と驚く私を置いて、
ガシガシ登っていくまめのめの子どもたちとスタッフ。
あっという間に周りの人たちが散ってしまい
私がキョトンとしていると、ひーちゃんも後について
竹やぶを登りはじめてるじゃないですか。

おーい、待ってくれい!
と必死になって後を追いました。

高い場所に登るのも
ダッシュで母から逃げるのも大好きなひーちゃんですが、
さすがに竹やぶの中では少し進んではこけるを繰り返し、
それを支えながら登る私も足元の悪さに四苦八苦、
2人してちっとも前に進めません。

まめのめの子どもたちの
運動能力に驚きながらモタモタしていると、
そんな私達を気にして年長のYちゃんが
そばに寄ってきてくれました。

「ここのところを通るといいよ」

と藪の中通りやすいルートを教えてくれて、
なんとも頼もしく感じました。
彼女も一緒に、
道なき斜面のやぶをかきわけ一歩ずつ前に進む探検は、
たけのこどころではなく登り降りだけで精一杯。

でも、やぶを抜け出た後は
とってもすがすがしい気持ちになりました。

その後、
青空の下でみんなと食べるお弁当はとってもおいしかったなぁ…。
食後も子どもたちは緑地のあちこちに散って行きました。

私たちは4月に入園してまだ不安そうな感じの残る年少Yちゃんと
一緒にお弁当食べたこともあり、
そのまま一緒に出掛けてみることにしました。

歩きながら周りを見ると、
さっき消えていった子どもたちが
夢中になって遊んでいる姿があちこちに…。
KIMG0797_R.JPG

沢ガニを仲間と相談しながら捕まえようと頑張っていたり
お花を摘んで手にしながらおしゃべりしていたり

保育スタッフと共にずっと奥に探検に出掛けていった
年長さんの集まりが遠くに見えて、
「おおーい!!」と私達に手を振ってくれました。

それぞれのやりたいことを迷いなくやっている子どもたちと、
それを温かく見守るスタッフさんたち、
そしてひろーい自然の中に囲まれて、
ひーちゃんだけなく大人の私も、
目一杯遊ぶ楽しさを堪能させてもらった一日となりました。

東京で子どもたちが
こんな毎日を過ごしていることにまず驚きました。
スタッフの方々の準備やこれまでに至る経緯を思うと、
その熱意と努力の大きさを感じずにはいられませんでした。

まなざしのスタッフの方が発信するなかだの森通信やブログなどで、
そういったスタッフの思いに触れてはいましたが、
まめのめの活動を目の当たりにして、
これはすごいというリスペクトの思いでいっぱいになりました。

そして、
ひーちゃんがまめのめで笑顔で遊ぶ姿が
私のイメージの中に広がっていったのです。

兄の幼稚園とは違うところだけれど、
きっとひーちゃんが楽しんで過ごせるだろうという思いは、
その後なかだの森に通ううち確信に変わりました。

なかだの森だけでなく、
なかだの森で活動している野外親子サークルはだかんぼうにも
縁あって半年間参加したのですが、
他の子も一緒にみんなで見守ろうという母たちの姿勢や、
母も親という立場を超え腹をわって話し合える関係作りを
大切にしているところに共感し、
自分の気持ちが開いてさえいれば、
子どもだけじゃなく大人にとってもステキな居場所に
なるところなんだと改めて感じました。

そして4月。ついにひーちゃんがまめのめへ入園。

体のあちこちに小さな擦り傷と、
真っ黒になった洋服と、
からっぽのお弁当箱を毎日おみやげにして帰ってきます。

摘んだお花や拾った小石はもちろん、
季節の味を楽しめるよもぎや木の実のおみやげもあります。
KIMG0789_R.JPG

あの日の午後一緒に歩いたYちゃんはすっかり頼もしく成長していて、
今ではひーちゃんの大好きなお姉さんの一人です。

現地解散の後そのまま遊んだり、
帰宅後ひーちゃんの止まらないおしゃべりを聞きながら
毎日どんな活動をしてるのか垣間見て私も楽しんでいます。

そして、まめのめ母たちは温かくてエネルギッシュ!
母たちの新入園メンバーのフォローもとても手厚くて、
親子共々すぐになじむことができました。

友達というより仲間にさせてもらった喜びをかみしめながら、
これからもまめのめ生活を楽しんでいこうと思います。

(ゆうき)

ゆうきちゃんの個人ブログにも、
まめのめ母としての日常が載っています。ぜひぜひご覧ください。
http://ameblo.jp/yuukikarakara/

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その姿を見て「いいね」という輪が広がってくれれば…。

まめのめの子どもたちだけでなく…、
子どもたちが、とことんあそぶ姿をあたたかいまなざしで
見守るおとなが増えると信じています。

そんな願いを込めて。
わたしたちは、みなさんに応援をお願いしたいのです。
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Posted by まめのめ at 15:57 | 親のつぶやき | この記事のURL | コメント(0)
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