お誕生会 [2012年05月22日(Tue)]
「まめのめ」のお誕生会は
その子の産まれた時のお話を
お母さんが、みんなの前でお話してくれることになっています
先日は「まめのめ」に入ったばかりのAかちゃんの4歳のお誕生会でした
その時に
おかあさんのR子ちゃんが用意してくれたお話が
とても素敵で心にしみました
子どもたちは、産まれた時のお話が大好き
ひとりひとりにドラマがあって
お母さんたちが少し緊張気味に話してくれるお話を
いつも真剣に聞いています
お母さんたちは
うれしそうに、恥ずかしそうに、照れくさそうに
そして時には、うれし涙を流しながら
一生懸命、その時のこと、その時の気持ちを
伝えてくれます
そのお母さんたちの雰囲気をまるごと受け止めている子ども達
みんなが大きくなったとき
もう一度聞かせてあげたい
そんな、素敵な時間です
今回、R子ちゃんがお話を文章におこしてくれたので
ここで、ご紹介します
Aかが生まれたのは、春の季節です
パンジーや、チューリップ・・・菜の花にサクラ
町のあちらこちらで、たくさんの花が咲き
小さくて、可愛い、黄色や白の蝶々が飛んだり
うぐいすや、他の小鳥達が、それはそれはとても綺麗な声で
まるで歌うように鳴いています

「もうすぐ生まれるヨ。」
Aかが、ママの、お腹の中を、ちっちゃな足で蹴ったり、動き回ったりしながら
「ワタシ、元気だよ〜」って教えてくれます
ママは、赤ちゃんを産むのは初めてだったけれど
そんな風に、春の季節の、優しい雰囲気のおかげで
不安を感じる事なく、ゆったりとした、おだやかな気持ちで
赤ちゃんを産むための、心の準備が出来ました
さて、いざ、いよいよ生まれてくるぞ!
という時の話に少しずつ移っていきますね
赤ちゃんを産む事を「出産」と言いますが
出産をすると、ママは、パパを一人お家に残して
生まれたばかりの赤ちゃんと一緒に
じいじや、ばぁばの家で、しばらくの間、過ごしたりします
赤ちゃんを産むという大仕事を した後だから
なるべく、体に無理をさせないようにする為です
洗濯や掃除、食事の準備などは、じいじや、ばぁばに、安心して任せ
新米ママは、慣れないながらも
不安や、楽しい気分の入り混じった中
一生懸命、ミルクを作ったり、オムツを替えたり、おふろに入れたり
泣いた時は、あやしたり・・・と、あれこれ、忙しく、赤ちゃんのお世話をします
そういうわけで、しばらくは、ママと生まれてくる赤ちゃんは
パパとは、別の家での生活です
ママは、パパが一人の時にも困らないように
病院に入る前の数日間、家の中を、念入りに、清潔に!
掃除したり、簡単に食べれる食べ物の準備をしたり
毎日、夜遅くまで頑張りました
ある日の明け方、まだ空に、お日さまの姿がない 暗い時間
破水と言って
「この世に生まれ出ていく準備が出来たよ〜」っていう事が判る合図を
お腹の中から、赤ちゃんが、送ってくれました
ママは、病院に電話を1本かけてから
パパの運転する車で、産婦人科という赤ちゃんを産む為の病院に向かいました
今までに感じた事のない強い痛みが
ジンジンジンジン〜何分かごとに、お腹にやってきましたが(これを、陣痛と言います。)
ママは、もうすぐ赤ちゃんに会えるという、楽しみと喜びで
その痛みも、頑張って我慢しました
何時間かが過ぎて、いよいよ分娩室(ぶんべんしつ)という
赤ちゃんを産む為の部屋の特別なベッドに寝かされました
その頃からです。これから、お腹の中の赤ちゃんと力を合わせて
一緒に初めての共同作業を、しなくてはならないのに・・・、
なんと一世一代の、その大舞台で、ママは、眠たくなってしまったのです
「なに眠っているの!」
「ほらっ、しっかりして!」
「ちゃんと、目を、あけなさい!!」
「ほらっ、起きて!! 産む気あるの!!?」
助産婦さん達が、口々に叱咤激励をします。
(叱咤激励というのは、怒りながらも、頑張りなさい・・・って、励ます事です。)
『あぁぁあ〜、もうっ、毎日、夜遅くまで、あんなに、あれこれと頑張って、
家の用事なんかするんじゃなかった。』
睡魔が襲う中、ママは、ぼんやりと反省しました
(睡魔に襲われる〜というのは眠くて眠くて仕方がない事を、そんな風に言います。)
けれど、今更どうしようもありません。それに、眠いながらも、痛さは、しっかりと感じます。
「痛い、いたーい!!」・・・って、ついつい大きな声が出てしまいます。
「何言ってるの! 赤ちゃんを産む時の本当の痛みは、そんなもんじゃないわよ!!」
(あなたの場合は、眠さが前面に出て、痛みの感じ方にベールがかかっているから、
そんな程度なら、大した事ないでしょ!?という見解みたいです。)
