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味覚[2014年10月11日(Sat)]
お久しぶりです。なんだかんだいって、暑かった夏が過ぎ、風はさわやか。

朝晩の冷え込み、空の色が秋の気配を色濃くしてきました。


9月から、新入園児2名を迎え、総勢33名のまめのめになりました。夏を過ぎて、一回り大きくなった子どもたちは友達に囲まれ、よりいっそう生き生きと輝いています。


さて、秋といえば、、味覚の秋。ええ、もちろん。食べるの大好きな「まめのめ」ですから。

秋の味覚の代表格、、栗!

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集合場所にさせてもらっている栗林の栗は販売してるので、勝手には食べれません。子どもたちは落ちている栗をせっせと拾います。せっせとイガも集めます。そして、規格外の栗を焼き栗にしたり、茹で栗にしてりして、これから長いこと味わっていきます。

ああ、おいしい。


そして、今年は豊漁らしいさんま。さんまを炭火焼でじっくり。二人組になって大きい子が小さい子に分けてあげます。もう〜その美味しさったら!しばらく口の中が幸せでした。

ああ、美味しい。

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ここまでは一般的ですね。


そして、「まめのめ」では、お馴染みになっている秋の味覚。

イナゴちゃん!

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田んぼに集合し、せっせとイナゴを捕るのは、子どもはもちろんですが大人が一生懸命。なぜって、『今日はイナゴを食べる!』と決めたからです。

9月から新しくスタッフに入ってくれたYきんこ(女子)。イナゴは初体験だったらしく、「え〜?ほんとに食べるの〜Yはいいよ。。」と、食べることに戸惑っていました。

付け加えておきますが、イナゴは美味しいです。生のままさばき、炒って醤油と砂糖で味付け。いわゆる佃煮の味です。それを橋の下でガスコンロで調理するまめのめスタッフ。そして、彼女は勇気を出して食べていました。まるで、テレビでアマゾンに行ったレポーターが現地の食事を恐る恐る食べるように。。

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いや、おんなじ日本だし!東京だし!

ですが、それほどまでに「まめのめ」と外の世界はギャップがあるのかもしれません。


つい、先日、ザリガニパーティーもやりました。パーティーですから食べます。食べる為に捕るのです。およそ30匹。大型インテリア店でやっていることを聞き、まめのめでもやれる!と思った私。やりたいことを実行に移さねば!

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ザリガニはその日のうちに、泥抜きをし、茹でてさばいて、マヨネーズをかけて、トースターでチン♪ザリガニの黄金焼きでございます。これがまためちゃくちゃ美味しい!

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こんな会話もありました。

ザリガニを真剣にさばいている大人の横に子どもがちょろちょろ。黄金焼きにはしないはさみの部分を子ども達がほじほじ食べ始め、時刻は帰りの時間。

「帰りたいなぁー…」(母)

「ざりがに食べたいの!」(Sちゃん)(大泣き)

「じゃあ、はさみだけ食べて自転車でかえろ!」

「ザリガニ食べたいー!!」(やっぱり大泣き)

面白くて、つい、ぷぷっと笑ってしまいした。それほどまでに食べたいのね。だって美味しそうにみんなが食べてるもんね。


しかし、友達にザリガニパーティーのことを話すと冷ややかな反応。。

あれあれ?

世間ってそうなの…?

「まめのめ」の中にいると普通のことは、世間では普通ではないのかしら?



最近、ひろみんは「まめのめって食べることばっかりじゃなーい?!」と言っております。

それを聞くたびに私は、Gくんの母の言葉を思い出すのです。

「(我が子を見てると)生きるために食べてるんじゃなくて、食べるために生きてるんじゃないかと思うときがある。」

その時はワハハと笑い話で終わったのですが、後からじわじわと、その言葉がまめのめにしっくりくるなぁと感じているのです。

食べることは生きることの基本ですから。美味しいものを感じられない、美味しいものに貪欲ではない現代人はもったいないのではないかと思うのです。

今、食べておいしいもの、たくさん食べれるもの、それを毎日味わって生きるのが本来の子ども、いや人間なのだと思います。


自分たちの手で食べれるものはとりあえず食べてみる。それって、今では贅沢なのかもしれません。
だからこそ、本来の身近な食べ物を美味しくいただける食環境に感謝致します。母たちの協力なしでは実現できませんから。


これからも色々な食べ物が旬になってきます。食に貪欲なまめのめでいきたいと思います!


あい

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