漁船の事故
[2008年02月26日(Tue)]
海の事故を防ぐ目的で活動している海上保安庁の外郭団体、日本海難防止協会から、会報の「海と安全」春号が送られてきた。いみじくも漁船の事故に関する特集号だった。
船舶の事故では漁船の事故が最も多く、海難審判庁の判例によれば海難事故の原因は@見張り不十分、A居眠り、B機関整備、C航法不遵守、D指揮監督不十分などの順になっている。全船舶の衝突事故の原因で見れば892件中、565件(63%)は見張り不十分とある。レーダーなどの航海計器がどんなに発達しても「衝突防止は見張りが基本」といわれる所以でしょう。
今回のイージス艦と漁船の衝突事故も護衛艦側の気の緩みによる見張り不十分との指摘もある。
一方で漁師は作業の邪魔になることなどからライフジャケットの着用率が極めて低く、海中転落の事故も少なくない。そんな問題を受け、省令が改正され、08年4月から1人乗り漁船は救命胴衣着用が義務化される予定です。
船舶の事故では漁船の事故が最も多く、海難審判庁の判例によれば海難事故の原因は@見張り不十分、A居眠り、B機関整備、C航法不遵守、D指揮監督不十分などの順になっている。全船舶の衝突事故の原因で見れば892件中、565件(63%)は見張り不十分とある。レーダーなどの航海計器がどんなに発達しても「衝突防止は見張りが基本」といわれる所以でしょう。
今回のイージス艦と漁船の衝突事故も護衛艦側の気の緩みによる見張り不十分との指摘もある。
一方で漁師は作業の邪魔になることなどからライフジャケットの着用率が極めて低く、海中転落の事故も少なくない。そんな問題を受け、省令が改正され、08年4月から1人乗り漁船は救命胴衣着用が義務化される予定です。