結局、そんな風に、ママは眠くて眠くて、頑張りが足らなく
Aかは、ママの力を借りれないまま
自分の力を振り絞り、ものすごぉく頑張って、最後には、お医者さんの力を少し借りて・・・
(ひっぱり出して貰って)生まれてきたのです。
「この場を借りて、謝ります・・・。Aか、あの時は、頑張ったね。お疲れ様
それと、ママ、頑張れなくて、Aかひとりで頑張らせてしまって・・・ゴメンね。」
日時は、4月○日○曜日 午後4時7分 重さは、3430g(やや大きめの赤ちゃん)でした
分娩室にいる間、ママは、結局、助産婦さん達に、怒られっぱなしでした。
眠そうなママの様子を見て「寝産ね・・・」とも言っていました。
(ネザンのネは寝るの寝・・・の漢字を使うのだと、勝手に想像していますが、おそらく、
本来指し示す言葉の意味とは違った意味合いで、言っていたみたいです。)
これが、Aかが生まれてきた時の様子です。
(今となっては、なんだか、笑い話です。)
それから、じぃじ・ばぁばの家に行くまで、赤ちゃんを産んでから何日間かは、
生まれたばかりの赤ちゃんのお世話のお勉強と
お母さんの身体を休める為、まだ少しの間、病院での生活です。
病院の食堂の窓からは、暑くもなく寒くもない、さわやかな風が、そよそよ そ〜っと
入ってきて、ママの頬と、お産で疲れたカラダを、気持ちよく撫でていきました。
また、少し遠くには、桜並木が見え、薄桃色の花びらが、ハラハラと優しく舞う姿が、
目を楽しませてくれました。
赤ちゃんは、今は、少し大きくなって、今年の春に、4歳になりました。
Aかという名前は、パパが付けたのですが、春を想わせる漢字が使われていて、
その事は、ママも、とても嬉しかったので、すぐに賛成しました。
喋れるようになった今では、ママの事を「マーちゃん」とか「ママちゃん」とか呼び、
ママは、Aかの事を「○○○」って呼んだり、「Aーちゃん」って言ったりしています。
☆〜おしまい〜☆
R子ちゃん、素敵なお話ありがとう!
これからも、みんなといっしょにかけがえのない大切な時間を重ねていきましょうね!
hiromin
その子の産まれた時のお話を
お母さんが、みんなの前でお話してくれることになっています
先日は「まめのめ」に入ったばかりのAかちゃんの4歳のお誕生会でした
その時に
おかあさんのR子ちゃんが用意してくれたお話が
とても素敵で心にしみました
子どもたちは、産まれた時のお話が大好き
ひとりひとりにドラマがあって
お母さんたちが少し緊張気味に話してくれるお話を
いつも真剣に聞いています
お母さんたちは
うれしそうに、恥ずかしそうに、照れくさそうに
そして時には、うれし涙を流しながら
一生懸命、その時のこと、その時の気持ちを
伝えてくれます
そのお母さんたちの雰囲気をまるごと受け止めている子ども達
みんなが大きくなったとき
もう一度聞かせてあげたい
そんな、素敵な時間です
今回、R子ちゃんがお話を文章におこしてくれたので
ここで、ご紹介します
Aかが生まれたのは、春の季節です
パンジーや、チューリップ・・・菜の花にサクラ
町のあちらこちらで、たくさんの花が咲き
小さくて、可愛い、黄色や白の蝶々が飛んだり
うぐいすや、他の小鳥達が、それはそれはとても綺麗な声で
まるで歌うように鳴いています
「もうすぐ生まれるヨ。」
Aかが、ママの、お腹の中を、ちっちゃな足で蹴ったり、動き回ったりしながら
「ワタシ、元気だよ〜」って教えてくれます
ママは、赤ちゃんを産むのは初めてだったけれど
そんな風に、春の季節の、優しい雰囲気のおかげで
不安を感じる事なく、ゆったりとした、おだやかな気持ちで
赤ちゃんを産むための、心の準備が出来ました
さて、いざ、いよいよ生まれてくるぞ!
という時の話に少しずつ移っていきますね
赤ちゃんを産む事を「出産」と言いますが
出産をすると、ママは、パパを一人お家に残して
生まれたばかりの赤ちゃんと一緒に
じいじや、ばぁばの家で、しばらくの間、過ごしたりします
赤ちゃんを産むという大仕事を した後だから
なるべく、体に無理をさせないようにする為です
洗濯や掃除、食事の準備などは、じいじや、ばぁばに、安心して任せ
新米ママは、慣れないながらも
不安や、楽しい気分の入り混じった中
一生懸命、ミルクを作ったり、オムツを替えたり、おふろに入れたり
泣いた時は、あやしたり・・・と、あれこれ、忙しく、赤ちゃんのお世話をします
そういうわけで、しばらくは、ママと生まれてくる赤ちゃんは
パパとは、別の家での生活です
ママは、パパが一人の時にも困らないように
病院に入る前の数日間、家の中を、念入りに、清潔に!
掃除したり、簡単に食べれる食べ物の準備をしたり
毎日、夜遅くまで頑張りました
ある日の明け方、まだ空に、お日さまの姿がない 暗い時間
破水と言って
「この世に生まれ出ていく準備が出来たよ〜」っていう事が判る合図を
お腹の中から、赤ちゃんが、送ってくれました
ママは、病院に電話を1本かけてから
パパの運転する車で、産婦人科という赤ちゃんを産む為の病院に向かいました
今までに感じた事のない強い痛みが
ジンジンジンジン〜何分かごとに、お腹にやってきましたが(これを、陣痛と言います。)
ママは、もうすぐ赤ちゃんに会えるという、楽しみと喜びで
その痛みも、頑張って我慢しました
何時間かが過ぎて、いよいよ分娩室(ぶんべんしつ)という
赤ちゃんを産む為の部屋の特別なベッドに寝かされました
その頃からです。これから、お腹の中の赤ちゃんと力を合わせて
一緒に初めての共同作業を、しなくてはならないのに・・・、
なんと一世一代の、その大舞台で、ママは、眠たくなってしまったのです
「なに眠っているの!」
「ほらっ、しっかりして!」
「ちゃんと、目を、あけなさい!!」
「ほらっ、起きて!! 産む気あるの!!?」
助産婦さん達が、口々に叱咤激励をします。
(叱咤激励というのは、怒りながらも、頑張りなさい・・・って、励ます事です。)
『あぁぁあ〜、もうっ、毎日、夜遅くまで、あんなに、あれこれと頑張って、
家の用事なんかするんじゃなかった。』
睡魔が襲う中、ママは、ぼんやりと反省しました
(睡魔に襲われる〜というのは眠くて眠くて仕方がない事を、そんな風に言います。)
けれど、今更どうしようもありません。それに、眠いながらも、痛さは、しっかりと感じます。
「痛い、いたーい!!」・・・って、ついつい大きな声が出てしまいます。
「何言ってるの! 赤ちゃんを産む時の本当の痛みは、そんなもんじゃないわよ!!」
(あなたの場合は、眠さが前面に出て、痛みの感じ方にベールがかかっているから、
そんな程度なら、大した事ないでしょ!?という見解みたいです。)
結局、そんな風に、ママは眠くて眠くて、頑張りが足らなく
Aかは、ママの力を借りれないまま
自分の力を振り絞り、ものすごぉく頑張って、最後には、お医者さんの力を少し借りて・・・
(ひっぱり出して貰って)生まれてきたのです。
「この場を借りて、謝ります・・・。Aか、あの時は、頑張ったね。お疲れ様
それと、ママ、頑張れなくて、Aかひとりで頑張らせてしまって・・・ゴメンね。」
日時は、4月○日○曜日 午後4時7分 重さは、3430g(やや大きめの赤ちゃん)でした
分娩室にいる間、ママは、結局、助産婦さん達に、怒られっぱなしでした。
眠そうなママの様子を見て「寝産ね・・・」とも言っていました。
(ネザンのネは寝るの寝・・・の漢字を使うのだと、勝手に想像していますが、おそらく、
本来指し示す言葉の意味とは違った意味合いで、言っていたみたいです。)
これが、Aかが生まれてきた時の様子です。
(今となっては、なんだか、笑い話です。)
それから、じぃじ・ばぁばの家に行くまで、赤ちゃんを産んでから何日間かは、
生まれたばかりの赤ちゃんのお世話のお勉強と
お母さんの身体を休める為、まだ少しの間、病院での生活です。
病院の食堂の窓からは、暑くもなく寒くもない、さわやかな風が、そよそよ そ〜っと
入ってきて、ママの頬と、お産で疲れたカラダを、気持ちよく撫でていきました。
また、少し遠くには、桜並木が見え、薄桃色の花びらが、ハラハラと優しく舞う姿が、
目を楽しませてくれました。
赤ちゃんは、今は、少し大きくなって、今年の春に、4歳になりました。
Aかという名前は、パパが付けたのですが、春を想わせる漢字が使われていて、
その事は、ママも、とても嬉しかったので、すぐに賛成しました。
喋れるようになった今では、ママの事を「マーちゃん」とか「ママちゃん」とか呼び、
ママは、Aかの事を「○○○」って呼んだり、「Aーちゃん」って言ったりしています。
☆〜おしまい〜☆
R子ちゃん、素敵なお話ありがとう!
これからも、みんなといっしょにかけがえのない大切な時間を重ねていきましょうね!
hiromin



